9月 読書 その1 「 紅のアンデッド 」、「 新ゲゲゲの鬼太郎 第3集 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

今月は ミステリー 3冊 と、漫画 1冊。

 

まずは 2冊。

 
 
 

「 紅のアンデッド 」 川瀬七緒

ミステリー 作品で、「 法医昆虫学捜査官 」 シリーズ 第6弾。

 

 

古い 一軒家で 多量の血が 発見される。

 

家主の 遠山夫婦 はおらず、現場には 夫妻“客”、3本の

“切断された小指” が残されていた…。

 

科捜研の別部署、「 捜査分析支援センター 」 に 正式採用された

法医昆虫学者・赤堀 は、切断された “3本の小指” のうち、

“客の指” の わずかな 蚕食の違いが気になる…。

 

 

 

今まで 赤堀 は アドバイザー的な 仮採用でしたが、一応 正式採用

される 新たな展開。

 

配属された 「 捜査分析支援センター 」 には 「 昆虫学 」赤堀 のほか、

「 犯罪心理学者 」( プロファイラー )広澤 と、

「 技術開発者 」波多野、の 3人が まとめられている のですが、

 

例によって あまり 期待されていないんですね。

 

 

今までの シリーズ のように、 刑事・岩楯 ( と 相棒・鰐川 )の

「 捜査パート 」 と、 赤堀「 昆虫パート 」 で、

 

家主の 遠山老夫妻“客” の行方に、

裏の家の “犬の遠吠え” や、遠山の夫“アルコール依存症”

過去の “似た事件” が、どう繋がるのか 興味を そそられます。

 

 

もちろん 「 昆虫学 」 として、残された指の

“ほぼ 同時切断 なのに ウジ による蚕食痕 が わずかに違う” 理由

を探る 赤堀 の試行錯誤 が 面白く、

 

以外な 情報から その答えが わかる くだり もスリリング でしたね。

 

 

あと、当然 「 虫トリビア 」 もあり、

コチニール・カイガラムシ の、「 赤い染料 」 は知っていましたが、

 

ラック カイガラムシ“分泌物”「 コーティング剤 」

( アメ や チョコ に使用されている ) や、

 

“抹茶風味・着色” として使われる、「 蚕のフン 」 を 乾燥させた

「 蚕沙( さんさ )」 は 初耳でした。

 

( 消化されなかった “桑の葉緑素” のようです )

 

 

虫そのもの だと、「 やけど虫 」 こと、アオバアリガタハネカクシ

が凶悪 でしたね~。 ( 黒と オレンジで、アリっぽい 虫 )

 

この虫は 体内に 「 有毒物質 ペデリン 」 を持っていて、

その体液 が 体に付くと ( しばらく 経ったあと )ヤケド のように なり、

強烈な痛み と、かゆみ を引き起こす そうです。

 

( 目に 入ると 失明の可能性 もある )

 

しかも 卵、幼虫、サナギ も 「 ペデリン 」 を 持っている ようなんですね…。

( 気になる方は画像を 見て 知っておこう )

 

そして 話的にも、この 「 やけど虫 」 の 大活躍?が、“キモ 面白く”

描かれていて 楽しかったですね~。

 

 

下世話な 真相も 人間味 溢れていて 良かったし、個人的には かなり 面白かったです。

虫が 苦手じゃなければ 楽しめる 作品かな?

 

 

 

 

「 新ゲゲゲの鬼太郎 第3集 」 水木しげる

先月に続いての 妖怪漫画。

 

 

前回の 『 第2集 』 の 長編は 『 野球狂の巻 』 でしたが、

今回の長編は 『 相撲の巻 』 です。

 

 

金が無く、山で暮らす 鬼太郎ねずみ男

おばさん から 「 東京の家で 一緒に 暮らさないか 」 と、手紙が

来て 東京に行きます。

 

しかし、おばさんの娘、モモ子 から

お土産と 称し 「 霊毛チャンチャンコ 」 を 取られ、

 

健康診断と 称し 医者 から

“血を 全部抜かれ、かわりに 凡人の血を入れられた” 鬼太郎は、

「 無力化 」 し、こき使われる展開に。

 

鬼太郎モモ子 から 「 ビビビビビン 」 と、ビンタ を食らい、

ごはんも 残飯 なのが 悲しい…。

 

そんな 鬼太郎「 鬼太郎の血 」 を 取り戻した ねずみ男 と逃げ、

ひょんなことから 相撲部屋の 「 貧乏部屋 」 に入ることに・・・と、

「 相撲 」 までが 長いぞ!

 

 

でも その後は 「 福の神部屋 」 に お世話になったり、鬼太郎

「 ゲゲゲ山 」 として 初場所に出たりと、相撲らしい話に なります。

 

が、そこに 実は 「 吸血鬼一味 」モモ子吸血医者ドラキュラ

絡み、またしても とんでもない 方向に…。 ( おばさん も 一味 )

 

 

 

ここから ネタバレ。

 

 

モモ子 は 半分取った 「 鬼太郎の血 」綺麗になり「 ミス日本 」 に選ばれますが、

 

恨みを持った モモ子鬼太郎に 挑戦状 を送り、

 

最後は 国技館で 鬼太郎モモ子「 相撲 」 で戦う事になります。

 

「 今回は エロネタ が あまり無いな 」 と 思っていたのですが、

 

ここでは 鬼太郎「 チャンチャンコ 」「 フンドシ( 廻し )」 にした、

上半身裸モモ子 が登場し、

 

解説者が 「 皮膚の 感度が 勝敗の分かれ目 」 やら、

“2人とも 自慰 をしているだろう” と、急に エロ強め になります。

 

そして 鬼太郎が 色ボケ したまま 戦いが 始まりますが、

 

鬼太郎を 懐かしく思った 「 チャンチャンコ 」モモ子 から 外れ、

鬼太郎に まとわりつき、

 

裸になった モモ子アソコ を みんなが 見て、行司は なぜか

モモ子 に 軍配をあげ モモ子 の勝ち、

という 衝撃?の 結果に! ( その後 吸血鬼と 妖怪が 大乱闘 )

 

しかし、モモ子吸血鬼 だと バレ、“国外追放”

鬼太郎 も 大騒動を 起こしたことで、“相撲協会を 破門”… と、

 

前回 同様、かなり 強引な オチ でした。

 

 

個人的に 愉快だったのが 子なき爺 の大暴れで、

 

鬼太郎 を 助けるために バーの扉を “蹴破り”

「 じゃまだー どきやがれー 」 と、ドラキュラ を 持ち上げ、

床に めり込ませたり、

 

「 吸血鬼一味 」 の家に “窓をぶち破り” ながら 飛び込んだりと

アグレッシブ で 笑えましたね。

 

 

 

短編は 一気に エロネタ が増え、特に ねずみ男が ゲスな話 が

多かったです。

 

面白かったのが

妻の尻に敷かれる男 が、「 ベッドのマット 」 に 改造 させられる、

『 肉ぶとん 』

 

男は 女優の ベッドマット として 使われ 喜びますが 捨てられ、

自分の妻 の ベッドマット になり、情夫 とのセックスに 耐える・・・という 皮肉な 結末が 良かったですね。

 
 
非エロ だと、
 
『 猫娘 』猫娘ねずみ男 が 互いを 「 鬼太郎家 」 から
追い出そうとする話で 2人(2匹?)の対立が 面白かったです。
 
でも、猫娘 が可愛くないな~。
 
 
『 海坊主先生 』 では 「 子供の自殺を調査する 」 ため、海坊主村 に行った 鬼太郎海坊主先生 と戦う、
 
『 新ゲゲゲ 』 にしては珍しい? 「 鬼太郎らしい話 」 で、
“海坊主化” した 鬼太郎 が キモカワ でした。

 
今作も 長編は 面白かったのですが、
短編は ねずみ男が 酷すぎでしたね~。
まあ、そこが良いんだけど。