先週末の滝のような大雨で、ディスプレイキーに水がかかり、ダメージを受けてしまいました
パンツのベルトループから下げられるよう、キーホルダーとリモコンカバーを取り付けて使用していた事が仇になりました。降りかかった水がカバーの中に溜まり、ショートした模様 濡れた事に気が付かず、夜になってリモコンが効かない事に気づきました。カバーを外すと少し水が溜まっていました。。。
ディーラーに問い合わせたところ、修理は受け付けておらず、新品への交換で、価格はなんと
123,000円
新しいiPhoneが買える値段です!(iPhone15は124,800円〜)
仕方なく、まずは自分でバラして症状を見ていく事にしました。
まずは、ネット記事を参考に、バッテリー交換用の蓋を開ける。。。そもそも開くことも知りませんでした。
初代Xperiaみたい。防水になっていない訳です。
バッテリー端子が怪しい感じです。
トルクスネジを2本外す
爪を外して、周りのカバーを外す
端子のコネクターを外す
上端から基盤を起こして上に引っこ抜く
基盤のカバーに少し錆が。。。
カバーを開けてみると、あれ、なんとも無さそう
ひょっとすると、バッテリー交換だけでいけるのではと密かな期待だけしておき、バッテリー入手まで、少し待ちです。
お願い、直って〜
★9/28更新
バッテリー到着を待つ間に、基盤の腐食を取り除く為に無水エタノールと超音波洗浄機で洗浄し、しっかり乾燥させて、再度組み上げました。この為に超音波洗浄機を購入。
無水エタノールと超音波で、洗浄することで、回路内の導通不具合(主にショート)を改善します。
超音波洗浄機はシチズン製の、アルミホイルに穴が空くほど効くという高性能モデル。超音波洗浄機の時間設定は、最初は恐る恐る60秒や90秒で実施しましたが、効果を感じられなかったので、結局合計5分以上超音波洗浄機にかけました。
ぶくぶくと気泡が出ています。
気になっていた基盤下側の端子の灰色の汚れが、少し取れました。扇風機をあてつつ、1時間以上よく乾燥させてから、リモコンを組み上げます。
バッテリーは日本入荷予定が元々あったこともあり、ディーラーへ発注してから1週間ほどで届きました。さぁて、いよいよバッテリーを端子に差し込み、蓋はせず、復帰を祈り、電源オン!
液晶画面にバッテリーマークが点灯しました! USB充電して、無事リモコンでX3の施錠が作動することを確認、蓋を戻して元通りになりました
バンザイ!バンザイ!
修理コストは
精密ドライバーセット 999円
超音波洗浄機 7,527円
バッテリー 7,000円(アリババの方が安いです)
総額15,526円でした。
あー、いらん出費をしてしまいましたが、高いリモコンを買うことにならず、リユースできて良かったです ツールも揃ったので、水没デジタルガジェットの修理屋さんが開けますね。