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甘くみすぎた。考えてみればこの旅初めての山小屋泊。自転車を離れた宿泊だから背負う荷物を厳選した。まず食料類。パン類、カップ飯など4食分にお菓子、ゼリー飲料。携帯ガスバーナーにコッヘル(小鍋)、ガスボンベ。寝具類は迷ったが、インナーシュラフ(袋状シーツのようなもの)とシュラフカバー(シュラフ用レインウエアのようなもの)のみ。シュラフは嵩張るので携行しなかった。雨は、まず降らない予報だが念のためレインウエア上下。ウォーキングポールに充電用バッテリー、衣類を少しに薬品類少々。それと腹巻き。。
これでナップザックはパンパン状態。

寝る時のマットは、前日なしでもいけることを体験し携帯せず。
高塚小屋は、覚悟してたイメージよりずっと新しく綺麗だった。






1階2階ともに5人ずつ寝るスペースがあり、私は一階の4人目だった。他の3人は宮ノ浦岳という最南端の百名山(など?)を登ってきて下山途中の宿泊だ。小屋の付近にもテントをはるカップル、東屋でシュラフ寝?のグループは5〜6人?小屋の空きは2人だけだったのでみんなで近くの四阿(あずまや)泊まりを決めたのだろう。そのおかげで私は高塚小屋に泊まれたのだ。

グループのうちの2人が小屋を利用してたら私はアウトだったのだ。

第2高塚小屋は更に1時間歩かねばならなかったから泊まるスペースがあり本当に助かった。

朝の出発前は、「無人の避難小屋で泊まる人はいても3〜4人だろう」と何の根拠もなく考えていた。

山慣れしてそうな重装備の方たちの中、たいした荷物もなくシュラフも持たない私は、完璧場違いな思い。それでも、お湯を沸かし、カップ飯をすすり、彼らが小声で話す山の話に時々首を突っ込んだり。

18時ごろ外に出るとひんやり空気。電波は届かない。薄暗い中、縄文杉への道経由のルートの状態を聞いてきた彼は、初めて本格的な登山をし、初めて山小屋に泊まる(2階)という30歳前後のおとなしめの方。そのままその方と外で30分ほど。私は、自転車で回ってることすら話さず、不安そうな彼の話に相槌を打っていた。

戻るとみなさんもう寝袋へ。私は上下レインウエア

の下に着れるだけ着込みインナーシュラフにシュラフカバーに身体を入れる。

うん、なかなか行けそう。温かいぞ。。

小声もやみ、やがて寝息の音が聞こえてくる。

私も深い眠りについた。


むっ!寒い。深夜0時。身体をまるめる。腰骨、膝の横骨が床にあたり痛い。身体全体がひんやり。音を立てぬよう、インナーシュラフの中で手足をこすりまくったり、手足の指を動かして血行を促進させたり。。やばいなあ。たいした効果ないなあ。

本当にピンチになったら両隣の人に密着してもらうかなどと考え、静かに外へ。

正しいかどうかはわからないがとにかく身体を温めないと。。真夜中の山中で筋肉痛をほぐすように「ストレッチ」。ほぐれてきたら「その場歩き」「その場ジョギング」「両腕を激しく振ってその場走り」と負荷を少しずつ強めた。10〜15分ほど。だいぶホカホカになってきた。

小屋に戻りインナーシュラフ、シュラフカバーに潜り込む。それと同時に「和菓子ミックス詰め合わせ」を手探りで探し当てながらムシャムシャ。

甘いのを時間をかけて10個くらい食べた。あいまに森永ミルクキャラメルを。骨の当たるところにはタオルを畳んで敷いて痛さも解消。

そんなこんなでどうにか寒さを乗り切り一定の睡眠も確保。。

山男の朝は早い。5時前には起き6時には出発して行った。


↑シャキッとしてるでしょ!

両隣の方、お二人とも御歳75才。綿密な計画と慎重さで年齢をカバーして今回も2000m近い山を。右の背に高い方は北海道から。左の方は広島から。こうした山小屋に泊まるといろんな方に出会えて話が聞けて楽しいとしみじみ。。

どうかな?私はあと11年かあ。。。続けられたらいいけど。とりあえず明日。。その積み重ね。。


今日は、そのほかにも飛んでる女の方に。。




若い頃のピースボート、極貧からのヒッチハイクによる日本旅行を断行しつつ、現在は中2をカシラに3人の子育てを女手一つでやる一方で、バスガイドという専門職をやりつつ近い将来独立を目論んでいる。

島に来て15年という彼女は、この笑顔からもわかるように誰にでも明るく話しかけ、すれ違うツアーガイドともみんな顔馴染み。今回、子ども3人を家に残して一泊山行を強行したシングルマザーだが「人生楽しんじゃえ」を絵に描いたような方だ。

私にも「なべさん。なべさん」と親しみを込めてたくさん話してたくさん笑って行った。

(体調治ったかな?)

アッ!黒いヘビ!


あっ!鹿!

撮影できず!

疲れ切っての下山後は、屋久杉自然館を見学する人はほとんどなく、私が1時間半ほど見学する間に2〜3組。時間的にも体力的にもパスしちゃうのが普通だな。充実してるだけにもったいない気もするが。







↑やった!全問正解!


とまり木に帰って、疲れた身体にムチウチ、ご飯をたき、圏外で更新できなかった前日ブログをアップ。この投稿は当日できずにテントで就寝。。


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