BMW XM 日本デビュー❸ | ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビューブログ

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所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

BMW XM。インテリアは7シリーズのような快適さ。ドライバーズシートに乗り込む。

ワイドなカーブド・ディスプレイ音声コントロールでエアコンなどの設定変更、これによる各種スイッチの削減など、基本的には現行最新モデルと同じデザイン言語。


シフトレバーもiDriveコントローラーも普通にある。ステアリングには、Mならではのセットアップ・メモリスイッチが備わる。


最上位モデルとあって、足回りまでヴィンテージ・レザーが用いられ、ステッチが入る、細かな仕上がり。こちらは、ディープラグーン/コーヒーブラックの組み合わせで、この他にはシルバーストーン/コーヒーブラックが選択可能。

ルーフ部分にプリズム・ルーフ・ライニンと名付けた立体的なアーキテクチャとLED照明を組み合わせることと相まって、このカラーリングは、まるで宇宙船のような、未来的なノリモノ感を感じさせる。ピラー周りまで張り巡らされたーアルカンターラ(スウェード生地)もサイコーです。


リアシートは広々としており、7シリーズ同様にシートの柔らかさも格別。

低く抑えられたダッシュボード、大きくルーミーなウィンドウ、沈み込むシートは、個人的にシトロエン XMを思い出す。


意外と感じるのは、何か特別なエンターテイメント装備が無いこと。Mなので、ということかもしれないが、そうしたニーズにも応えられるよう、タブレットフォルダーと充電ケーブルを差し込むソケットは装備されていた。

ラゲッジルームはこのクラスにしては、容量少なめ。テスト生産モデルとのことで、素材など、まだこれから変わるらしく、床下は一切開けることができなかったが、おそらく充電ケーブル収納スペース程度はつくのではと思う。高さは無いが、コンパクトなスーツケースなら、多数入りそう。

長めのLEDライトも奥まで荷物が見えて、便利そうだ。


BMW XM。Mシリーズの最上位モデルとして設定され、日本4月納車限定30台の予約受付中。ただし、オプション選択はほぼできない。

価格は2,130万円!チュー

一般的に手が届く価格設定ではないが、2025年のEU規制強化前に出せるフラッグシップとして、カタチにしたものだという。それでも、庶民には、手に届かないフラッグシップよりも、ぎりぎり手に届く範囲内にコストも抑えた最新のフラッグシップを味わいたいものなんだが、と思った。