ただの地方銀行員、女子ひとりたび

ただの地方銀行員、女子ひとりたび

海外に女子1人旅をします。日本だと地元の地下鉄の乗り換えさえ危ういです。誰も知らない土地だからこそ内気な私は自由になれるのかもしれません。自分の思い出としても残していきたいと思っています。

*女子一人旅。
*単なる地方銀行員。
*完全個人手配。
*経験やコツを共有したいです。
*これまでの旅行先
▶︎🇩🇪🇦🇹🇲🇹🇪🇸🇧🇪🇨🇿🇮🇹🇻🇦🇳🇱🇫🇷
*語学力は英語・ドイツ語が検定3級止まりです。圧倒的に不足してます。だからこそ、1人で海外に行ってしまえること、かえってすごいと自分で思っています。


「パリに行ったら爆買いしたい!」と思っていましたが、これだけの円安なのでハイブランドでは今回お買い物しませんでした。せめて香水を!ということで、日本でも人気のDIPTYQUE(ディップティック)でお買い物をしました。



パリに着いた当日にまず訪れました。入るや否や、男性のスタッフさんが“May I help you?”と声をかけて下さいましたが、目の前にはかなりの種類の香水…。私は優柔不断で有名です(全私の中で)。なので「見てるだけです…」と返事し、色々と試してみました。一つ一つ香って、これにしよう!と決断した頃にはレジが混んで来ており、数分レジ横で待ってみたのですが、他のお客様が免税手続き関係で時間を要しており、私自身も「これそんなに欲しいかな?」と自分に問いかけ始めてしまい、その日は帰ったのでした。


その夜、沢山香ったペーパーをホテルに持ち帰って選定してみると、気になる3種類まで絞ることが出来ました。正直、私のどタイプな香りには出会わなかった印象でしたが、その日もその次の日も、なぜか定期的に嗅いでしまい、クセになっている自分に気が付きました。(※私は特別気にいらなくても、多少高くても、"旅の思い出作り"で買っちゃいがちです。)



「やっぱり買おう!」と決心し、帰国前日に再訪しました。入店すると、先日もいらっしゃった女性の店員さんが声をかけて下さいました。「実は2日前にも来たけど、決めきれずに帰ったんです。」と言いながら気になった3種のペーパーを差し出したところ、"ああ!ここに並んで待ってましたよね、覚えてます!あの時すごく混んでたから…本当にごめんなさいね😣🙏"と、本当に絵文字通り、手を合わせて謝ってくださったのです。



私はまさかパリジェンヌにこんなに細やかな気遣いをされると思っておらず、完全に日本人ジェスチャーで手をブンブン振って、「いやいやいやいや!全然大丈夫ですよ!!!本当に全然!!」なんて言いました。私はこれで完全にこの女性店員さんに心を開きました。というかファンになりました。というか推しです。



「3種類のうち1つは、噴射した瞬間の第一印象がベストですが、時間が経ってからの香りは他の2つが気に入ったんです…決められない…」などと相談をしていると、"もし急いでいないならですが、5分くらい時間をおいてみては?"とアドバイスをくれました。


ただ、私は生まれてこのかたずっとテンパっているので、この時もなぜか「それは大丈夫です!」とか言って強引に決めようとました。(5分も繋ぐ会話できないよ…とか考えちゃうのです。)とはいえ、決めきれない私に、続けて説明して下さいました。


まず噴射した瞬間1番好きな"OYEDO"について、"これは私も好きですよ、あなたは日本から来たと予想するんですが…そ…うだよね?(アイコンタクト)😉これは日本人女性が考え作った香りなんです!"とのこと。私も「OYEDO...お江戸...?」とか思っていたので合点が行きました。そこで若干盛り上がり、そのあと…


(ちょっと伸びちゃってます😵‍💫)


"あなたのネイル可愛いね、日本でやって来たの?"と聞かれました。「自分でやったんだよ〜」と伝えると"え?!すごい😳そういうお仕事なの?"と聞かれたので「ただの趣味!」と返答。"すごく器用ね!中指のこれなんて、ポストカードの切手みたい!"と言ってくれ、私も調子に乗って「だよね!人差し指も、ここに来る前オランダに行く予定があったからチューリップ🌷描いたの!」なんて女子同士キャピキャピ、無駄話ししました。


彼女もフランス語とスペイン語話者で英語はあまり得意じゃなさそうでしたが、同じようにあまり話せない私と沢山お話ししてくれて、素敵な思い出になりました🥺💖そして、この方に出会えたことが嬉しくて絶対にここで何がなんでも買うことを決めました🫶


(でもやっぱりテンパっているので、時間経過した時に気に入った2種をなぜか選びませんでした。第一印象がベストだったOYEDOは、帰国して付けたらやっぱり具合悪くなってしまい、今のところはひとまず体につけず、飾ったりどうにかしようと思っています🤣🤣)


写真は小さく見えますが普通に大きいです、50mlです。もはやインテリアとして置くだけでも可愛いボトルですよね。(開き直り



5月に誕生日があるのでちょっとした特典を選べます、とのことで香りのあるマッチかノートからノートを選択しました。それから、悩んでいた「フルール ドゥ ポー」と「タムダオ」等のお試しもくださいました💖


(最後にレジで、"あなたの誕生日、私のママのボーイフレンドと同じ!あと私も5月生まれ♪"と言われたので、「そうなんだ〜5月良いよね!私も5月大好き💗」とまた、キャピキャピしました。これがラストキャピキャピです。



最後にメンバーシップの話から、"東京から来たんですか?"と聞かれたので「違うんです〜😣すごくカントリーサイドです〜」なんて答えると、"そうですか〜。じゃあ東京の店舗か、もしくはまたパリに来た時に😉"と言って下さいました。


冗談抜きで、またパリに、そしてこのお店に、伺います🫶🇫🇷❣️






スキポール空港🇳🇱

  ✈️⬇︎

シャルル・ド・ゴール空港🇫🇷



これまでのヨーロッパ旅行では、ユーレイルのヘビーユーザーだったのですが、今回もし高速鉄道でパリに向かった場合、治安の面でかなり評判の悪いパリ北駅に着いてしまうということでした。


私は女子ひとり旅。「避けれるリスクは避けたい!」ということで、今回は飛行機移動にしました。(⚠️リスク管理に命をかけるのも、以前バルセロナ🇪🇸でとんでもない経験をしたことがあるからです、またお話しします🥶)


〜本題〜


シャルル・ド・ゴール空港に着いてから、市内まではRoissy Bus(ロワシーバス)に乗りました。パリ市内はオペラ座裏に着きます。(なので、ホテルもオペラ座周辺にとりました🙆🏻‍♀️)

空港で荷物を受け取ったら、まずはバスのマークをひたすら追いかけます。


どうやっても見逃さない派手さの券売機発見💡


Navigoはチャージカード的なモノだそうですが、デポジットやらなんやら面倒そうだと思い、個別でチケットを買うことにしました。その場合は画面右側をタッチです。


私はシングルチケットで良かったので、左をタッチです。


次に、1番上のロワシーバスチケットを押します。"To Opéra"と書いているので確信が強まります👍✨


先ほどの券売機のすぐ左の方に透明のドアがあり、すぐに外へ出られます。外に出て、小さい横断歩道を一旦渡ったところがロワシーバスの乗り場です。


このチケットをバスに乗ったらすぐ機械に通します。車内はシーズンや時間も関係しそうですが、私が乗車した時には割と空いていました。


スーツケースが小さめの方は、持ったまま座っている方もいらっしゃいました。私は70L前後のスーツケースだったのでバスの中間のスペースに置いて、念の為、監視できる位置に座りました。(各ターミナルとオペラ座にしか停まらないので、荷物が持っていかれることは基本ありえないとは思いますが…)


オペラ座の裏、道路を挟んだ反対側にバス停🚏があります。スイスイ行くところもあれば、市内中心部に近づけば段々に混んできて、結局は1時間くらいで到着しました。決して短い時間ではないですが、すごいスピードで走る外車や景観を窓から観ていたらあっという間でした✨


帰国時、オペラ座からシャルル・ド・ゴール空港までもロワシーバスを利用しました。オペラ座裏バス停にも券売機があるのですが、どうやら数年前から壊れっぱなしのようです…画面は割れており、見えるといえば見えますが、とても操作できる状態ではなかったです⚡️


そこで、オペラ座駅の券売機で同じ方法で買おうとしたところ、"Navigoにチャージ方式しか無理です"的な文言が出ました。どうやら紙のチケットとして出してくれる対応にはなってないようでした。


あまり人に迷惑をかけたく無いタイプなので、「バス乗車時に、もたもた運転手さんから買うの嫌だな…」と思っていたところ、券売機のすぐ隣に2つほどツアーリストデスク的なカウンターがあることに気付きました。


誰のための何のデスクか正直分かりませんでしたが、念の為「明日空港までロワシーバスで行きたいんですけど…」と伝えると値段を提示され、「え?!買えるの?!」と歓喜しました🥹💖🎉


支払うと見覚えのある例の紙チケットを貰えました。これで翌日、無事に空港まで乗れました💫🚌

早朝だったので50分弱で着きました!




アムステルダム国立美術館でこの絵画を鑑賞したのち…


買わざるを得ませんでした。運命ですね。💛💙


スキポール空港にて






たくさんのミッフィーからの視線を感じました。

自分へのお土産です。ストロープワッフルが入っていますが、完全に缶目当てです。🧇🐰🌷


普段から身の回りがミッフィーまみれの私には、最高の国でした。