手術は、背中側から背骨の一部を削って神経の圧迫を取り除き症状の緩和を目指す
「除圧術」と、除圧に加えて骨と骨の間を金属のスクリューなどで固定する
「固定術」の二つに大きく分けることができる。腰に不安定性のある人や変性すべり症の人は固定術が選択されることが多い。
「高齢者では、背骨が大きく曲がる成人脊柱変形を併発している人がいます。そういうケースでは狭窄が起きている上に背骨が曲がっているので、手術で姿勢の改善を得る必要があり、変形を矯正して固定をする『矯正固定術』をおこなう場合があります」(同)
小田医師は「老化は、個人差がとても大きいのです。例えば、80代で姿勢がいい人もいれば、もっと若くして姿勢が崩れる人もいます」と話す。予防についてはどうしたらいいのだろうか。
「腰に不安定性があったり、からだを支える体幹に硬さがあったりすると、腰に負担がかかりやすくなります。日常生活でなるべく腰への負担を減らし、さらに負担がかかったとしても耐えられるような強い腰をつくりましょう」(高相医師)