ホスピタリティとマナーで
プラスの影響力あるスタッフに!
接客・人材育成コンサルタント
佐藤由利です
皆さんは自分の仕事が楽しいですか?
先日クリニックにいったとき
両極端のスタッフを見ました
看護師Aさん
「佐藤さん、中にお入りください
金属類は外してください」
必要最低限のことを無表情で話す人でした
その日は肩のMRIを取る日だったので
素人判断で時計と指輪はつけたままでも大丈夫と
わたしは思っており
「ハイ、とりました」
と返事をしたところ
Aさんは私の手元を指さし、
「それも!」とひと言
何とも言えない感じでしたね~
そして放射線技師の方を呼んでいる声が聞こえます
「MRIの方が見えてます」
私の名前は言っていません
技師のBさんが部屋に入ってきました
笑顔で空気が変わるのがわかります
「佐藤さ~ん、よろしくお願いします」
「30分くらいかかっちゃうかな~
ぐるぐる巻きになっちゃいますよ~」
と言いながら手早く拘束していきます(笑)
「じゃ、体全体で動かないように
ちょっと我慢してくださいね~
大丈夫だと思いますが
なにかあったらこのボタン押してくださいね」
Bさんの対応で私はホッとしました
なぜほっとしたのか?
明るい笑顔=視覚
優しい口調=聴覚
寄り添う言葉かけ=言語情報
優しい中にも、時間や注意事項など
必要なことはちゃんとちりばめている
慣れないことに向かう時の
不安感をきちんと受け止め
こちら目線での対応をしてくれたからです
このクリニックには何度か行っていますが
いつもBさんはこんな感じです
先日レントゲンを撮ったときには
身体を向ける方向をわかりやすくするために
壁にアンパンマンやバイキンマン(笑)の絵が貼ってあり
今度はバイキンマンを見てくださいね~
など
業務をスムーズにする工夫も随所にみられます
私が感じたのは
あー、Bさんは仕事が楽しいだろうなあ
ということ
きっとBさんは
どうすればもっと改善できるか?
どうすれば安心して検査を受けてもらえるか?
をいつも考えているのでしょう
工夫を重ね、今日よりも明日、という
前に向く考え方は
いつしか楽しみに変わり
その姿勢が相手に伝わっていくものです
仕事の誇りは
環境や待遇に左右されるものではなく
誰かに作ってもらうものでもありませんよね
あなたは仕事が楽しいですか?
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