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想像すらしていなかった「警備員」の研修内容。3日目の今日の実技は正直面食らった。
基本動作ということで、自衛官や警察がやるような一糸乱れぬ「気をつけ」「休め」「敬礼」「右向け右」「回れ右」「左向け左」を号令とともにキビキビと合わせて行うのだ。足の開き45度。踵間隔20cm。広い！狭い！五指を離すな！視線は前！手をブラブラするな！教官たちの大きな声が響く。研修生4人。うまく行かない者のところに教官が来て手を添えて指導する。その度に私ではなかった、よかった。アッ、今度は私だ。苦笑い。。。その瞬間。「笑うな！失敗しても苦笑いなどするな！間違えても堂々としていろ！苦笑いするのは一番みっともない！」
大きな声で「はい！」
私のイメージはこうだった↓
いゃ〜。厳しい。法的には特別な権限はないとする警備員だが、もともと警察を補完する意味合いで誕生した性格上警備業法によりこうした研修が義務付けられている。
会社によって厳しさの違いがあるかもしれないが、今日の教官は海上自衛隊35年勤務の方。それでも私は高齢を考慮され大目に見られたような気がする。
まあ、実際警備場所によっては、そうした極度の緊張感を持たねばならぬところもあるのだろう。
私の勤務する種子島はどうだろうか？
3年以上も自由気ままな旅をしてきた私は、こんな正反対の世界でやっていけるのだろうか？
だいたい、旗に敬礼するなんてしたくはない。。けど、今は従うしかない。。
寮に戻って静かに自主練。。来週、会社の重役の前で発表会があるという。
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