ワンダーデバイスについて | BESSの家 北海道の暮らし

BESSの家 北海道の暮らし

2018年夏、20代で北海道の田舎にワンダーデバイス8スパンを建てました。
BESSの家建築予定の方、北海道への移住を考えている方に向けた情報を発信していきます。
薪ストーブ・DIY・家庭菜園・除雪・子育て

我が家のワンダーデバイスはフランクフェイスです。

検討段階ではファントムマスクは考えてもいませんでしたが、今となってはファントムマスクのほうが良かったかな、という部分もかなりあります。


●フランクフェイスを選んだ理由

①ベランダが欲しかった

②見た目が好み

③土地の形状に合っていると思った


①ベランダが欲しかった について

ベランダですが、正直使っていません。我が家の環境では虫が多く、洗濯物はまともに外に干せません。特に春、秋はカメムシの襲来が凄まじいんです。なので、洗濯物は常に室内干しです。

またベランダがあることで1Fへの太陽光の入りを犠牲にしています。

BESSの展示場では昼間から照明がついているので、気付けませんでしたが、フランクフェイスは曇天時は自然光だけでは暗いですね。(我が家の吹き抜けスペースが小さく、2Fから差し込む光が少ない影響もあります)

逆に夏場は太陽光をある程度カットしてくれるので、これは良い部分かと思います。が、やはり夏場でも曇天時は暗いですね。

また、我が家ではベランダ下のスペースにDIYで風除室を作りました。木材とアクリル板を使った素人作品ですが、中々良い出来栄えです。出入りするドアとは別に、壁となる部分は一部吊り下げ式のドアとなっており、開放的な空間にすることも出来ます。

冬場はこのベランダ下の半屋外スペースを使用して薪を保管しています。おかげで吹雪のなか、離れの薪棚まで薪を取りにいかずに済んでいます。

ただ、ベランダ床に隙間があるので雨、雪が通り抜け、滴ってくるため、これをどうにかすることが来年の課題ですね。


こういった活用方法もありますが、実際のところ

今となってはベランダは不要だったな、と思っています。ファントムマスクであればコストダウンにも繋がったと思いますし。


②見た目が好み について

これは夫婦で一致しました。木々に囲まれた環境のため、雰囲気はマッチしています。ですが実用面ではオープンな玄関周りのため、積雪期には玄関ドアの開閉に支障をきたすほどに雪が積もります。我が家では先述の風除室をDIYすることで解消出来ましたが、雪国に建てる際は注意したほうが良いポイントかと思います。

その点、ファントムマスクは間口も狭いので、風向きに寄っては玄関スペースに雪が吹き溜まることも無いかもしれないですね。


③土地の形状に合っていると思った について

これはフランク、ファントムそれぞれ一長一短あり、どっちがどの形状にあっているかは決められませんが、我が家の例からすると、考慮するポイントとしては他の建造物との兼ね合いですかね。我が家では大きなものとしては自宅の他に車2台用のカーポート、物置として車2台分のガレージがありますが、家への動線を熟考せずにカーポートを建てたしまったため、後から移設させました。移設先の路盤改良含め、工事費を50万ほど余計に払いました。とても後悔しています。

しっかり土地内の動線を考慮した上でフランクのような奥行きのあるタイプか、ファントムのようなワイドなタイプかを選ばれると良いかと思います。