たとえばの片想い | あの頃確かにべラだった

あの頃確かにべラだった

シャガールの妻だったと信じるRyacoさんのブログ

たとえばひとつの片想いがはじまると、新しい香水が欲しくなる。
あの人の好みはどんなだろう?って迷って悩んで、とっておきの一本を見つけて。
次に学校で彼と会える日に初めてつけて行って、気づいてくれるかなってそわそわする。


というところまでは妄想でも書けるのだけど、現実になってみるとこの距離じゃ届かないのでは…!って気づいたりする。
強烈なパルファム振りかぶったとかなら教室中の人間がもれなく気づくとして、
コロンなんかだと1m以上の距離があったら鈍感な男子は気づかないものだ。


だから「少しだけ、イスをずらした」みたいな言葉が出て、初めてリアルな歌詞になると思う。


(このモチーフはいつか使いたい)






先日、歌詞が生々しくリアルだった、と声優さんのファンの方が言ってくださったのが嬉しくて、こんなことを考えていた。
私は妄想で書くのがあまり得意じゃない(証拠に、ファンタジーやゲームの歌詞はあまり世に出ていない)から、
自分の経験とか歴史を織り込んで、あとでちょっと気恥ずかしくなるくらい生の感情で歌詞を書きたいなあ。


手元の案件を、きれいさっぱり終えてしまいあとは採用を祈るのみで、なんだかここ3日くらい手持無沙汰というか、心を持て余してる。
早く次の歌詞が書きたいなあ。