今日は朝から雨だったので、昨日走って汚れたバイクを掃除することにした。
K27の頃からボディーにはプレクサスを使っている。
同じような汚れ落とし、艶出し、コーティング材はあるが、プレクサスはひとつ抜きん出いると思う。
元々プレクサスは、戦闘機のキャノピー(強化プラスチック)をクリアに保つため開発されたプラスチック専用整備品だ。
しかしアルコールや研磨剤は含んでいないので、プラスティック以外のどこにでも使える。
また耐熱温度が1400℃もあるので、マフラーを含めボディー全体に使えるのが大きな特徴だ。
ここまで使える製品は他にないと思う。
マフラーへは耐熱ワックスの代わりに使っている。
エンジンの下にある湯たんぽのようなチャンバーもプレクサスで磨く。
その他、パーツの清掃にも気を使っている。
細かい隙間へは幅の狭いブラシが必要。
モノサスのバネの隙間はボトルの底洗いがちょうど良い。
ホイールの軸は手が届かないので、このような柄の付いたモップで磨く。
ナンバープレートの後ろは、隙間に入った泥を柔らかいブラシで落とす。
ラジエターの清掃は一番難しい。
よくラジエターガードをする人がいるが、VITPILENのような高熱を発するようなエンジンに対して、冷却能力を下げるよなことをしてはならないと思う。
VITPILEN701はフェンダーが短いので、モロに泥を巻き上げて、ラジエターはすぐにドロドロになってしまう。
コンプレッサーがあるなら、その風圧で飛ばせればいいのだが、こびりついた泥は中々取れない。
その泥を落とすのにタオルなんか使うと冷却フィンは簡単に曲がってしまう。
なのでフィンを傷付けないように、毛の細いブラシを水につけて、なでるように隙間に沿って汚れを落とすしかない。
半年に1回くらいはエアーダスターで隙間の埃を飛ばそうと思う。
ブレーキキャリパーはブレーキダストがこびりつくまでに綺麗にしておかなければならない。
ここは中性洗剤を使う。
裏を掃除するのはめちゃ難しい。
MY2020モデルはスポークなので、これまた綺麗にするのが難しい。
一応スポークはステンレスなので錆びにくいとはいえ、メンテナンスを怠るとすぐに腐食する。
バイクを綺麗にしているかどうかは、足回りを見ろという。
一番汚れやすくて掃除しにくい場所だからだ。
だからここは特に神経を使って綺麗にするようにしている。
掃除はだいたい2時間くらいかけて行う。
乗った次の日はいつもこんな感じだ。
もう年なので、腰が痛くなる。