「 ブラザーズ・クエイ短篇集 Ⅰ 」、「 Ⅱ 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

「 ブラザーズ・クエイ 短編集 」 2作品。

 

気になっていた 「 映像作家 」( ストップモーション・アニメ )、

クエイ兄弟 の 「 短編集 3作品 」 が 「 GYAO! 」で 無料配信 されていたので 鑑賞。

 

 

アート色が 強く 不気味で、意味も よく分からないので

かなり人を選ぶ 作品( 作家 ) ですね。

 

とりあえず 『 Ⅰ 』『 Ⅱ 』、二つの 短編集。

 

内容は よくわからないので ほぼ画像…。

 

 

 

「 ブラザーズ・クエイ短編集 Ⅰ 」

全3作品。

 

 

「 人工の夜景 欲望果てしなき者ども 」(79年)

 

路面電車に 乗りたい “男” の話?

 

 

〔 『 人工の夜景 』より、後半の 路面電車に乗っている 主人公

 

電車に乗っている場面は あったけど、実際は 乗ってない( 夢想 )

よね?〕

 

 

 

〔 『 人工の夜景 』より、「 ほぼ ラスト 」の場面。

 

夢から覚めた?主人公は その後、

部屋に敷いてある ”レール” を “なでる” のであった… 〕

 

 

 

主人公が 「 部屋に 閉じ込められる?」 ので、

「 乗れない 路面電車 」が 欲望( 願望?)って事なのかな?

 

 

「 サブ・タイトル 」と、「 短編集 3作品 」を 見たうえで 深読みすれば、

「 電車 = 女性 」…かな?

 

 

 

「 ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋 」(84年)

 

ヤン・シュヴァンクマイエル の 「 ドキュメンタリー番組 」のため

製作された作品 みたいです。

 

シュヴァンクマイエル少年の話。

 

個人的には 「 面白い 画 」が 多く、楽しめましたね。

 

あと、「 箱の中身はなんだろな?」が 笑えたな~。

 

 

 

〔 『 ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋 』より、

シュヴァンクマイエル? と 少年

 

 

 

〔 『 ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋 』より、不思議な部屋 〕

 

 

 

「 ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、フナー・ラウスの局長のチョットした歌、またはこの名付け難い小さなほうき 」

(85年)

 

比較的 「エンタメ度」高め…かな?

 

「 罠 」が  ゲーム『 刻命館 』っぽかったな~。

 

でも “ギルガメッシュ” といば 『 FF5 』を 先に思い出す くらいなので、

話自体は よくわかりませんでした…。 ( ザッと 調べたけど… )

 

 

 

〔 『 ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装~ 』より、ギルガメッシュ? 〕

 

 

 

〔 『 ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装~ 』より、鳥男

 

 

 

〔 『 ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装~ 』より、ギルガメ?全身。

 

三輪車で キコキコ 走り回る チビッコ・暴走族 みたいな ギルガメ?が 面白いな 〕

 

 

 

〔 『 ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装~ 』より、

「 罠 」で 死んだ 鳥男( 上のヤツ )。

 

この 「 罠 」場面は 最高だったな。

 

その後の 復活した?鳥男を 「 棒で ボコボコにする 」場面も

暴力的で 面白かったですね 〕

 

 

 

「 ブラザーズ・クエイ短編集 Ⅱ 」

全6作品。

 

 

「 ストリート・オブ・クロコダイル 」(86年)

 

ゲシュタポに 殺された ポーランドの作家が書いた短編が 原作。

 

部屋を抜け出した “男” が 「 廃れた 博物館 」に行き、

“仕立屋” に 頭と 服を 仕立ててもらう…みたいな話。

 

最後のナレーション から、労働者について 描いてるっぽい?が…。

 

ネジの コミカルな 動きが 面白い。

 

あと、生肉が 出てくるのも 凄かったな~。

 

ちょっとだけ、「 みんなうた 」の 『 メトロポリタン美術館 』を 思い出しましたね。

 

 

〔 『 ストリート・オブ・クロコダイル 』より、後半の「 仕立て 」場面。

真ん中が 主人公 で、それを囲んでいるのが “仕立屋”

 

「 綺麗な服 」を 仕立てて もらうんですが、その材料は

“肉”( レバー?)なんですよね。

 

他者の犠牲でもって 作られた 高級品って事? 〕

 

 

 

〔 『 ストリート・オブ・クロコダイル 』より、「 睾丸・針刺し 」?

ここでも “肉” を使ってる。

 

クエイ兄弟は 性的な表現、モチーフが 結構 多い 〕

 

 

 

〔 『 ストリート・オブ・クロコダイル 』より、

“ライト頭” を 看取る? “人形” 〕

 

 

 

「 失われた解剖模型のリハーサル 」(87年)

 

こき使われる 労働者と 支配階級の話?

 

 

“隻眼の人物”「 額のイボを グリグリ 」し、「 念動力を 発動 」?、

物質に 「 振動 」、「 振幅運動 」( 力=労働?)を 発揮させている?

 

最後は “疲弊した男” が…と、希望感じる?終わり方 でしたね。

 

 

 

〔 『 失われた解剖模型のリハーサル 』より、

額に “イボ” が ある “隻眼の人物”( 支配者と 思われるが… )。

 

「 ギョロギョロ 動く 眼玉 」が 不気味で よろしい 〕

 

 

 

〔 『 失われた解剖模型のリハーサル 』より、“隻眼の人物”

“イボ” グリグリ

 

 

 

〔 『 失われた解剖模型のリハーサル 』より、

“暗い部屋で 暮らす2人”

 

左の ベッドの女性は 病気っぽい。 この部屋の外は… 〕

 

 

 

〔 『 失われた解剖模型のリハーサル 』より、白い空間。

 

美しく 清潔で 快適そうな 空間が… 〕

 

 

 

「 スティル・ナハト 寸劇 」(88年)

 

 「 砂鉄 」が カビっぽくて なんか イヤだな~。

 

 

〔 『 スティル・ナハト 寸劇 』より、砂鉄 部屋。

最後は 覗いている 男の 部屋にも… 〕

 

 

 

「 スティル・ナハト2 私たちはまだ結婚しているのか 」(92年)

 

主人公?の ウサギ“少女”“男” から守る話?

 

「 MV 」みたいな作品 でしたね。

 

ピンポン玉と 戦う?ウサギが カワイイぞ。

 

( ピンポン玉 は 睾丸 かな )

 

 

 

〔 『 スティル・ナハト2 』より、ウサギ“少女” の脚 〕

 

 

 

〔 『 スティル・ナハト2 』より、ピンポン玉と 戦う ウサギ

 

左の、「 ビンが入った ガラスケース 」 には、“松ぼっくりの睾丸”

ついている。

 

あと、ちゃんと?「 靴 」も履いてるし、「 棒 」も 付いてます 〕

 

 

 

〔 『 スティル・ナハト2 』より、「 残像拳 」を使う ウサギ

 

 

 

「 スティル・ナハト3 ウィーンの物語 」(93年)

 

“手” が発射した 弾丸が あちこち ぶつかり、

「 動物 モチーフの テーブル 」つり下がった “松ぼっくり” に当たり…みたいな 映像作品。

 

ここも “松ぼっくり” が 「 睾丸 」みたい だった。

 

 

 

〔 『 スティル・ナハト3 』より、

「 動物モチーフ・テーブル 」「 スイッチに指を掛けた 手 」

 

動物テーブル の 股間部 には “松ぼっくり” が つり下がっている。

“松ぼっくり” に 当った 弾丸は 精子? 〕

 

 

 

「 スティル・ナハト4 お前がいなければ間違えようがない 」

(93年)

 

ウサギ 悪魔( 死神 )?から 「 卵 」( 胎児?、貞操?)を 守る話。

 

エンタメ度 が比較的 高めで、面白かったですね。 

 

 

〔 『 スティル・ナハト4 』より、

体重計に乗っている “少女” を 見つめる ウサギ

 

そのあと “少女” は 股から 血を流す 〕

 

 

 

〔 『 スティル・ナハト4 』より、「 卵 」を探すため “鍵穴を 覗く” 悪魔

 

「 卵 」は そこら中に あるが、ニセモノって事?

 

ウサギは トイレにも行かず( 漏らす場面がある )「 卵 」を見張って

ます 〕

 

 

 

〔 『 スティル・ナハト4 』より、終盤。

 

悪魔から 「 卵 」を 守った ウサギ でしたが、その後 “少女”

踵あたりの 「 鍵穴 」を 覗くのでした… 〕

 

 

「 鍵穴 」を “アレ” だと 考えると、かなり 不穏な 最後だな~。