K6への取付とMIDLAND BT MINIのレビュー | 生駒のバイク乗り

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友だちが少ないほうなので近場のバイク仲間が増えるようにと地元を意識したタイトルに変更しました。

K6にインカムを付けたので、簡単にレポートしておく。

 

今回付けるインカムはMIDLANDのBT MINIだ。

 

 

まずスピーカーの位置であるが、K6はインカム用の穴が用意されているので迷うことはない。

 

 

ちゃんとコードの出口まで溝が掘ってあり、ケーブリングも楽にできるようになっている。

 

マイクの位置が少し難しく、K6は口の前のスペースに余裕がないので少し横にズラすことになる。

 

そうして試行錯誤しているとチークパッド間に挟んでしまうのが一番スッキリすることがわかった。

 

 

BT MINIの本体取付キットはヘルメットに貼るタイプしかない。

 

K6に付けようとすると、下の方はカーブがキツイのでこの辺りになる。

 

 

コネクターはUSBのタイプCだ。

 

スマホがタイプCなので、ケーブルが共通で使えることはとても嬉しい。

 

このUSBポートでマイクとスピーカーと電源供給を兼ねている。

 

マイクとスピーカーのケーブルと電源コードは別になっているので、充電しながら使用するということは、できないことになっている。


またこのコネクターには少し工夫があって、前のBT X2 FMだと、本体を外すとケーブルがブラブラして収まりが利かなかった。

 

 

それがBT MINIはコネクター側に、ステーに引っ掛ける突起があって、ブラブラしないようになってる。

 

 

 

ついでにインカムのレビューもしておく。

 

BT MINIにはフォーンモードもインターカムモードもない。

 

それはBluetooth機器が1つしか繋がらないからだ。

 

つまりインカムを繋げて会話することも可能なのだが、インカムを登録するとスマホの登録はできないのだ。

 

なので実質はインカムを繋いで会話することはできないと思った方がいいだろう。

 

ボタンの操作感であるが、ボタンは3つしかなく、最初は慣れが必要であったが、グローブをしていても押し間違えることはなくなった。

 

スピーカーの音質であるが、高音のシンバルのチャカチヤカ音がしっかりとよく聞こえるのでとてもい良いと思う。

 

しかし低音はほとんど感じられない。

 

これはスピーカーが耳と離れているからだと思う。

 

スピーカーの厚さが5ミリととても薄いため、耳との間に空間ができてしまっている。

 

仮にヘルメットから外して耳にくっつけると低音が感じられた。

 

10ミリくらいあれば良かったのだが、それは贅沢というものだろう。

 

しかし外の音がよく聞こえるので、安全性をとるならばこちらの方が良いともいえる。

 

特に排気音がはっきり聞こえるので、バイク乗りは低音がない分は排気音で十分だと思う。

 

次に音声認識機能についてもレビューしておく。

 

普通スマホに「OK Google」としゃべるとGoogleアシスタントが起動する。

 

しかし従来のインカムでフォーンモードにして「OK Google」としゃべってもGoogleアシスタントは起動しない。

 

それはスマホ本体に対して話すBluetoothのプロトコルがないからだ。

 

BT MINIはコントロールボタンをダブルクリックするとGoogleアシスタントが起動しリクエストに応えてくれる。

 

しかしここに問題があった。

 

スクリーンロックしていると効かないのだ。

 

つまりコントロールボタンをダブルクリックするときはスクリーンロックを解除しておかなければならない。

 

もしかしたら設定でなんとかできるかもしれないが、これはなんとかして欲しいものだ。

 

しかし起動すればあとは普通に使えるので便利であることは間違いない。

 

例えば「リトルグリーモンスターの音楽かけて」というと、スマホ内のリトグリの曲を流してくれる。

 

今後はこのようなことができるのがスタンダードになっていくと思う。