J・アニストン、デビュー作「 レプリコーン 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

「 レプリコーン 」(米/1993)

 

 

ファンタジー系・ホラー。

 

 

「 Amazon配信 」100円。

 

 

100円枠を チェックしてたら『 レプリコーン3 』を発見。

 

昔は 興味がなかったものの、前に観た『 サウスパーク 』に

レプリコーン が出ていたので※「 映画 」の方も 押さえて おきたくなりました。

 

 

どうせなら『 1作目 』がいいな、と思っていたら『 1作目 』も 100円であったので まずは そちらを チョイス。

 

とはいえ「 評価 」は 低めで( 海外は 高め? )まあまあ 不安でしたけど…。

 

 

〔 ※『 サウスパーク 』レプリコーン( レプラコーン )

 

S11・#10~#12『 イマジネーションランド 』三部作。

詳しく書きたいが 長くなるので 割愛 〕

 

 
 
まずは「 基本情報 」から。

 

その見た目から 察しは 付いていましたが「 レプリコーン

レプラコーン 表記が多い )って「 アイルランドの妖精 」

なんですね。

 

文化としても 根付いているらしく、「 聖パトリックの日 」には「 コスプレ 」なんかも するみたいですよ。

 

「 靴職人 で 黄金を持っている 」という性質を持っており、

「 映画 」の方でも その設定が 活かされてました。

 

 

その レプリコーン を演じているのが『 ウィロー 』(88年)ウィローを演じた※ ワーウィック・デイヴィス

 

まあ「 怪物メイク 」なんで 顔は見えませんけど。

 

 

〔 ※ 調べたら『 銀河ヒッチハイク・ガイド 』(05年)マーヴィンも 演ってた! 〕

 

 

もうひとつ 特筆すべき(?)なのが

ジェニファー・アニストン の デビュー作 」なところ。

 

「 昔のジャンル映画 」は こういうのがあるから 楽しいよね。

 

 

で、「 話 」はというと、

 

 

アイルランドで レプリコーンの「 金貨 」を盗んだ ダニエル

 

金貨を取り返しに来た レプリコーンを「四つ葉のクローバー」を使い「 箱 」に 閉じ込めるが 自身も 発作で倒れてしまう…。

 

10年後、父親が買い取った「 ダニエルの家 」に と共に来た

都会っ子( 死語? )の トリ(  J・アニストン )。

 

「 塗装会社 」に 壁の塗装を依頼していたが そのひとり

オギーが「 四つ葉の クローバー 」を 払ってしまった事で

レプリコーンが「 箱 」から出てしまい……。

 

 

みたいな感じ。

 

 

「 ファンタジー系 」で「 子供も 出ている 」ので「 ユルめ 」だと 予想はしていました。

 

実際「 サスペンス度 」は低く、主人公たちも “誰一人死なない”

ものの、

 

まあまあ「 痛い 」と思える描写や「 人死に 」も 一応あったし、後半は 緊迫感も チョットだけ 出て来るし、

 

なにより「 レプリコーンのメイク 」が素晴らしく、軽めながらも「 攻防 」場面も 多かったりで まあまあ 楽しい。

 

というか、「 父と 娘の 人間ドラマ 」どころか「 恋愛 」要素

すら “無し” の ストイックな内容で「 エンタメ度 」は 結構 高めなんですよね。

 

 

「 小さい怪物 」or「 結構 軽口をたたく 」レプリコーン

いう事で

 

雰囲気的には『 グレムリン 』『 チャイルド・プレイ 』

足して「 3で割った感じ 」( 少し 減ってる… )でしょうか。

 

 

ただ「 子供には 気持ち キツめ 」で「 大人には ユルい 」、

 

中途半端( 中学くらいでの 鑑賞が ベスト? )な ホラー描写

なので

 

余程の「 ジャンル好き 」( 許容範囲が 広い )でないと

“つまらない” かもですね。

 

 

ここから「 画像 」

 

展開 & ネタバレあり。

 

( 毎回 思うが 誰も気にしてないような… )

 

 

 

〔『 レプリコーン 』  そっけない タイトル・デザイン 〕

 

 

〔『 レプリコーン 』

「 金貨を取り戻しに来た レプリコーン 」&「 四つ葉 封印 」〕

 

 

「 上画像 」、左で見切れてるのが アイルランドで「 金貨 」を盗んだ ダニエル

 

ダニエルは 銃弾で 一時的に レプリコーンを 動けなくし

( 普通には 殺せないらしい )「 箱 」に閉じ込め、

 

力を奪う?「 四つ葉のクローバー 」を 上に置き「 封印 」。

 

そして「 火を付けようとする 」のだが 発作を起こし 倒れてしまう…

 

という導入。

 

ちなみにレプリコーンを見ての「 ビックリ転落死 」。

 

 

 

〔『 レプリコーン 』

都会から来た トリJ・アニストン)と 塗装会社のネイサン

 

 

トリネイサンの前で 強がって「 虫とか 平気よ 」みたいな事を言う、ちょっと “ツン” な場面はありますが、

 

以外にも ネイサンとの「 恋愛模様 」は まったく無し。

 

 

…と「 話 」的には「 超・健全 」なんですが、

 

何故か J・アニストン の「 服装の露出 」は 多めだったり。

 

しかも 後半の「 追われる 」場面では

レプリコーンの 低い視線 」に合わせてなのか

 

トリの ケツ & 足 」を ガッツリ映してもいましたね。

 

 

〔『 レプリコーン 』  トリ塗装会社の 主要メンバー。

真ん中が オギー、子供は ネイサン弟の アレックス

 

 

レプリコーンの「 声の偽装 」に騙され「 塗装会社 」の

ひとり、オギーが「 封印 」を解いてしまう。

 

だが「 少々 頭が弱い 」オギーの事を 誰も信じず。

 

 

…という テンプレの流れ。

 

 

〔『 レプリコーン 』  オーバー・ザ・レインボー 〕

 

 

「 虹のふもとに レプが 金貨を隠している 」というのが

レプリコーンの「 言伝え 」。

 

という事で アレックスオギーが探しに行く。

 

 

〔『 レプリコーン 』  「 金貨 」発見、うっかり誤飲 〕

 

 

2人は 虹のふもとで 大量の「 金貨 」( 100枚 )を発見。

 

本物か確認するため「 金貨 」を噛んだ オギーだったが、

そのまま 飲み込んでしまう。

 

取り敢えず 鑑定のため 一枚だけ残して 隠す事に。

 

 

…という、まあまあ ヒドイ展開( 無理やりな 伏線 )。

 

 

〔『 レプリコーン 』  残酷な子供のテイゲン 〕

 

 

だが、それより「 その金貨で オギーの 脳を手術しよう 」

 

という、アレックスの セリフの方が ヒドイのであった…。

 

 

〔『 レプリコーン 』  脚を襲われた トリ

 

 

レプも さっそく「 活動開始 」するが、なぜか最初に トリ

「 脚 」を襲ってしまうという ヘンな展開。

 

 

ちなみに トリに寄り添っているのは トリのパパ です。

 

母親とか、なんで 父娘で?とか 気になるけど、そういう説明は一切なし!

 

 

〔『 レプリコーン 』  これで パパ退場 〕

 

 

その トリ・パパも( 声マネで ) 猫と勘違いし「 手の平 」を ガブリ。

 

急いで で病院に。

 

…と ここで パパの 出番終了。

 

 

〔『 レプリコーン 』  三輪車で追う レプリコーン

 

 

そのトリたちレプは 三輪車で追う。

 

 

〔『 レプリコーン 』  ノーモア、金貨泥棒 〕

 

 

治療を待つ間、アレックスオギー は「 古物店 」に行き

「 金貨の鑑定 」を頼む。

 

金貨を預かった 店主レプの餌食に…。

 

 

このあと 店主を「 ホッピング 」で「 踏み殺す 」という、

愉しい場面があるんだけど、

 

「 画 」としては 地味( アップで ごまかし )なので「 画像 」は無し。

 

 

〔『 レプリコーン 』  車運転・レプ取り締まり警官

 

 

レプは 今のうち「 家探し 」しようと「 子供の車 」で 戻るが

途中で 警官に見つかってしまう。

 

追いかけっこの末 警官を殺し、元・ダニエル家に 戻るが、

家にある「 靴 」が気になって 捜索は はかどらず。

 

 

…と、大体 ここまでが 前半と少し。

 

 

この後、ようやく レプの存在に気付いて「 攻防戦 」展開に。

 

 

〔『 レプリコーン 』  レプの「 腕チョンパ 」〕

 

 

レプの「 腕チョンパ 」とか「 目玉の入れ替え 」もあったり。

 

 

〔『 レプリコーン 』  「 皿屋敷 」っぽい 流れ 〕

 
 
途中「 金貨 」に気付いて レプに それを返し、一件落着…
と思いきや、オギーの「 金貨 」がまだあるため 収まらず。

 

 

〔『 レプリコーン 』  磨かずにはいられない 〕

 

 

たくさんの「 靴 」を投げて「 時間稼ぎ 」したりと、

 

何だかんだで 展開としては イイんだよな。

 

 

〔『 レプリコーン 』  ローラスケートで「 人型 くり抜き 」〕

 

 

こういう「 カートゥーン風 」描写もあったり。

 

 

〔『 レプリコーン 』  「 車イス 」に フェードイン 〕

 

 

サスペンスとしては イマイチ 盛り上がりに欠けるんだけど、

 

さっきの 三輪車といい「 乗り物 」の使い方は 結構 好き。

 

 

〔『 レプリコーン 』

再登場したものの、死にそうな ダニエル( この後 死ぬ )〕

 

 

後半の「 介護施設 」では ダニエル 再登場。

 

てっきり発作で 亡くなっていたとばかり 思っていたので 少し ビックリ。

 

この「 四つ葉のクローバーで レプを倒せる 」との情報を得て、

この後「 四つ葉 」探しの展開に。

 

 

〔『 レプリコーン 』  取り立て人、レプリコーン

 

 

しかし「 四つ葉 」は なかなか見つからず。

 

しかも「 残りの 金貨一枚 」の場所( オギーの お腹の中 )が

バレてしまい…。

 

 

〔『 レプリコーン 』  四つ葉のクローバーの弾丸 〕

 

 

もちろん、最終的には 見つかりますけどね。

 

で、最後は アレックスの「 四つ葉 弾丸・パチンコ 」

レプの 口の中に入る )と 結構 ケレン味のある、カッコイイ 倒し方。

 

 

〔『 レプリコーン 』  ドロドロ・レプリコーン

 

 

今や ほとんど見なくなった「 ドロドロ最後 」演出も 楽しい。

 

 

〔『 レプリコーン 』

泥田坊( 田を返せ~ )みたいな、レプ

 

 

実は まだ 死んでなくて、最後は「 井戸 」に落として「 燃料 」を注ぎ 火をつける、大味な「 爆殺 」だったりしますが。

 

 

という事で 不安はあったものの 結構 楽しく観れましたね。

 

レプリコーンJ・アニストン 目当てでも まあまあ満足は

出来る…かも?