“スーパー・パワー少年”・ホラー 「 ブライトバーン 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

「 ブライトバーン / 恐怖の拡散者 」(米・2019)

 

超人系?・ホラー 作品。

 

 

子供ができずに悩んでいる ブライア夫婦 の家の近くに “ある物体” が落下、その “物体” には 赤ん坊 が乗っていた。

夫婦は その赤ん坊に ブライアン と名付け 育てる事に…。

12年後、成長した ブライアンは 自身に 「 特別な “力” 」がある事に

気付く…。

 

 

母親 トーリ・ブライア 役は エリザベス・バンクス

 

 

『 スーパーマン 』 + 「 ホラー 」な設定は 面白そうだし、

製作が ジェームズ・ガン なので 気になっていた 作品。

 

 

でしたが、「 残念、惜しい 作品 」 でしたね。  ( 副題は ダメダメ )

 

 

全体の流れは 悪くないんだけど、

 

「 ホラー 」、「 サスペンス 」、「 ドラマ 」どれも ありきたりで、

物足りなかったです。

 

いろいろと 要素 ( 「 侵略 」、「 悪・少年 」、「 家族 」など )も

あったけど、 上手く まとまっては いなかったかな。

 

 

あと、せっかく 「 スーパー・パワー を持っている 」 という設定

なんだから、

 

「 “力” を持つ子供が 悪 に染まったら… 」 という 話でも あるんだし)

 

もっと 「 スーパー・パワー 」を 活かした、

子供らしい 「 無邪気で 残忍な 展開 」でも 良かったような 気もしますね。

 

例えれば ヴィラン( 悪役 )版、『 シャザム! 』(19年)な感じ?

 

 

個人的には、 スーパー・パワー版 『 悪い種子 』(56年)※

 

『 危険な遊び 』(93年 M・カルキンの方向性でも 良かった。

 

 

〔 ※ 『 悪い種子 』  傑作 「 サイコ少女 」・サスペンス。

 

「 ほのぼの カーテンコール 」が 有名(?)。

宗教観を感じる あの“オチ” も個人的には 好き。

 

『 悪い種子 』って 原作があって、ブロードウェイ・ミュージカル にも

なってるんですね。

85年の リメイク作、『 死の天使 レイチェル 』も 気になるな~ 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、

ブライア家 から見えた 「 宇宙からの 落下物 」 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、12歳の ブランドン少年。

 

演じる ジャクソン・A・ダン は、『 アベンジャーズ / エンドゲーム 』

“少年姿のスコット・ラング” を演じていた子 みたいです 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、母・トーリ 役の エリザベス・バンクス

 

ガン監督 『 スリザー 』 でも 「 宇宙生物 」に 翻弄されてたな… 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、落ちてきた 「 宇宙船・ポッド 」的な ヤツ。

ピカピカ光って “指令” を送るぞ 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、

本当の事( 養子じゃない )を 聞かされて 怒り心頭の ブライアン

 

夫婦は ちゃんと 育てていたのに、この展開。 チョット強引 〕

 

 

 

「 ホラー演出 」も、

 

せっかく 「 特色ある 設定 」 なのに、

 

「 心霊系・ホラー 」と ほぼ同じ 演出で、 しかも パターンも 少ない。

 

ブライアンが 「 超・高速移動 」 しても 「 風 」が 起こらないため、

「 物理 」 ではなく 「 霊 」現象っぽくみえて 萎える… )

 

 

そのため 「 サスペンス 」 としても “ノレない” んだよな。

 

特に 致命的だったのが 「 ブライアンの 弱点 」。

 

「 実は 身近な モノ が弱点 だった 」など、

もう少し 工夫があれば、そこが キーポイント になって、

 

終盤も 「 サスペンス 」として もっと 盛り上がったのに…。

 

シャマラン監督 『 アンブレイカブル 』 を 見習ってほしい )

 

 

まあ、個人的には 「 オチ 」 と 「 エピローグ 」の “大量死” は

地味に 盛り上がりましたけどね。

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、「 手作り・コス姿 」の ブライアン

 

宙に浮いている 姿が カッコイイのだが、「 イイ画 」が無かった。

「 キメ・ポーズ 」など 「 ケレン味 」が ほしいところ。

 

もう少し 「 アメコミ寄り 」に すればいいのに… 〕

 

 

 

「 良かった点 」は、

 

「 話 」としては 「 思春期らしい ストーカー 展開 」

 

「 サイコパス & シリアルキラー 要素 」が 好みでしたね。

 

どれも 半端な描き方 だったが… )

 

あと、「 イイ話にしなかった 」ところも 個人的には 好印象。

 

 

映像的には

 

「 ブライアンの マスク & 宙に 浮かんでいる ビジュアル 」

なかなか 雰囲気があって 良かったし、

 

「 残酷描写 」も 少ないながら インパクトある 「 映 」で、素晴らしかったですね。

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、エピローグ の M・ルーカー

 

ガン監督 といえば、マイケル・ルーカー ですが、

ネット配信者 役 で カメオ?出演してましたよ。

 

ちなみに 左の「 6個の 小画面 」の 左下の 赤いキャラ は、

ガン監督の 『 スーパー! 』(10年)※の主人公、クリムゾンボルト

 

なんと 今作 「 ガン・バース 」なのだ…多分。

 

( ※ 『 スーパー! 』 「 自警団・ヒーロー 」コメディ。

悪役 ケビン・ベーコン も かなり良かったが、

個人的には 暴走気味になる エレン・ペイジ が最高 ) 〕

 

 

という事で、結構 不満点は ありました。

 

でも、イイ点も あったので “普通に” 楽しめた作品って ところかな。

 

 

 

ここから 「 残酷描写 」 ネタバレ。

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、目に刺さった ガラス片。

 

「 ガラス片 」は 結構 長くて、かなり痛い場面。

 

この後の 「 鉄扉を “眼から ビーム” で 切り裂く 」場面は、

展開自体は 良かったが、「 普通のホラー演出 」 なのが 惜しいな 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、「 くちボロボロ 」。

 

ここは 「 車で 逃げる 」展開 だったので、

「 車と 飛ぶ ブランドンの チェイス 」的な、“熱い追跡劇” を期待

したが、

 

ここも 「 普通のホラー描写 」で ガッカリ…。

 

制約の関係 かも しれないが

「 車を持ち上げる 」 という、スーパー・パワー らしい描写 も、

「 車内と アップのみ 」で ツマラナイ演出だった 〕

 

 

 

〔 『 ブライトバーン 』より、 ブライアン( 右 )の 「 眼から ビーム 」!

 

この後の 「 頭蓋骨 貫通 」が キモチイイ。 ( ちゃんと カットが 変わる )

 

でも、「 サスペンス 」が イマイチで、あまり 盛り上がらないんだよな…〕

 

 

一応 少年って事なので、

「 直接的な暴力の 描写 」が無いんですね…多分。

 

個人的には 素手で ぶっ飛ばして ほしかったな~。