信頼関係構築の専門

接客・社員研修講師 佐藤由利です。

世の中のほとんどの仕事はチームで遂行するもの
誰か一人がスター選手でも
企業の仕事は成り立たないですよね

たとえ(ありえないけど 汗)
チームメンバー全員が超スター選手だったとしても
チームでの成果はあげられない
なぜならひとりで完遂できる仕事ってあまりないから

ひとりではできない
つまり人との関わり・協力を避けて通れないなら
「コミュニケーション」がついてまわることは自明です

チーム力アップの切り口のうち
今日は「2wayコミュニケーション」についてお話します

2way=双方向というのは
言わずもがな、コミュニケーションの大原則ですね

行きかう情報の誤認=ミスコミュニケーション
というものがヒューマンエラーを起こす大きな要因です

<相手に命令・指示する場合>
*命令・指示に対する返答が適切にあったか
*相手が行動できるレベルで理解したか
*意見・質問はあるか

上のようなポイントで
内容や意思が正確に伝わっているか
相手が認識したかを確認します

簡単に言えば、言いっぱなしにしないということですね
一回指示したから、読んだだろう、理解しただろうではダメ
指示したのに、なんでやっていないの?
という事態に遭遇したら
自分の指示が
不明瞭あるいは確認が足りなかった
のではないか?と考えてみましょう
※長い間の信頼関係があり、その事項についてはツーカーでいける場合を除く

<上司から命令・指示された場合>
自分はこのように指示を受け取ったが、これで間違いがないか
を確認します
特にあいまいな指示を受けた時には
具体的な文言を組み入れて確認すると良いでしょう

例:指示があいまいで、部下が具体的に確認するケース
上司:「これ来週までに仕上げといてくれるか」
部下:「はい。期限ですが、来週一杯ということでしょうか?」
上司:「いや、火曜に必要だから月曜には仕上げておいてほしいのだが。」
部下:「では月曜の終業時までにはお渡しできるよう、準備いたします。」
上司:「時間ないけど、よろしく頼むよ。」
部下:「承知しました。他、文書についてフォントの大きさなど注意しておくことはありますか?」
上司:「そうだね、、  」

と続き、どんどん有効なコミュニケーションになっていきます
今日はあいまいな上司をもつ(笑)
部下をイメージして
簡単なシーンではありますが
スクリプトを作ってみました

このように、具体的な文言を用いて
双方の考え・意思・意図したことを
近づけていく会話を
「確認会話」と呼び
ミスコミュニケーションが命取りになる職場では
積極的に使われているスキルです

次回は、「コミュニケーションを邪魔するもの」 です

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