3作品 「 マンディ 」、「 ゼイカム 」、「 催淫吸血鬼 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

ニコラス・ケイジ 主演の 復讐・アクション

『 マンディ 地獄のロード・ウォリアー 』

 

不条理系・サスペンス 『 ゼイカム ‐到来‐ 』

 

エロ系・吸血鬼モノ 『 サンドラ・ジュリアンの催淫吸血鬼 』

 

の 3作品。

 

 

 

 

「 マンディ 地獄のロード・ウォリアー 」

(ベルギー・2018)

 

ニコラス・ケイジ 主演の アート系・アクション・ホラー 作品。

 

 

「 カルト集団 」に 妻・マンディ を殺害された 夫・レッドN・ケイジ ) の復讐譚。

 

「 ジャンル映画 」っぽい話 ですが、

作家性 溢れる 「 アートな 映像 」が多く、上映時間も 122分 と、

長いです。

 

 

あと、「 アクション要素 」も 思っていたより 少なく、

それ目当て だと ツマラナイ かも…。

 

「 ホラー要素 」も そんなには ないけど、

 

バイカー集団・ブラック・スカルズ の、

“グロくない” 『 ヘルレイザー 』風?な 姿は 愉快 でしたね。

 

( 演出も なんか 『 ヘルレイザー 』っぽかった )

 

カルト集団の 教祖も キモくて、特に 「 教祖の歌 」 は バカっぽくて

良かったな。

 

 

「 アートな映像 」は “好み” のが 有ったり、無かったり で、

個人的には 微妙な感じでしたが、

復讐に燃える N・ケイジ の演技は 面白かったです。

 

でも、もっと ハジケても よかったかな。

 

 

ここから 画像を少し。

 

 

( 『 マンディ 』より、妻・マンディ と、N・ケイジ 演じる 夫・レッド

このように 「 映像の加工 」 が多い )

 

 

 

( 『 マンディ 』より、カルト集団に 呼び出された バイカー集団

もう1人居る。

 

左のヤツ が “アレ” なんで、「 悪魔的なヤツら 」 だと 思っていたら、

ドラッグの実験台にされた 人間 でした… )

 

 

 

( 『 マンディ 』より、妻をさらわれ 放心状態の レッド

タイガー・Tシャツ が 面白い )

 

 

 

( 『 マンディ 』より、バイカー集団の “ドラッグを 舐めた” レッドが

見る、

『 レイダース 失われたアーク 』の終盤っぽい “幻覚” の場面 )

 

 

 

( 『 マンディ 』より。 アニメ描写もある )

 

 

 

( 『 マンディ 』より、後半の カルト集団との対決の 一場面。

 

この 「 長い オノっぽい武器 」の 製作は “燃える描写” なんですが、

思ったより 出番が ないんですよね… )

 

 

 

( 『 マンディ 』より、後半の 「 チェーンソー対決 」場面。

敵の 「 ロング・チェーンソー 」 が 見もの(?)。

 

「 チェーンソー対決 」映画 といえば 『 悪いけ2 』(86年) や、

『 地獄のモーテル 』(80年)「 兄弟 チェーンソー対決 」

思い出すな~ )

 

 

 

( 『 マンディ 』より、アニメの背景 と 似た景色の、地球では なさそうな ラストカット。

 

「 オカルト系・ホラー 」で たまに見る 「 地獄の風景 」と 似ているので

「 地獄 ( のイメージ ) 」 だと 思うが…。

レッド含めて 「 皆、地獄 行き 」って事かな? )

 

 

個人的には 「 イイ所 」も、「 ダメだった所 」も 大体同じくらい だった

ので、 総合すると “普通の作品”。

 

でも、まあまあ 面白かったかな?

 

 

 

「 ゼイカム ‐到来‐ 」 (英・2018)

 

「 隔離モノ 」不条理・サスペンス。

 

 

クリスマスを祝う ため、数年ぶりに インド系の恋人・アンジ と共に

実家に 帰って来た ニック

だが、相変わらず は 強権的で、祖父も 外国人に 偏見を

持っていた…。

 

翌朝、早々に 帰ろうとした ニックアンジ だったが、

家全体が 「 黒い物質 」で覆われ 家から 出られなくなっていた…。

 

皆が 困惑する中、テレビには

「 屋内に とどまり 指示を待つように 」 との メッセージが 表れる。

 

 

 

エンタメ要素が 高め の 「 ホラー・サスペンス 」 かと 思っていましたが、

不条理な 状況下で 起こる 「 人間ドラマ・サスペンス 」 でしたね。

 

まあ、終盤の展開は ホラーっぽかったけど。

 

 

チョット ネタバレあり。

 

 

人工物の様な 家を覆う 「 黒い壁 」 や、

ネットが 使えず、テレビも 「 メッセージ表示 」 だけと、

何もわからない状況は 不気味 で イイ雰囲気。

 

真っ先に 「 テロ 」を 思い浮かべ、アンジ( 外国人 )に 疑惑を 向ける展開も 息苦しくて 意外と 緊張感が ありましたね。

 

 

原題 『 Await Further Instructions 』( 次の指示を待て )の

通り、

 

テレビのメッセージ を 「 政府の指示 」 だと 信じて、それに 従うだけ の父親の 妄信っぷりが 怖い。

 

特に 「 封が 開いている 注射器 」を 使うところは 滑稽にも 見え、

 

実話モノ 『 コンプライアンス 服従の心理 』(12年)※

思い出しましたね。

 

ファストフードに 掛かってきた “警官と 偽ったイタズラ電話”

より、女性店員が 「 裸にされる 」という話。

 

これも 店長ら の妄信っぷりが 恐ろしかった )

 

 

そんな 強権的な 振る舞いをする 父親 も、

子供の頃から 「 祖父の抑圧 」を 受けていたってのが 切ない…。

 

でも、から 父に従うよう 言われる 娘の夫は 可笑しかったけど。

 

 

後半の 「 神 」( 宗教 )の くだり や ( 家族は クリスチャン )、

その後の 「 ホラーな描写 」は 結構 好きな展開 では ありましたが、

 

何となく 正体が明かされた?事により、

「 不条理感 」が 薄れたのは 残念な気も しました。

 

 

ここから 画像を少し。

 

 

( 『 ゼイカム 』より、テレビに映る 指示 )

 

 

 

( 『 ゼイカム 』より。

「 テロに 屈せず、クリスマスを祝うぞ 」と、なるが… )

 

 

 

( 『 ゼイカム 』より。

いざ、食べようとすると “食べるな” と 指示され 全部廃棄する事に…)

 

 

 

( 『 ゼイカム 』より。

体を 漂白剤で 洗った後、「 ワクチン接種 」の指示が 出るが、

注射器が入った ビニールは 封が開いていた… )

 

 

 

( 『 ゼイカム 』より、終盤。

テレビの中には 「 蠢く ケーブル 」が みっしり で… )

 

 

 

( 『 ゼイカム 』より。

その 「 ケーブル 」が 襲いかかってくるのだった… )

 

 

 

「 黒い壁 」「 分断 」の暗喩 だと 思いますが、

( あと、制作国が イギリスって事で、いろいろと 意味深 )

 

そんなに 深く考えなくても 「 不条理・人間・サスペンス 」として

普通に  楽しめましたね。

 

私は 襲って来る 「 ケーブル 」が 視覚的に 楽しかったです。

 

 

でも、観ていて イライラする人 が 多そう…。

 

 

 

「 サンドラ・ジュリアンの催淫吸血鬼 」

(仏・1970)

 

エロティック・ホラー 作品。

 

監督は ジャン・ローラン

主演は サンドラ・ジュリアン

 

 

「 GYAO 」で 無料配信。

 

ジャン・ローラン作品、サンドラ・ジュリアン作品、共に 観たことが

なかったので 観賞。

 

( レンタル店で 見かけなかったような… )

 

J・ローラン は 「 商業・ポルノ 」 を 撮りながら

好きな 「 ホラー作品 」( 吸血鬼モノ が 多い )を 撮っていた人 で、

 

『 エマニエル夫人 』6作目、『 ~ カリブの熱い夜 』(88年)の 脚本も書いています。

 

 

話は

「 新婚カップル が 従兄弟に会いに 古城に行き、女吸血鬼に

襲われる 」

という、よくある設定の 「 吸血鬼モノ 」。

 

 

「 ホラー 」としては ヌルい のですが、

( そもそも そういう作品 ではないと 思うが… )

 

「 エロ 」要素としては、結構 “裸” があって まあまあ エロかった

です。
 

 

「 1カットが 長め 」 で、少々退屈な面もありますが、

 

意外と 「 イイ構図 」や 「 カメラワーク 」があって、

チョット感心しましたね。

 

『 ミッドナイトクロス 』 のような カメラ回転 も あるぞ )

 

その「 画 」の おかげか、独特の雰囲気もあって、個人的には

意外と 楽しめましたね。

 

 

あと、「 キリスト教以外の 宗教 」( 異教 )「 性的指向 」など、

「 反保守 」っぽい テーマを 感じました。

 

最後なんて イーズ が 新郎の アントワーヌを 裏切り、

吸血鬼側に 回る展開 でしたし。

 

アメリカの ヒッピー文化 が影響してるのかな~?

 

 

ここから 画像を少し。

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、新婚旅行で 「 古城 」に住む 従兄弟を訪ねた

新婦・イーズS・ジュリアン ) と 新郎・アントワーヌ

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より。

夜 着替えのため 服を脱ぐ イーズ だったが…

 

フランスらしい? 脱ぎっぷり で、いきなり 全裸に )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より。

そこに、部屋の時計から 今の 城の主人・イゾルド が登場 )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より。

 

女吸血鬼の イゾルドイーズに 催眠を掛け、そして 何故か

「 胸を 軽く 揉む 」のであった…。

 

イゾルド は 男が嫌い みたいです )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、シースルーな服の 2人の侍女

 

2人は 「 従兄弟の侍女 」 だったが、今の城主の イゾルドを 殺せず、彼女に 仕えている )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、侍女2人が イチャつく場面 )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、墓場での 儀式で 血を吸われた イーズ

 

絵画っぽくて エロくないですね )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、イゾルド 2回目の登場 場面。

 

夜、「 時計 」から イゾルドは 現れず、イーズは 寝ようとするが、

ベッドの後ろから 登場。

 

一応、ショック描写 なのかな?  3回目も 意外な場所から 登場 )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、従兄弟の 恋人・イザベル を 殺した後の

イゾルド

 

イザベルを 抱きしめ、「 乳首ニードル 」で殺す のですが、

ちょうど イザベル の乳首に “キズ” が あるのが 可笑しい )

 

 

 

( 『 催淫吸血鬼 』より、アントワーヌに 説教する 従兄弟

 

「 吸血鬼ハンター 」でもあった 従兄弟だったが、イゾルド に噛まれて

吸血鬼になり、「 宗旨替え 」したっぽい。

 

服装も ヒッピーっぽい? )

 

 

 

終盤は

アントワーヌイーズを 抱えて 「 城 」を出るも 彼女に 逃げられ

“1人に” なり、

 

その イーズも、

追ってきた 従兄弟と “絡んだ” まま 「 日の光 」を浴びて 3人とも

“消える” んですよね。

 

侍女に 「 棺 」を 燃やされた イゾルド も、多分 “消える” ので、

なんだか “虚しさ”や “無常感” が漂うんですが、

 

最後は 侍女2人仲良く 「 城 」を出る解放される ) ので、

結構 すがすがしい 終わり方 でしたね。