「パリに行ったら爆買いしたい!」と思っていましたが、これだけの円安なのでハイブランドでは今回お買い物しませんでした。せめて香水を!ということで、日本でも人気のDIPTYQUE(ディップティック)でお買い物をしました。
パリに着いた当日にまず訪れました。入るや否や、男性のスタッフさんが“May I help you?”と声をかけて下さいましたが、目の前にはかなりの種類の香水…。私は優柔不断で有名です(全私の中で)。なので「見てるだけです…」と返事し、色々と試してみました。一つ一つ香って、これにしよう!と決断した頃にはレジが混んで来ており、数分レジ横で待ってみたのですが、他のお客様が免税手続き関係で時間を要しており、私自身も「これそんなに欲しいかな?」と自分に問いかけ始めてしまい、その日は帰ったのでした。
その夜、沢山香ったペーパーをホテルに持ち帰って選定してみると、気になる3種類まで絞ることが出来ました。正直、私のどタイプな香りには出会わなかった印象でしたが、その日もその次の日も、なぜか定期的に嗅いでしまい、クセになっている自分に気が付きました。(※私は特別気にいらなくても、多少高くても、"旅の思い出作り"で買っちゃいがちです。)
「やっぱり買おう!」と決心し、帰国前日に再訪しました。入店すると、先日もいらっしゃった女性の店員さんが声をかけて下さいました。「実は2日前にも来たけど、決めきれずに帰ったんです。」と言いながら気になった3種のペーパーを差し出したところ、"ああ!ここに並んで待ってましたよね、覚えてます!あの時すごく混んでたから…本当にごめんなさいね😣🙏"と、本当に絵文字通り、手を合わせて謝ってくださったのです。
私はまさかパリジェンヌにこんなに細やかな気遣いをされると思っておらず、完全に日本人ジェスチャーで手をブンブン振って、「いやいやいやいや!全然大丈夫ですよ!!!本当に全然!!」なんて言いました。私はこれで完全にこの女性店員さんに心を開きました。というかファンになりました。というか推しです。
「3種類のうち1つは、噴射した瞬間の第一印象がベストですが、時間が経ってからの香りは他の2つが気に入ったんです…決められない…」などと相談をしていると、"もし急いでいないならですが、5分くらい時間をおいてみては?"とアドバイスをくれました。
ただ、私は生まれてこのかたずっとテンパっているので、この時もなぜか「それは大丈夫です!」とか言って強引に決めようとました。(5分も繋ぐ会話できないよ…とか考えちゃうのです。)とはいえ、決めきれない私に、続けて説明して下さいました。
まず噴射した瞬間1番好きな"OYEDO"について、"これは私も好きですよ、あなたは日本から来たと予想するんですが…そ…うだよね?(アイコンタクト)😉これは日本人女性が考え作った香りなんです!"とのこと。私も「OYEDO...お江戸...?」とか思っていたので合点が行きました。そこで若干盛り上がり、そのあと…
(ちょっと伸びちゃってます😵💫)
"あなたのネイル可愛いね、日本でやって来たの?"と聞かれました。「自分でやったんだよ〜」と伝えると"え?!すごい😳そういうお仕事なの?"と聞かれたので「ただの趣味!」と返答。"すごく器用ね!中指のこれなんて、ポストカードの切手みたい!"と言ってくれ、私も調子に乗って「だよね!人差し指も、ここに来る前オランダに行く予定があったからチューリップ🌷描いたの!」なんて女子同士キャピキャピ、無駄話ししました。
彼女もフランス語とスペイン語話者で英語はあまり得意じゃなさそうでしたが、同じようにあまり話せない私と沢山お話ししてくれて、素敵な思い出になりました🥺💖そして、この方に出会えたことが嬉しくて絶対にここで何がなんでも買うことを決めました🫶
(でもやっぱりテンパっているので、時間経過した時に気に入った2種をなぜか選びませんでした。第一印象がベストだったOYEDOは、帰国して付けたらやっぱり具合悪くなってしまい、今のところはひとまず体につけず、飾ったりどうにかしようと思っています🤣🤣)
写真は小さく見えますが普通に大きいです、50mlです。もはやインテリアとして置くだけでも可愛いボトルですよね。(開き直り
5月に誕生日があるのでちょっとした特典を選べます、とのことで香りのあるマッチかノートからノートを選択しました。それから、悩んでいた「フルール ドゥ ポー」と「タムダオ」等のお試しもくださいました💖
(最後にレジで、"あなたの誕生日、私のママのボーイフレンドと同じ!あと私も5月生まれ♪"と言われたので、「そうなんだ〜5月良いよね!私も5月大好き💗」とまた、キャピキャピしました。これがラストキャピキャピです。