2作品 「 オペレーション・メコン 」、「 スターファイター 未亡人製造機 ~ Fー104 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

アクション作品 と 実話モノ 2作品。

 

 

「 オペレーション・メコン 」 (中・2016)

麻薬組織を追う 中国の特殊部隊を 描いた アクション作品 です。

 

監督は ダンテ・ラム

主演は チャン・ハンユー と エディ・ポン です。

 

 

序盤に タイ、ラオス、ミャンマー との 麻薬の合同捜査に 取り組む

くだり がある通り、テーマは 「 麻薬撲滅 」。

 

しかし、内容は “中国の単独捜査” なので、

「 中国 頑張ってます 」 の プロパガンダ臭強め の作品 ですね。

 

でも 派手な アクション もあり、エンタメ度が高めの作品でもあります。

 

 

前半の 「 救出場面 」 は、雑多な建物を 舞台にして 結構 スリリング だし、

「 カー・チェイス場面 」 では、敵が ロケット・ランチャー を 撃ったりと

派手で、なかなか楽しい。

 

中盤の デパートでの取引 も、まあまあ 緊張感が あったし、

その後の アクションも デパート内を 車が走ったりと、

お金も掛かって 見応えはありますね。

 

でも、最後の 森林での戦い は、

爆発は 多かったし、川での 「 ボート・チェイス 」 も普通に良かったけど、

個人的には チョット 物足りなかったし、ベタな 感動も 大げさで、

少し うんざり…。

 

 

個人的に 評価しているのが、

特殊部隊に 配属されている “犬” に、前・中・後半 全てに

“活躍の場面” がある事。

 

最近の 「 アクション・映画 」 での 犬の活躍 は、悪役側が 多いからか

新鮮な感じ でしたね。

 

あと、エンタメ作品 ですが、麻薬組織での

少年兵同士 による 「 ロシアン・ルーレット 」 や、

 

「 麻薬漬け・少年兵の自爆テロ 」 と、えげつない描写 があったり、
 

麻薬組織に 手や 足を 切断された 村人 が、ケシ栽培を 強制される現状も 凄まじく、結構 重い 社会派な 要素もありました。

 

 

上映時間が 少し長めの 124分 だし、自国アピール も ありますが、

アクション場面は 楽しかったですね。

 

 

 

「 スターファイター 未亡人製造機と呼ばれたF-104 」

(独・2014)

 

1960年代 西ドイツ で運用されていた 戦闘機、

「 F-104 」( 愛称:スターファイター ) を巡る 実話ドラマ。

( TV 映画 作品 )

 

 

西ドイツの 空軍パイロット の ハリー は 相次ぐ 戦闘機「 F-104 」 の事故を 上層部に 訴えるが…。

 

 

前半は ハリーベッティ との 恋愛要素 が 多めで 若干退屈。

 

それでも 「 F-104 」 の 突然の失速 や、

 

パイロットが気を失い 自動操縦の機体が スウェーデン領 に

墜落するかも…の展開は 見応えがありましたけどね。

 

個人的には

ハリー が 「 F-104 」で 事故死し、ハリーの妻・ベッティ が 空軍に

事故究明を 訴えるも 叶わず、

 

自ら 友人たちと 調査を 開始する 中盤過ぎ から 面白くなってきました。

 

 

実話なんで ネタバレ すると、

 

西ドイツ 空軍 は 初め、「 ミラージュ 」( フランスの 戦闘機 )を導入

するつもり でしたが、

アメリカの 「 ボーイング社 」 の 「 F-104 」 に 変更になったらしいんですね。

 

西独空軍は “核の抑止” のため、爆撃機 が 欲しかったので、

迎撃機 「 F-104 」 を 爆撃機仕様 に 変えていた みたいです。

 

映画によると 「 ボーイング社 」 は 「 F-104 」 の発注が なければ

破産寸前 だったようで、

( 西独 は 900機 導入した。 他の国も 導入しています )

 

それに、「 NATO 」 や、「 核兵器開発への参加 」 なども 絡んでいる

みたいです。 ( その他 いろいろな きな臭い話も… )

 

なので 時代背景としても かなり 興味深く、

事故を 調査する ベッティ が、共産主義者 と疑われ、当局に 尋問されるのにも 時代を 感じますね。

 

映画 後半は、ドイツ政府を 訴えることは 出来ないので、

未亡人を 集めて アメリカの 「 ボーイング社 」 に 集団訴訟を 起こそうと しますが、軍の 嫌がらせで 集まりません。

 

しかし、国防大臣の息子 が “事故死” し、大臣の妻 が 訴訟に

加わった事により 未亡人が 集まり、ようやく 裁判が 実現します。

 

でも 高額の賠償金 ( 300万 ドイツマルク ) は 得るも、

事故原因 は ハッキリとしないので モヤモヤ は残ります。

 

 

ネットで ざっと読むと 仕様変更や、空軍側の 運用と 管理、

ヨーロッパの天気 なんかが 事故要因 みたいですね。

 

最後、購入した 916機 のうち 墜落したのが 262機で、

116人 死亡 していると 表示されます。

「 責任の所在は 明らかになっていない 」 ともありました。

 

 

時代背景が 興味深くて まあまあ 面白かったです。

でも、上映時間 123分 と チョイ長めでしたね。