信頼関係構築の専門

接客・社員研修講師 佐藤由利です。

仕事でも日常でも、「ありがとう」と「ごめんなさい」を言う機会は多いですね。

感謝と謝罪を伝える場面は、人間関係を良好に保つ上でとても大切です。

感謝も謝罪も、ただただありがとう、ごめんなさいという言葉を言っても伝わらないことが多いですね。

伝わらない理由は、ひとつではありません。

まず一つは、
気持ちがない場合。
心から思っていないと、当然態度や表情にそれは表れてしまいます。

もう一つは、
言葉を十分に使っていない場合。
感謝も謝罪も、相手の行動や気持ちに「対して」行うものです。

ですから、
「何に対しての」感謝や謝罪なのか、を言葉にすると相手は納得しやすいのですね。

例えば、誕生日のプレゼントとして高価なバッグをもらったとき。
相手が「お金を使った」ことを自負しているなら、
「高かったでしょう?こんなに素敵なバッグをプレゼントしてくれるなんて、ほんとうにありがとう」

ずっと欲しがっていたことを覚えていて、それを叶えたという場合なら。
「私が言ったこと覚えていてくれたのね、ありがとう」

というように、
相手の動機にフォーカスして感謝の気持ちを言葉にするということ。

謝るときも同様です。

相手が「何に対して」怒っているのか、悲しんでいるのかを考えて、そこをちゃんと言葉にする。

「ありがとう」「ごめんなさい」
は、
「何に対して」を言葉にすることで気持ちが伝わりやすい。

意識してみてくださいね



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