背骨のなかで腰の骨(腰椎)は五つあり、上から順に第1から第5腰椎と呼ばれている。それぞれの骨と骨の間にあるのが椎間板で、衝撃を吸収したり、骨を接続してからだを曲げるのを支えたりする役割を果たしている。背骨の後ろ側で管のような形状になっているのが脊柱管だ。この太さは15ミリほどと言われているが、生まれつき細い人もいる。
脊柱管の中には脳
から下半身へと続く重要な神経が通っていて、腰の部分では馬のしっぽのような形をした馬尾と、そこから左右の足へ細く枝分かれをした神経根と呼ばれるものがある。
腰部脊柱管狭窄症はその名のとおり、腰の部分の脊柱管が狭くなって圧迫される病気である。大きな原因は、加齢だ。とくに腰椎の下部である、4番と5番の間、5番と仙骨の間などで起こりやすい。