こんにちは、接客トレーナーの佐藤由利です

昨日ある居酒屋に行ってガッツリ飲んできました。

その店、便利な場所(私のとって立地がいい)にあるので、実はよく行っている店。

出す料理、日本酒の品揃えがなかなかいいし。

しかし、行くたびに残念なのが接客。

昨日は入店時から、こりゃないよねという対応でした。

席についてコートを脱いでいる途中に…。

おしぼりをどうぞ、とご丁寧に広げるじゃありませんか。

思わず、「ちょっと待ってもらえませんか」と言ってしまいました。

気を取り直して、メニューを。

ここでのお気に入りの日本酒をオーダーする際、「これ2合ください」というと。

スタッフ 「これグラスなんですよね。」

私 「徳利に入れて2合いただくことはできますか?」

すると

スタッフ「お値段4倍になりますけど

…できるんじゃん。

値段をちゃんというのはいいけど、言い方ってものがある。

飲み物を持ってきたとき、さあ、食事をオーダーしようとしたら、もういない。

慌てて呼び止める私。

オーダーを済ませ、連れがビールを飲み終わった頃、何やらオーダーしていない七輪が。

「お通しです」

遅いよ~。もうビール終わってるし

次、煮魚がきた。

はい、魚の頭が右側に…。

もう、ほんとにいい加減にして。

見てない・感じてない・知識ない

出しゃいいってもんじゃないのよ

全てに気配りの「き」の字もない接客でした。

「オーダーとって、できたものを運ぶ」 これを接客だと思っているのなら、大間違い。

こういうのは「仕事」ではない。頭と心を使わない動作を「作業」と言います。

目的がわかっていないんですね。

個人の問題と言うより、そういう作業しかできないスタッフを放置している経営者に物申したい

あなたが提供したいものをお客様に届けるのは、あなたじゃなくてスタッフなんですよ。

あなたの「お客様に喜んでもらいたい、また来てもらいたい」という思いをスタッフに伝える努力を怠っていませんか。

そして、思いを伝える技を磨いていますか?

お客様の思いに気が付いていますか?

お客様の声を聴こうとしていますか?

こういったことを着実にしていかないと、「もう、行くのやめよ」になってしまいますよ。

経営における接客・接遇の役割。

それは、「また行きたいね」につなげることです。



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