1年前の今日はもう遅咲きの八重桜が・・ | きるろいの快刀乱麻を断つ

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温故知新 

主に近世日本と落語ネタを綴っていくことを目標にして開設。最近は食いもん系が多いです。2024年はちょっと慎重に動きます(`_´)ゞ

咲いていたんですよ。ソメイヨシノじゃないですよ、遅咲きの八重桜。

こちらは去年3月29日撮影の柏の葉キャンパス駅前ロータリー及び「ららぽーと柏の葉」前。

一見、紫木蓮のようにも見えるピンク色

八重です。


こちらはちょっと小ぶりの花びらで色も淡い。ですがこの時はもうソメイヨシノは散り始めていたのです。

花弁を観ると八重ではありません。

結局、品種は分かりませんでした。ひとくちに桜と言っても色々種類があるものです。


兼好法師の名言「花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは」

ならば私は、「花は桜、桜は染井吉野をのみ見るものかは」

もう3月末だというのに「春になったら〇〇したい」だとか「桜が咲いたら・・・」などという声を聞く。もうとっくに春ですよ。梅も咲いたし拙宅近所にはないけれど沈丁花も匂ってるはず。つまりソメイヨシノが咲かないと春が来た事にならないと考えている人の何と多いことよ。桜にしたって河津桜に代表される早咲きの桜は先月から咲いてるじゃないですか。


関東の人間として、もちろん江戸染井村発祥のソメイヨシノに愛着はあります。実際その淡い色が日本人に合う気がします。しかしそれは逆に、ソメイヨシノ至上主義みたくて物事を東京中心に考えている証拠のような気がするのです。そう思う私は東京にコンプレックスが強すぎるのか。


去年八重桜がこんなに近所で咲くのを知って感動しました。東京では若い頃に神宮外苑で見て初めて知った。その八重桜満開の外苑では瀬古さんがよく練習してたっけ。明日は天気が良いらしいからまた観に行ってみようか。あ、だからあれはソメイヨシノじゃないんだった。まだ咲いてないか😅


で、知らなかったのですが、八重桜というのは品種のことではなく「八重に咲く」桜の総称らしいのです。まぁ、総じて遅咲きなので八重桜と言えば私には遅咲きのイメージがあります。

河津桜に代表される早咲き、東京では代表的な染井吉野、そして遅咲きの八重桜と、桜は3度美味しいのです。


ソメイヨシノの開花宣言もそろそろ。しかし染井吉野の超人気スポットには行きたくないなぁ。混雑する所は病み上がり❤️‍🩹の身にはキツい。花見🌸は人見👩‍👩‍👧‍👧👨‍👨‍👧‍👦なんて言って気にしない知り合いがいたなぁ。おいらはダメだ。(←結局ソメイヨシノ贔屓かい⁉️🤣)爆弾