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ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビュー、キャンプブログ

所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

今回RZ350eを長期試乗しての良い点、改善して欲しい点を項目でまとめた。ぜひ参考にしてみてください。


 レクサスらしい質感の高い最新EV

滑らかな加速、非常に高い静粛性、安定したコーナリング、広い後席・ラゲッジルームなど、快適な長距離移動を得意とするBEVでした。
実際に栃木までの旅行でも使用し、150Whの急速充電は想像していた以上に速く、BEVであることによる不便さは感じませんでした。

 Fan to Driveの追求を

一方、段差での突き上げや、タッチパネル・音声操作の使い勝手、HUDの情報量、パドルシフトやオートホールドの設定保持、運転支援の唐突なブレーキ介入など、ドライバー目線では改善してほしい点も多くありました。
また、夏場のガラスルーフの暑さや豪雨時の視認性・運転支援機能停止など、長期間乗ったからこそ気付く点もありました。
静かで滑らかで快適なクルマとしての完成度は非常に高い一方、BMWと比較すると、SUVやドライバーズカーとしては、もう一歩ドライバー目線で作り込んでほしい、というのが印象です。そうしたら、本当に欧州車に劣らないブランドやマニュファクチャラーになるでしょう。

 良かった点


 加速が非常に滑らか

EVらしい力強さがありながら唐突さがなく、街中から高速まで扱いやすい。アクセルの開度にリニアでモーターの反応スピードが素晴らしい。
そして、EVならどの車種にも当てはまるだろうけれど、アイドリングストップのようにエンジンがいちいち始動することがないため、ストレスが少ない。


 静粛性が高い

さすがレクサスとも言える点で、ワインディングや高速道路を含めて車内が静か。ロードノイズや風切り音が気になることがなかった。


 コーナリングが滑らかで安定している

重心の低さを感じられ、山道でも安定感が高い。ワンペダルとの組み合わせも自然。

 ワンペダル走行が使いやすい

市街地だけでなく山道でも加減速を滑らかにつなげやすく、BEVとしての楽しさがある。オルガン式ペダル採用で、硬さも適度。



 ブレーキフィールが良い

ブレーキングの踏み白、反応、制動力などにおいて、違和感がない。欧州車から乗り換えてもこの点は不満にならないだろう。

 後席が広く快適

十分なレッグスペースと座面サイズがあり、大人4人を乗せた旅行での長距離移動にも向いている。


 ラゲッジルームが広く実用的

旅行の荷物を載せても余裕があり、SUVとして使いやすい。


 急速充電性能が想像以上に良かった

羽生パーキングの150kW充電器、コーナンの90kw充電器で、30分でもフル充電に近しい数値まで容易に回復し、実際の旅行で充電待ちがストレスにならなかった。


 基本的な質感・快適性が高い

静粛性、ボディ剛性感、室内空間など、LEXUSらしい上質さを感じる。

 ウィークポイント

 デザインがおとなしめ

ビジュアルで見るエクステリアデザインは、ラインが綺麗で、スピンドルグリルをボンネットまで含めて表現して良い。リヤのテールランプやCピラーなどはとても優雅だ。
一方で、実車では遠目で見るとSUVらしいボリューム感はなく、おとなしめ。実際にやや小さいはずのNXの隣に並べてみると、特にフロントフェイスは控えめな印象。

ボンネットの盛り上がり、サイドラインの立ち上がり、ルーフの低さなどが影響しているか、ブラックということもあってか、幹線道路で隣車線から割り込みされることが多かった。

 段差や高速道路の継ぎ目での突き上げ

バッテリー重量の影響もあり、大きな入力ではドスンと上下に衝撃を受けやすい。静粛性の高さに対して乗り心地が惜しい。ただし、衝撃後の収まりの悪さは無い。

 シートの横方向のホールド性が弱い

ワインディングでは身体を支えるサイドサポートがもう少し欲しい。サイドサポートの調整機能があれば良い。


 ステアリングから得られる情報量

安定していて運転しやすい一方、路面状況やタイヤの状態がステアリングから伝わりにくく、運転そのものを楽しむという点では物足りない。

また、ステアリング形状は、グリップするにはやや細く、手を押し付けるには硬すぎる。手に馴染むフィットが欲しい。


 タッチパネルの操作性が良くない

ディスプレイ集約型は、運転中に操作しづらく、物理スイッチやショートカットをもう少し残してほしい。

スポーツモードの切り替え、ナビゲーションのコントロール、エアコンMAXボタンは欲しい。カメラボタンや自動パーキングボタンがある点は良かった。

ディスプレイは、シートから肩を離さなくとも指が届くように、もう少し手前にレイアウトすると使い勝手も良くなるかもしれない。


 音声操作の認識・使い勝手

Hey, LEXUSと呼ぶことやコマンドボタンで要件を聞いてくれる。しかし、タッチ操作を補完できるほど使い勝手はない。会話の理解度はAppleのSiriレベル。もう少し声のトーンを上げて話してください、この機能はご利用になれません、と言われることが多かった。
  • LEXUS:ご用件をどうぞ
  • 問い:走行モードを切り替えて。➡︎LEXUS:この機能はご利用になれません。
  • 問い:この車について教えて。➡︎LEXUS:曲が再生されていません。
  • 問い:あと何キロ走れる?➡︎航続可能距離はおよそ270kmです。
  • 問い:レクサスとは?➡︎LEXUS:現在地周辺のレクサスをお調べしました。
  • 問い:こんばんは➡︎LEXUS:こんばんは。占いはいかがでしょうか?「今日の運勢は」と聞いてください。➡︎問い:今日の運勢は?➡︎LEXUS:大吉です。一日絶好調です!


 ナビゲーションの視認性が良くない

メニューレイアウト、地図表示がされる位置、走行レーン表示がない点など、視認性や操作性、情報量において、利便性がBMWより劣った。同乗者とも車両開発と統合的に設計されていないのではないかと話題になった。

 HUDの情報量が不足

ナビゲーション同様に走行レーン、地図・ナビゲーションなどの表示が少なく、HUDだけで得られる情報がBMWに比べて限定的だった。


 パドルシフトの回生設定の初期化

Pにするたび初期化される。好みの回生レベルを保持できず、毎回設定するのが煩わしい。パドルシフトにより4段階で設定できるが、キャデラックでは、無段階で調整できるようになっているらしい。

 オートホールドの設定初期化

Pにするたび初期化される。日常的に使用する機能なので、ドライバーの設定を記憶してほしい。


 運転支援のブレーキ介入が唐突

特に自転車を追い越す際など、ドライバーが安全を確認して操作していても突然ブレーキが介入することがあり、かえって驚く。設定である程度変更可能で、ブレーキ介入の強さは変わったが、動作そのものに変わりはなかった。


 ガラスルーフからの熱を感じる

電子調光は便利だが、夏場は遮光状態でも頭上から暑さを感じる。


 ガラスルーフ操作

ガラスルーフを操作すると、同じくタッチ式のマップライトや室内灯まで点灯するため、操作スイッチを分けてほしい。


 豪雨時にドライビングアシストが停止

センサー上やむを得ない面は理解できるが、最も運転支援が欲しい悪天候時に、レーダーによる運転支援使えなくなった。


 フォグランプがない

豪雨時には前方視界への不安があり、悪天候を考えると補助灯が欲しい。一方でリアフォグはある。オートハイビームは賢く作動していた。



 後席ドア周辺の照明が不足

ドアに足元ライトがなく、夜間の乗降時に暗い。LEXUSという車格を考えるとドアミラー下やサイドガーニッシュにも少し照明が欲しい。




これらの主な内容は、レクサスにも回答した。350eよりも上級グレードでは、これらの点に差異があるかもしれないから、購入を検討される際には確認されると良いかと思う。