ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビュー、キャンプブログ -4ページ目

ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビュー、キャンプブログ

所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

レクサスRZ350e、実際の電費をまとめつつ、今回、急速充電性能を試してみたのでレポートします

EVというと、どうしても気になるのが「実際どれくらい走るのか」と「急速充電は本当に使えるのか」という2点。


特にトヨタ・レクサス系BEVでは、bZ4Xなどについて「急速充電しても思ったほど入らない」というYouTube動画や口コミを目にすることも多く、正直なところ、充電性能についてはあまり期待していなかった。

しかし、実際に使ってみると、その印象はかなり変わった。

 実電費

今回借りたRZ350eは18インチタイヤ仕様。航続距離としては有利。


 秩父方面 7.7km/kWh

早朝、東京から秩父方面への往復の実績。早朝の一般道では、かなり効率よく走れた。
往路では、登り基調の山道を含み、途中からSPORTモードも使用していたことを考えると、十分に良い数字だろう。
復路においては、極端に良い数字だが、これは基本的に下り基調だったため、回生ブレーキの恩恵が大きかったと考えられる。
🔳全体
  • SOC:93%➡︎69%、SOC消費24%
  • 走行:139km
  • 推定電費:約7.7km/kWh
  • 単純なSOC換算航続距離:約580km
🔳往路
  • SOC:93%➡︎79%、SOC消費14%
  • 走行:68km
  • 車両電費計:5.8km/kWh


🔳復路
  • SOC:79%➡︎69%、SOC消費10%
  • 走行:71km
  • 車両電費計:11.3km/kWh


 埼玉・東京都内 推定5.4km/kWh

朝8時代や夕方15時代の信号や渋滞の多い環境で使用した。特に市街地は信号の都度Stop&Goで巡航区間が短く、外気温は30℃を超え、停車中に1時間ほどエアコンも使っていたため、短くなった。

🔳全体
  • SOC:69% → 37%、SOC消費32%
  • 走行:132km
  • 実走推定電費:約6.2km/kWh
  • 単純なSOC換算航続距離:約413km


 90kW急速充電を試す

SOCが37%まで下がったところで、コーナンにある90kW CHAdeMO急速充電器を試した。外気温は約30℃。曇り時々雨という条件。

充電開始から5分おきに充電状況を撮影した。
充電開始直後は76kWで立ち上がり、最大80kWを記録。SOC60%を超えると50kW前後に落ちたものの、その後も大きく崩れなかった。



興味深かったのは、30分で一度終了し、また再開させると、SOC80%前後でも一時64〜65kWまで回復したこと。89%以降は41kWまで低下した。また、SOC81%前後から車両の冷却ファンが大きく回り始めた。高SOC領域まで急速充電を続けたため、バッテリー温度管理が積極的に入ったものと思われる。

30分で37%→78%まで回復し、32.53kWhを充電できた。今回は充電待ちのクルマもなかったので、さらに10分試すことでで9.950kWhを充電。
  • 充電時間:約40分
  • 合計充電量:約42.5kWh、SOC37%→90%
  • 全体平均出力:約63kW

 「全然充電されない」という印象とは違った

bZ4Xなどの急速充電については厳しい評価も見かけるため、正直期待していなかった。

外気温約30℃、開始SOC37%という比較的好条件だったことは考慮する必要があるが、「30分休憩すればSOCを約40ポイント回復できる」という結果だった。これなら長距離ドライブでも十分実用的だと感じた。

 RZ350eの印象

RZ350eは、派手な加速演出やスポーティなサウンドで楽しませるEVではなかった。その代わり、静粛性、回生ブレーキの扱いやすさ、そして想像以上に良かった電費性能、急速充電性能も含めると、実用性を重視したBEVになりつつある。

また、欧州では350〜400kW級の急速充電器が普及し始める一方で、日本では近所を探しても50kW級が多く、90kW以上の急速充電器はまだ限られる。今回90kW器で最大80kWを確認できたことは、現状では十分実用的だった。