コミュニケーションのスタイルには4つあると言われています。
- 受動的コミュニケーションスタイル
- 攻撃的コミュニケーションスタイル
- 作為的コミュニケーションスタイル
- アサーティブコミュニケーションスタイル
攻撃的コミュニケーションスタイルはこちら
今回は
作為的コミュニケーションスタイルです。
英語でいうと
Passive-aggressive communication styleといいます。
Passiveと、Aggressive=「受動的」と「攻撃的」の両方の要素を持つスタイルです。
受動的スタイルのように、言いたいことを直接は言わないけれど、攻撃的スタイルのように、欲しい結果は手に入れます。
例えば
・約束によく遅れたり、忘れることが多く、いつもいろんな言い訳がある。
・ため息をついたり、困った顔、嫌な顔をしたりして、相手に悪いと思わせる。
・誰かの不満や文句を、直接本人ではなく別の人に話す。
このスタイルの特徴は英語でいうと
“I am not OK, and you are not OK.”
相手も自分も尊重していないスタイルです。
約束にいつも遅れてしまったり、忘れてしまうのは、
ほんとうに理由があるかもしれないし、仕方のないことかもしれません。
でも、心の中でラッキーだと思う場合は、
作為的コミュニケーションスタイルを選んでいるかもしれません。
私(Spark)は受動的コミュニケーションスタイルが主流でしたが
作為的になってしまうこともありました。
友達との約束に送れてしまったり、予定を忘れてしまったり
仕事の日に寝坊して遅刻することもよくありました。
決してラッキーだとは思っていませんでしたが、行きたくない誘いを断れなかったり、仕事の相談を同僚や上司にできなかったりして
余裕がなくなり、結果予定をすっぽかすことをやらかしていました。
作為的コミュニケーションスタイルは、ちょっとずるくみえますが
言いたいことをいわないで、自分の望んでいる結果を、ほんとうに得られているでしょうか?
実は違って、このスタイルを繰り返すと、
そのうち周りの人たちがだんだんとその行動パターンに気が付き
「あの人は信用できない」という印象がついて離れていきます。
結果、自分も相手も尊重していないスタイルといえます。
じゃあ、どうしたらいいの??
次回は
アサーティブコミュニケーションについて書いていきます。
相手も自分も尊重するWin-winを目指すコミュニケーションです。