自己決定権?日常のトムソン | 絵ちやんの 人生 ヨワヨワ日記 

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日常で役立つ哲学の教えは?日常のトムソン

 

べつに、生きずらい絵ちやんは、有名人を救えるなら、どってことないよ。

自己決定権?プライド?

よくわからないや。

 

終わってから考える。と思ったけど違うな。

痛いのはいやなのだ。毎日家族が面会してくれて、おいしいもの食べられて、なんか稼げるなら、考えるかもですがそうじゃあなさそうだね。

 

 

 ヴァイオリニスト (El violinista)
哲学者: ジュディス・トムソン (J. Thomson)
年代: 1971年
関連: 法哲学、倫理学、形而上学

【要約】ある日、目を覚ますと病院のベッドの上にいた。ふと横に目をやると、ヴァイオリンを持った男性が苦しそうな表情で寝ているのが見えた。手元に違和感を感じ、視線を下ろすと、自分と彼には、同じ輸血チューブが繋がっていることを発見する。看護師さん曰く、隣にいる男性は超有名なヴァイオリニストで、必ず命を救わなければならないほど、偉大な人物らしい。しかし、残念ながら9ヶ月後には亡くなってしまう。どんなに頑張っても9ヶ月しか彼の命を繋いでおくことが出来ない。ぴったり合う血のタイプの人間が自分しかいなかったため、意識を失わされ、誘拐され、ここに連れて来られたと聞いたあなたの頭の中は「???」ハテナでいっぱいになっている。チューブを取りはずそうと、引っ張っていると看護師さんから『それを外した瞬間、彼は死んでしまいます。そうなると、あなたが彼を殺したことになりますよ。』と言われ、その手を止めてしまう。9ヶ月我慢すれば健康な状態であなたは家に帰れる。

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