「 サイキック・アクション / 復讐は夢からはじまる 」
(香港・1987)
ラウ・カーウィン 監督、 サモハン・キンポー 制作の
「 超能力( SFファンタジー )系・サスペンス 」。
「 Amazon配信 」。
かなり前から 「 ウォッチリスト 」に入れていた 作品。
「 女好き」で 「 他人の夢に入る事が出来る 能力を持つ 」 デビッドと、「 金持ち童貞・玩具デザイナー 」 の ハリー。
親友である 二人は 偶然 強盗団に 遭遇、
「 カーチェイス 」に 巻き込まれ事故に遭い、デビッドは 重体に陥る。
ハリーの頑張り?で 意識 を取り戻した デビッドは、
一目惚れした 看護師( 兼 研究者?)・アリス 目当てで
「 脳波の交信実験 」に協力する事に。
┋
「 強盗団の面通し 」に協力した ハリーは その仕返しとして
命を狙われるが、刑事が 助けに入ったことで 助かる。
…が、その刑事が 謎の人物に 殺されてしまう。
目撃者の ハリーは 今度は その犯人に 襲われる事になり、
結局 ビルから 落とされ 重体に。
その ハリーと 犯人を 有名歌手・ムイが 目撃していた…。
デビッド 役、ミウ・キウワイ。
ハリー 役、エリック・ツァン。
アリス 役、エミリー・チュウ。
チョウ警部 役、チョウ・ユンファ。
歌手・ムイ 役、アニタ・ムイ。
( ネタバレあり )
〔 『 サイキック・アクション / 復讐は夢からはじまる 』 タイトル。
丸みのある フォントが 懐かしい 〕
「 夢に入る事が出来る 」能力を持つ男の 親友が「 殺人を目撃 」してしまう…という 「 SF・サスペンス 」な 内容。
メインは その「 殺人 」の くだり ですが、その展開は 後半頃 からで、
前半は 「 能力を持つ 」女好き・デビッド と、童貞・ハリー の
「 友情 エロ・コメディ 」。
デビッドが 「 自分の家 」だと ウソをついて 「 ハリーの豪邸 」に
女性を招き、ハリーが 「 ロボット 」として 「 しれっと セクハラする 」
という ヒドい内容 ではあるけれど、
「 エロを 通しての 2人の友情 」(…なのかな?)には
バカバカしくも 何やら 熱いものを感じるし、
エリック・ツァン の 「 ロボット・ダンス 」が 上手かったりで かなり
面白かったですね。
〔 『 サイキック・アクション 』
序盤の ハリー( エリック・ツァン )の「 夢の中 」 での ハーレム状態。
”メガネ” の エリック・ツァンは カンニング竹山 に 似ている… 〕
〔 『 サイキック・アクション 』 ハリー と デビッド( 左 )。
しかし、「 夢 」に侵入してきた デビッド( ミウ・キウワイ )が 横取り… 〕
〔 『 サイキック・アクション 』 フィギュア。
ハリーは 「 玩具デザイナー 」という設定なので、部屋に オモチャが
いっぱい 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
デビッドが連れてきた 女性と 「 ロボ 」( 部品は 日本製 )に
扮した ハリー。
エリック・ツァン の 「 ロボットの動き 」や 「 パントマイム 」が 最高 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
ロボ・ハリー が 「 女性の着替えを見る 」くだり。
セリフと違い、超・最低 ですが 面白いです。
昔の 「 香港コメディ 」は 「 覗き 」場面が 多かったような 〕
中盤は
「 デビッドが 実験で 精神病患者の夢( 脳内?)に入る 」 という、
『 ザ・セル 』(00年)を思わせる 展開。
それと 「 デビッド と アリスの 恋愛 」展開も ありましたね。
その患者( ウー・マ )の 「 キョンシー( 吸血鬼 )退治の “夢” 」も、
ベタな 吸血鬼や、ボケ でしたが、意外と 楽しかったです。
〔 『 サイキック・アクション 』
「 強盗団と 警官の カーチェイス 」に 巻き込まれ、重体に陥る
デビッド と ( 終盤は 「 逆 」の展開になる )、
「 ハリーの 罵倒( 日頃のグチ )」で 目を覚ます デビッド 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
「 実験 」にも参加する 看護師・アリス 役の エミリー・チュウ。
『 男たちの挽歌 』(86年)などに 出演 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
「 実験 」の被験者( 精神病患者 )役の ウー・マ。
この年は 『 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 』(87年)にも出演。
あと、『 霊幻道士 』(85年)にも 出ているので “キョンシー” が
楽屋オチ になってましたね 〕
〔 『 サイキック・アクション 』 実験 「 装置 」&「 開始 」場面。
70~80年頃の 「 SF ( 超能力 )系・オカルト 」映画の
「 科学 + 超自然 」の設定、雰囲気が 好きだな~ 〕
〔 『 サイキック・アクション 』 「 夢の中 」。
ベタ だが 凝った構図?の「 怪奇な雰囲気 」映像 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
患者の「 夢 」に入った デビッドと 神父役の患者 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
最初に 出て来る ミニ・吸血鬼 「 退治 」場面 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
“超べた” な 吸血鬼( 上、中 )と、
デビッドと 神父の 香港コメディらしい 「 人間 十字架 」 〕
一方、ハリーは 「 強盗団 」に 襲われる 「 サスペンス & アクション 」な展開。
ここも オタク・ファッション?の エリック・ツァンの 「 逃げ・隠れ 」が
香港らしい 「( 軽めの )アクション 」と 「 笑い 」で 描かれていて、
見応えが ありましたね。
そんな 「 コメディ・ムード 」 から 一転、「 ハリーが 殺人を目撃する 」
という 緊迫感が 漂う シリアス(?)な展開に。
いきなりの 「 ジャーロ・チックな 殺人 」と、「 殺人犯の 黒手袋 」からの “アルジェント想起” で 「 サスペンス気分 」が 盛り上がります。
〔 『 サイキック・アクション 』
車に隠れるも 見つかった ハリー( 上 )と
車の持ち主の刑事 登場( 下 ) 〕
助かって ホッとしたのも 束の間…
〔 『 サイキック・アクション 』
殺される 刑事 と それを目撃する ハリー 〕
刑事が殺される ヤバイ事態に。
ここは 構図や カットが 素晴らしかったですね。
〔 『 サイキック・アクション 』
「 殺人犯のナイフ 」と、いつの間にか 車の上に 上がっていた
殺人犯 〕
こういった「 ナイフの アップ 」も 個人的には 盛り上がり ポイント。
〔 『 サイキック・アクション 』
逃げる ハリーと 衝突した 歌手のムイ( アニタ・ムイ )〕
後半に ようやく チョウ・ユンファ が チョウ刑事として 登場しますが、
始めは 「 意識不明の ハリーの “事件時の記憶” に デビッドが 入る 」展開。
話的には 結局、「 夢で デビッドが 犯人の素顔を見る 」だけ
なんですが、
中身は 「 逃げる ハリーと それを追う 殺人犯 」の場面が 長々と続く
サスペンス・アクション。
「 ホラー作品の “逃げる場面” が 好き 」な 私としては 超楽しい
内容 でしたよ。
でも、何となく ( ハッキリと?)予想がつく 殺人犯の正体は
チョット残念 かも…。
( 記事でも 読んだ 憶えがあるような… )
その後の 「 目撃者の 歌手・ムイ の 口封じ 」展開も
「 殺人鬼・ホラー 」な 雰囲気が 心地よく、「 逃げる 」描写も 長くて
満足感が ありましたね。
てっきり ここで 終わると 思っていたら 意外な展開をみせ、
チョット 驚きました。
〔 『 サイキック・アクション 』
「 刑事殺し 」の捜査に来た チョウ警部( チョウ・ユンファ ) 〕
〔 『 サイキック・アクション 』
「 装置 」で デビッドが 見た 「 ハリーの記憶 」での ハリーと 殺人犯。
「 上 」には 『 エルム街~ 』(84年)の、
「 下 」には 『 ゴーストバスターズ 』(84年)の ポスターが見える 〕
〔 『 サイキック・アクション 』 「 夢 」で見た 犯人の素顔 〕
ハリー を 突き落とした 殺人犯が サングラスを取ると…
チョウ刑事の顔が!
その後「 現実 」で、 チョウが 数人の刑事たちと 薬物を売っていて、
その 口封じのため、刑事を殺した事が判明。
〔 『 サイキック・アクション 』
「 歌手・ムイの家 」で 家政婦を 殺す時の チョウ刑事 〕
目撃者を 殺そうとし、その時の目撃者を また殺そうとする、
「 殺しの ドミノ 」展開が 楽しいね。
〔 『 サイキック・アクション 』 こちらは ムイの恋人?の殺人場面 〕
「 チョット残酷 」なのが 嬉しい。
〔 『 サイキック・アクション 』 チョウに 襲われる ムイ。
ムイが 「 家の明かりを消す 」ところは 『 暗くなるまで待って 』(67年)
みたいだったな。
ムイの 「 ポップな サボテン柄 」の寝間着が 地味な 面白ポイント 〕
結局、デビッドが 助けに来て、警官2名も 到着した事で チョウは
逃げるんですが…なんと 「 警官が ムイを殺す 」という 驚きの展開に。
デビッドは 「 ムイ殺し 」の犯人にされ、
子供みたいに なってしまった ハリーを連れ 逃亡…。
終盤は 「 廃車置き場 」での 戦い。
ついに デビッドが 「 力 」を発揮すると 思いきや、「 物理で ぶん殴る 」で 笑ってしまったな~。
でも 最後は ちゃんと 「 覚醒 」し、「 念動力 」を使い 決着を付けて
いましたけどね。
メインの 「 殺人を目撃 」の くだり は 後半頃から だし、
「 “夢侵入” 能力 」も メインには さほど 活かされていませんでしたが、
「 2人の友情( ブロマンス )」、「 エロ 」、「 恋愛 」、「 コメディ 」、
「 サスペンス 」、「 ホラー 」、「 アクション 」と 多くの ジャンル要素を
持つ内容は エンタメ性が 高く、
エリック・ツァンの 「 コメディ演技 」&「 パントマイム 」、
チョウ・ユンファの 「 シリアルキラー 」風な 「 殺人犯( 鬼 )・刑事 」も
見ていて 楽しく、とても 面白かったですよ。










































