「 ハプニング 」 (米・2008)
M・ナイト・シャマラン 監督 の パニック・サスペンス 作品。
「 原因不明の大量自殺 」 が発生する 話です。
今作のほか 『 アンブレイカブル 』(00年)、『 スプリット 』(17年) の ネタバレ記載 あり。
( ブログタイトル で ネタバレ してる… )
エリオット 役、マーク・ウォールバーグ。
アルマ 役、ズーイー・デシャネル。
ジュリアン 役、ジョン・レグイザモ。
いまだに 「 どんでん返し 」 を 期待される シャマラン監督は 不憫ですね~。
私も それを 期待して観た 『 アンブレイカブル 』 で、
そのまんまな “ヒーローオチ” に かなり ガッカリ しました。
でも、
それから 数年後の 再鑑賞で 「 ヒーロー誕生譚 」( ヴィラン誕生 )
なのだと 気づき、評価を上げましたが。
今は ヒーロー映画は メジャー なので 一般でも 再評価 されている…
のかな?
『 スプリット 』 は 「 ヴィラン誕生譚 」 で、“ビースト” 誕生に チョット感動しましたね。
で、今作。
個人的には 結構 好きな作品 なんですが、レビュー評価は 低め。
でもこれは しょうがないな~。
ただ 逃げるだけ だし、原因も “推測” とはいえ、早めに 判明する
から、
モチベーション が 低下しやすいんですよね…。
あと 「 目に見えないモノ 」 が 原因だけに 地味な展開、演出が多く、
「 人間ドラマ 」 も作りにくそう。
( 主人公 夫婦は イマイチ だったが、レグイザモ の娘の くだり は
良かった )
でも、後半は 少年2人 が 銃殺されたり、老婆 が 不気味だったりと、
「 人間の恐怖 」 も 一応、描いていましたが。
( 話に ほとんど 関係しないが、老婆の暮らし( 人形 ) から 彼女の
悲しい過去が 垣間見え、少し 切なさを 覚える。
“苦しみ” から ヴィラン が生まれる 『 スプリット 』 や、その他の作品
からも 分かるとおり、シャマラン は 「 心の痛み 」 を描く 監督でも
ある。 その事がわかる 隠れた エピソード なのだ・・・と思う )
あと、「 雰囲気系 」 にしても チョット弱いんだよな。
それでも 安易な 「 凶暴化 」 ではなく、「 自殺させる 」設定 にしたのは 評価したいですね~。
それと、「 植物が出す 化学物質が 原因 (かも)」 は 良い( 好きな )
アイデア。
劇中でも 少し 言っていたけど、植物も 生き延びるために いろいろ
やってるから ( 生物は 利己的 )、
荒唐無稽ってわけじゃないと 思うんですよ。
新聞に、
「 植物が 他の植物の 種を 認識して、自らの 成長を早める 」 との
記事が 載ってたので、人間を “認識” する事も 出来るかもしれませ
んし。
あと、個人的に 楽しかったのが 残酷描写。 ( こればっかり…)
序盤の “かんざし” で “自分の首を刺す”場面も 以外に 直接描写で
テンションが 上がったし、
建築現場での “集団飛び降り” も ダイナミック で 景気がイイぞ。
警官 が 銃で “自分の頭を撃ち”、 落ちた銃 を 男が拾い
“自分を撃ち”、また その銃を 女が拾い “自分を撃つ”、「 1カット 」 もゾワゾワきましたね。
ここは もう 2、3人死んでも 良かったかな~。
( 理想は 弾倉が空になるまで ですけどね )
男が ライオンの檻 に 入り、両腕を 食べられた( 千切られた )り、
「 大型芝刈り機 」の前に 寝転がり 切り裂かれる 男 の場面も
ただならぬ雰囲気が ありました。 ( 笑ったけど )
特に 「 芝刈り機 」の スイッチを 自分で入れる のが 印象深いです。
あと、入り込んだ家で エリオット が 「 観葉植物 」 に 話しかける場面も 印象深いな~。
しかも そこは 「 モデルハウス 」 で、「 植物 」 も プラスティック製 という
オチ がつくのも 好き。
終盤は あっさり 事態が収束しちゃうけど、これは 設定上 しょうがないかな…。
でも、欲を言えば 「 大量自殺 描写 」 で終えてほしかった。
若干 物足りないけど、エライ目に遭う 人類 の話が 好きなので
やっぱり 面白かったですね。