「 真夜中の処刑ゲーム 」 (カナダ・1982年)
アクション・サスペンス作品。
未見の 有名ホラー を 借りる予定が、内容に 興味を惹かれ、
こちらを 借りることに…。
TSUTAYA の 「 発掘良品 」 です。
82年、カナダ。
警察が ストライキ に入り、町は無法地帯と化す。
自警団 「 ニューオーダー 」(以下 「NO」)の 5人は、
ゲイバー に 嫌がらせに行くが、誤ってバーテン を殺してしまう。
「NO」 は リーダーの ケイブ を呼ぶが、
ケイブ は 店にいた客( 目撃者 )を 皆殺しにしようとする。
が、最後の1人、ダニエル が 逃げ、アパートの1室に助けを求める。
部屋には 住人・ホレイショ、恋人のバーバラ、盲学校の生徒 2人、
隣の部屋に住む、チェスター がおり、「NO」 を 追い返すが、
「NO」 は 武装し、アパートを襲撃する…。
パッケージ にも 書いてありましたが、『 要塞警察 』(76年)っぽい
内容です。
ネットに 淀川長治 の解説( 後半 ネタバレ あり )が ありましたが、
アツく 語ってましたね~。
てっきり 「NO」 は ナイフや 鈍器などの 武器を 使用すると 思っていたのですが、
武器は マシンガン や、ライフル で、さらに サイレンサー付き、
催涙ガス、暗視・スコープ( 性能は良くない ) もあり、と 意外に
本格的( 殺るき満々)で 燃える 設定。
対する ホレイショ側 は、ライフル と 弓( かなりちゃんとしているヤツ)があるけど、弾は 2発、 矢は 一本、と 心もとない…。
しかし、DIYな 武器や 仕掛け、“地の利” を活かした 戦い方 で
それを 補うのが これまた そそる 設定でした。
前半は “ダニエル の逃走” が スリリングに 描かれていて 見応えが
ありましたが、
その前の 「NO」 の サブ・リーダー的な グース の、
妻や 同性愛者への高圧的な 態度、振る舞いの描き方が なかなか
良い。
その後の リーダー・ケイブ による “客殺戮” も 「 処刑スタイル 」 で
かなり エグくて インパクトが 大きいです。
あと、序盤の ホレイショ の “人助け” が、
ダニエル保護 の 説得力を 持たせていて 地味だけど 好きな場面
ですね。
中盤は 「 サスペンス・アクション 」 な展開。
「NO」 は マシンガンを 撃ちまくるし、屋上からは ライフル が狙っていて 恐怖と 緊迫感を 煽るけど、
ホレイショ側 は 目が悪い パトリック の “耳の良さ” を 活かす戦略で、
“主人公側 有利” に展開し イライラは 少な目で、爽快感は多め・・・
かな?
テンポも良く、緊張感も 途切れなかったですね。
後半は 「 ホラー・サスペンス 」風 な展開 ( チョットまったり )。
残りの1人 に気付かないのが 歯がゆくて、少し ソワソワ しちゃうが、
それが 楽しい。
最後、トドメを刺した のが あの人 なのは 良かったけど、
バーバラ には もう少し 活躍して ほしかったかな。
あと 後半、1人で 頑張っていた(?) アイツ が現れる ラストシーン にゾワッと しましたね…。
「 テーマ 」 を示しつつ、しっかり エンタメ なのが 好印象で、
上映時間が 93分と 短めながら、多様な サスペンス が 盛りこまれていて、個人的には かなり 楽しい作品でした。
結構 褒めましたが 低予算だし、昔の作品なので 観るとしたら
期待はそこそこ、気楽に 観てもらいたいですね。