新型BMW X7に乗り込んでみた② | ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビューブログ

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所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

新型X7 Individualの後部座席に乗り込む。
このモデルの2列目は、ベンチシートではなく、オプションの独立コンフォートシート(6人乗り)。7シリーズ譲りのエレガントさを備えつつ、表皮が柔らかく、しっとりと包み込むシート、ヘッドレストはとてつもなく快適だ。
ドリンクホルダーは足元につく。オプションのリヤ・エンターテインメント・システム10.2inch HDディスプレイ用に、Blu-Rayディスク挿入口、ヘッドフォン端子の他、充電用USB端子や、エアコンのMAX ACスイッチがつく。
足元はたっぷり広く、センターにシート左右独立のアームレストもつく。
7シリーズのアームレストにあった、リアエンターテイメントを操作するためだけの専用リモコン的なスマートデバイスはない。タッチパネルで直接操作するが、むしろ使い勝手は良いだろう。EPGは従来と変わらず、オンエアをブラウジングする利便性が欲しい。
飛行機のように、地図(ナビゲーション)画面を表示することも可能なようで、フロントカメラの映像を常時出せる機能もあると楽しいかもしれない。

続いて3列目に乗り込む。流石にステップ無しで乗り込むのは難しい。その為のステップなのだと納得。
やや座面は低いが、足元空間はしっかり確保され、シートそのものも補助席のようなペラペラ感はない。
3列目にもフルオートエアコンとUSBが設けられる。気配りはランドローバー ディスカバリーのよう。それもそのはず、BMWはSAVを開発するq為に過去にランドローバーを傘下に持っていた。
トランクは上下分割式。フル乗車でのカーゴルームは必要最低限だが、床下を開ければしっかりとした深さはある。
さらに3列目、2列目を電動で倒すことも起こすこともできる。倒す際は、ヘッドレストが前に倒れてから、背もたれが倒れる。シートを倒した状態から起こした際は、ヘッドレストを自身で起こす必要はある。
倒せば、いくらでも積載できそうだ。

X7 xDrive 35dのお値段は税込1206万円。オプション280万円を含めると1486万円! X3 20d MSports2台分ですね笑い泣き  試乗するのも恐れ入りそうな価格帯です。

是非機会があれば、BMWの最高峰に触れてみてください。