my foolish days... -5ページ目

金曜日の夜

コンポ


一週間の仕事が終わり、今から一杯バーで飲んでから帰るところ。


家のコンポが調子が悪かったので、新しいのを買ったよ。

とてもシンプルなやつで、CDが一枚だけ入る。

そして青く光る、、、


今週末はなにをしようか。

”21世紀住宅”というテーマのアイディアコンペがあるので、それでも考えようか。

もう日本は金曜の朝だね。

kumo


ハウルの動く城がニューヨークでも始まった。


もののけ姫を見たのもニューヨークだったけど、

その時は、映画が終わった後に、小さな娘をつれた父親から、

もののけっていうはどういう意味だって聞かれた。

(”もののけ”は翻訳されずにそのまま使われていたから。)

ゴーストだって答えたけど、、、

でも、ゴーストプリンセスじゃあ、全然雰囲気出ないよね。


アシタカがサンに向かって出会い頭に吐く台詞、好きだなー。

「生きろ、君は美しい。」

秋桜

島


あれこれと思い出をたどったら

いつの日もひとりではなかったと

今更ながらわがままな私に

唇かんでいます


明日への荷造りに手を借りて

しばらくは楽しげにしていたけど

突然涙こぼし

元気でと

何度も何度もくりかえす母


ありがとうの言葉を

かみしめながら

生きてみます 私なりに


今朝、山口百恵の「秋桜」を(それも福山雅治ヴァージョンで)聞いていて、涙が出そうになった。

これから嫁ごうとする前日の風景は、悲しいけどもとても美しい、、、

結婚、、、

ANYとチャペル

本棚

これも本棚の一角。

ANYシリーズは、90年代に、毎年世界のどこかで開かれた建築家+哲学者による会議の記録。

その年ごとに、Anyhow, anything, anyway, anywhere, anyone,などをテーマに、

その会議は10年間繰り広げられた。

最終回はNYのグッケンハイム美術館だったので、見ることができたけど、

世界を牛耳る建築家、哲学者が一同に介していたので、迫力満点だった。


癒し系とは無縁の、ゴツゴツしてて、エッジが効いた建築の話が満載。


そのとなりの本は、ニースにある、マティスが設計した小さな、小さなチャペルに関する本。

このチャペルには本当に、本当に行ってみたい。


マティスのステンドグラスから差し込む黄色と緑と青のひかりが白いチャペルの内部全体に満ちて、

それはまるで天使に抱かれているような感覚だろう。

ヴァージンからの贈り物。

おやすみ

これ、ヴァージンからもらったんだー。


っていうと、Hな連想する??なんか写真も微妙だし。


でも、本当は、ロンドン行きのヴァージン航空の機内サーヴィスとしてもらった耳栓。

(つまらないね、御免。)


俺は、普段、というか毎晩、耳栓して部屋を真っ暗(一条の明かりも差さないほど)にしないと眠れない。

別に騒音はほとんどないんだけど、ほんのちょっとした音で目が覚めてしまうので、これは必須。


あのときの旅館みたいな環境だったら、耳栓なし、月明かりOKで眠れるんだけどね。

偶然と、、、

偶然


歴史的生物学者によるこの本。

題名と本のカヴァーがもっと面白ければいいのに、、、


「、、、その(人類の)出現の確率がほとんどゼロだったからである。

<宇宙>は生命をはらんでいなかったし、生物圏は人間をはらんでいなかった。

われわれの当たりクジは、モンテカルロの賭博場で当たったようなものである。

そこで十億フランの当たりを手にして呆然としている人間のように、われわれが

自分自身の異様さにとまどっているとしても、なんら驚くにはあたらないのである。」


筆者は、進化の要因が、全くの偶然から発することを、タンパク質レヴェルまで遡って分析すると同時に、

人類の歴史は、その偶然を必然に帰る歴史だったことを解き明かす。


いい週末を。

よが

ヨガ

彼女にならって、ヨガをやってみようかと思い、たまたまブルータスで特集を見つけたので

買ってみたけど、体が硬すぎて全然ポーズが取れない。


でも、ニューヨークはかなりのヨガブーム。

会社でも、ヨガ教室の紹介&割引メールが回ってきた。


ヨガなんて、10年前くらいはすごい怪しい神秘的なイメージしかなかったけど、

それが払拭されて、健康ブームの先端を走っている。

ダンベル系の筋トレよりも、体にいい筋肉が付くみたい。


でも、怪しい、暗い、危ない、悪い、とかの判断基準は、常に時代に寄り添った相対的なものでしかないのだろうし、法律だってそれに準じている程度のものなのだから大したことはない。

慣習みたいなものからどれだけ距離を取れるかで、デザイナーとしてのひとつの資質が決まるよなーって、

あれ、ヨガの話じゃなくなっちゃった、、、

my foolish dream

瀬戸内海

これは、瀬戸内海で撮った写真だけど、本当に穏やかな風景だったなあ。

イタリアの建築家、レンゾピアノは、自分のオフィス を地中海に面する急斜面に建てたけど

(これ、リンク見てみてよ、すごい事務所だよね。)

俺が、日本に帰って自分のオフィスを持つとしたら、

瀬戸内海に面した所がいいなあ、というのは昔からの夢。

リトルボーイ

隆

キュレーター、村上隆による、日本のサブカルを紹介するエクスビジョン。

リトルボーイと言うのは、言わずと知れた、日本に落とされた原爆に付けられていたニックネーム。


戦後のサブカルが、深層心理として、原爆体験と敗戦からの復興という意識を、

なんらかの形で抱えているということを問うテーマみたいで、

ウルトラマン、ドラえもん、ゴジラからカイカイキキに至る作品が、その文脈で語られる。


でも、やっぱりルサンチマン から解き明かすのって面白くないよなあ、、、

そこから現在の、スーパーフラットに至る経緯とかを聞いてみたい。

暑いなあ、、、

summer arts


ニューヨークはどんどん暑くなっている感じ。

村上隆、カイカイキキの作品を含む、Summer Arts Seriesは9月までやってるよー。


待ってるよ!!