先日、


「子どもが興味深く楽しめるなら、YouTube見放題でもオッケー👌」


「ゲームやり放題オッケー👌」


「その興味関心から能力が開発される🧠」


という記事を見て、


うーむと考え込んだ私。


一方で、


デジタルツールを使用した学習方法は、アナログ学習法に勝てるのか?


という記事で


「紙の辞書や単語帳を使って英単語を覚えるよりも、


間違えた単語だけが何回も出てくるようなデジタルツールを活用した方が、


記憶が定着するのに効果的」


という文章をみて、


これまたモヤモヤしてしまって…


よし、調べよう!


そう思って調べた。


エビデンスレベルとか、出典とか、そのジャーナルのインパクトファクターとか細かい部分も考慮したがここでは割愛。


結論から言おう。


YouTubeであれ、ゲームであれ、タブレット学習であれ、


デジタルツールを長時間使用している子どもは学業成績が悪い


らしい。


あくまでも、現時点では、


データ(エビデンス)としてそうなっている。


それが真実。


ただし、因果関係はまだ不明な部分もあり、統計としてそうなっているという事実がある。


でも、おそらく因果関係もあると思う。


デジタルツールを活用した学習では、脳の前頭前野が活性化しないという結果があるからだ。


では、紛れもないこの事実を考察してみよう。


もう少し細かい話をすると、


デジタルツール使用時間が1日ゼロ分の子よりも、


1日30分〜1時間使用している子の方が成績が良い。


これはどういうことか。


おそらく、現代においてデジタルツール使用時間がゼロ分ということは、


親に禁止されているということだろう。


30分〜1時間使用している子どもたちは、


親に決められた時間を守って使用しているか、


または、


自制して短時間で使用を止めているということだろう。


そう、自制できる性格か否か


ここに学業成績との関連があると私は思う。


1日1時間以上使用する子どもは、その使用時間に応じて成績が下がる。


本当に下がっている。


このデータを親としてどう受け止めたら良いか。


答えは簡単だ。


自制心の無い子どもには、デジタルツールを与えなければ良い。


夏休みにタブレット学習で算数の総復習をやったわが家としては本当に残念だが、


わが家のような例外が、更なる不幸を生む。


このブログのように


「タブレット学習で偏差値が36→50に上がりました!」


という何の根拠も無い投稿を、他の誰かが真似をする可能性だってある。


塾無しで東大に入ったとか、


偏差値30から70に上がった方法とか、


タブレット学習だけで学年トップとか、


それらは全てが例外に過ぎないという事を、


我々親はちゃんと自分の頭で考えて判断しなければならない。


そして、未来を担う子どもたちに与えるのは、


現時点できちんとしたエビデンスのあるものにしなければならない。


デジタルツールの学習では全く活性化しない前頭前野が、


紙の辞書を使用した途端に光る(活性化)する画像を一度でも見たら、


きっと考えが変わるだろう。


久しぶりの投稿でなぜこんな事を書いたか…


娘の…成績爆上がりの後の爆下がりについては、また後日投稿する。