「 キル・ビル Vol.1 」(米/2003)
クエンティン・タランティーノ 監督の アクション映画、前編。
「 タラちゃんの 好きなモノ、Vol.1 」的な内容でもありますね。
有名なんで 基本情報 省略。
久しぶりに観たんですが エンタメ度が高くて やっぱり面白かったです。
ですが、その前に ドキュメンタリー映画、
『 クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男 』
(19年)を観ていたので
チョット気が重くなる ところも ありましたが。
その『 QT 映画に愛された男 』も 裏話てんこ盛りで 面白かったです。
すっかり 忘れていましたが『 レザボア・ドックス 』は 低予算だったため、あの「 黒スーツ 」は 各自の「 自前 」なんですよね。
スティーヴ・ブシェミ なんか「 下 」は 黒ジーンズだったのは チョット切なかったな。
その他、マイケル・マドセン が「 ティム・ロス には 撃たれたくない 」と言っていたり、
その マドセンの「 耳切ダンス 」の場面では 踊りが苦手な
マドセン のため QTが「 音楽をかけた 」など、
『 レザボア 』での ほっこりエピソードが 一番 笑えましたね。
ちなみに マドセンが「 切り取った耳 に 語り掛ける 」演技は
なんと アドリブ でしたよ。
で、本題の『 キル・ビル 』。
驚く事に 制作から もう20年経ってたんですね。
有名作品だけど 観てないどころか 知らない人もいそうだな。
今回、ふと違和感を覚えたのが 後半の「 青葉屋 」の場面、
「 ブライドと クレイジー88との闘い 」で 途中から 画面が
「 白黒 」になるところ。
てっきり「 修正が掛かったのかな 」と思い調べてみると、
どうやら「 残酷描写が マイルド 」になっている「 US版 」の方みたい?
作品自体は 変わらず面白かったものの、魅力は 若干 損なわれたような。
あと 別の意味で「 作品に 影を落とし 」てもいましたね。
『 QT 映画に愛された男 』の後半に『 キル・ビル 』で
主人公・ブライド を演じた ユマ・サーマン が
ハーヴェイ・ワインハウスの「 セクハラ 」にあっていた
エピソードが 入れられているんですが、
それと 映画内で 昏睡状態中の ブライドが「体を売られていた」姿が 重なって見え、そこの場面だけ 重苦しくなるんですよね。
ちなみに『 QT 映画に愛された男 』には『 キル・ビル 』撮影時に起こった「 ユマ・サーマンの事故の隠蔽 」の話も ありましたよ。
ここから「 画像 」で サクッと紹介。
一応「 展開 & ネタバレ 」と「 残酷描写 」注意。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 タイトル 〕
「 彼女には 復讐する権利がある 」
この後『 Vol.2 』も 観ました。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 「 ブライド vs グリーン 」1 〕
「 暗殺チーム 」の ひとり、ヴァニータ・グリーン を演じて
いるのは ヴィヴィカ・A・フォックス。
調べたら、結構 好きな ボンクラ系の ホラー・コメディ
( 主人公が 超バカ )『 アイドル・ハンズ 』(99年)にも
出てた!
今だと「 Amazon配信 」で 100円だし
ヒロインが ジェシカ・アルバ だったりするので 興味がある方は チェックしてみてね。
( 定期的に 100円になる作品なんで 今 観なくていい )
〔『 キル・ビル Vol.1 』 「 ブライド vs グリーン 」2 〕
みんな大好き?「 死闘の最中、娘が帰ってきたため 一時中断 」という、ほのぼのユーモアな くだり。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 グリーンの最後 〕
〔『 キル・ビル Vol.1 』
ブライド & エル・ドライバー の「 画面分割 」〕
「 画面分割 」の この場面と「 青葉屋 」での 対決前の
「 ブライドが 着替える 」( カメラが離れて 動き回る )時の
「 長め1カット 」は「 デ・パルマの オマージュ 」でしょう。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 アニメ・パート 〕
オーレン石井の過去を描いた「 アニメ・パート 」の キャラ・
デザインは
子供時代が 石井克人、 成長した後のは 田島昭宇 が担当。
石井克人は わかったが、田島昭宇 は わからんかった。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 オーレン石井の 首チョンパ 〕
「 暗殺チーム 」の ひとり、オーレン石井 を演じるのは
ルーシー・リュー。
最近のでは『 シャザム 』続編に 出てましたね。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 オーレン石井 軍団 〕
この「 画 」を観ると 頭ん中で 布袋 が流れるよな。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 天井張り付き 〕
オーレン石井の用心棒、GOGO夕張 を演じるのが 栗山千明。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 ソフィの「 腕チョンパ 」〕
主人公以外だと 一番ヒドイ目に遭う? オーレン石井の組織の NO.2で 弁護士の ソフィ。
全く 記憶にありませんが、演じる ジュリー・ドレファス は
『 変態島 』(08年)に出ていたようです。
ちなみに「 特殊メイク 」は KNB・エフェクツ※ が担当なんで 少しカットされているとはいえ 見応えがありますよ。
( ※ 分かり易い紹介だと、“N” の人、グレッグ・ニコテロ が
『 ウォーキング・デッド 』に参加してたり )
〔『 キル・ビル Vol.1 』 ヤッチマイナ! 〕
『 キル・ビル 』といえば コレも 名物。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 「 ブライド vs GOGO夕張 」〕
GOGOが「 鉄球使い 」ってだけでも グッと来るんだけど、
栗山千明の クールな顔立ちと相まって より カッコよく感じますね。
〔『 キル・ビル Vol.1 』
「 vs クレイジー88 」戦の 始まりと 終わり 〕
上で書いたように「 88戦 」の前半部分が「 白黒 」になっていて、ちょっと テンションも 下がるんですよね。
( なので「 残酷画像 」なし )
「 残酷描写 」の他にも「 トラックスーツの黄色 」と
「 血の赤色 」と 色味的にも 楽しかったんだけどな。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 「 ブライド vs オーレン石井 」〕
一転して 最後は 静かな対決。
ここで 降らせている「 雪 」、体に悪いらしくて スタッフは皆
「 マスク 」を付けてたらしいです。
〔『 キル・ビル Vol.1 』 ルーシー河童 〕
最後は「 カッパ残酷 」で締めて 今回は 終わり。