神経が圧迫される箇所によって、馬尾が圧迫されている「馬尾型」、神経根が圧迫されている「神経根型」、両者が混在した「混合型」の三つに分類される。
「馬尾型は、お尻から太もも・ふくらはぎの外側や後ろ側にしびれを感じ、両側に症状が出ます。座っているときや数分動く程度ではほとんど痛みは出ず、立ち続けたり歩き続けたりすると症状が出現します。両足のしびれを主症状とする間欠性跛行や尿が出づらいなどの排尿障害を伴っている場合などはこのタイプです」
神経根型では、上半身を反らせたときの腰痛に加え、腰から足にかけて左右どちらかに痛みが起こる。両者の特徴をあわせもつのが混合型だ。
「ゆっくりと進行する病気ですが、しびれが出始めたら受診したほうがいいでしょう。残念ながらしびれは非常に治りにくいからです。ごく一部の人は改善しますが、ほとんどの人はどの治療を受けてもとれません。でも診断されたからといって焦る必要はなく、薬物療法やリハビリテーション、コルセットの装着などの保存療法でかなりの人が改善します」