BMW X3(G01) 運転支援システムは、ぼぼ自動運転! | ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビューブログ

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所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

伊豆長岡や修善寺方面へ出かけた。
都心は平日の通勤時間帯ということもあり、かなり混雑気味。燃費は6km/ℓ程度。段差などの路面の強い入力は否すものの、一般道で路面のたわみが続くとその衝撃は足の硬さとして伝わってくる。この辺りはスポーツサスペンションだけでなく、20インチやランフラットタイヤの影響もあるかもしれない。流石にこういった路面での乗り心地はハイドロや5シリーズにはかなわない。X3にもエアサスモデルが欲しい。

東名高速に入るとそれなりに交通量があるので、80~110km/hでの巡航。驚くのはエンジン回転数の低さ。8速ATの恩恵により、スピードが乗っても2000回転をやや下回る。これにより静粛性が高く、しかもトルクがあるので低い回転数からでも充分に加速できる。

7シリーズや5シリーズ譲りの運転支援システムは、ほぼ自動運転のレベル。車間距離は4段階で選べるが、レベル2が前走車と離れ過ぎず、滅多に割り込まれることもなく、丁度良い。前走車の加速にきっちり付いていき、混雑の中での減速に対してもしっかり減速Gを伴うブレーキングをしてくれ、停止&アイドリングストップまで行う。しばらく停車後に前走車が走り出すと、エンジン再始動はするものの、再度クルーズコントロール(速度を設定するタンブラースイッチ)の操作かアクセルペダルを軽く踏む動作が必要。車間が大きく開くことなく加速していく。

もちろん前走車がいなくても、車線を読み取れば、ドライビング・アシストをしてくれる。メーター内及びHUD上に左右のレーンとステアリングのイラストがグリーンで表示され、分かりやすい。白線の色が薄いなどの理由があると、ステアリングはオレンジ色に表示される。ステアリングアシストの車線読み取りは、左側を優先しているよう。インターの出口などで、白線の点線は読まず、左の車線へ移行しようとアシストすることが2回あった。もちろんステアリングを抑えていれば問題ない。また、割り込まれる際は、自らブレーキ操作をするのが好ましいと思った。

同じコースを過去に走った記憶でのディスカバリースポーツと違いは、コーナーでのロールの少なさ。全高は50mm低いだけだが、スポーツサスペンションやスポーツシートの恩恵もあってか、第2東名や峠でロールを感じたり、ロールに驚くようなことは皆無だった。一方、個人的に車両感覚はまだ掴みにくい印象。
シフトダウンによるエンジンブレーキの効きはいい。ディスカバリースポーツでは、パドルシフトの意味を感じなかったが、X3なら峠でのコーナー手前の減速&加速に活用てきる。

テントやアウトドアチェア、シュノーケルなどのマリンレジャー用品を満載しての走行408kmでの成績は、平均車速25.1km/h、燃費11.7km/ℓ。この暑さの中、車内に乗り込む際にエアコンを入れつつ荷物や子どもを乗せたりしてアイドリングの時間もそれなりにあったことを考えれば、燃費が良い方だろう。

運転支援システムを活用することで、かなり楽ちんな旅行だった。

なお、X3はNCAP2018の自動ブレーキやステアリングアシスト評価で2番手だったよう。嬉しい!



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