「 ジェーン・ドウの解剖 」 (英/米・2016)
ホラー作品。
『 トロール・ハンター 』(10年) の アンドレ・ウーヴレダル 監督。
一家惨殺 事件が 起こり、その家の地下から 身元不明の
女性の死体 が見つかる。
ティルデン親子は その死体 “ジェーン・ドウ” の 検死解剖を 行うが…。
父・トミー 役、ブライアン・コックス。
息子・オースティン 役、エミール・ハーシュ。
“ジェーン・ドウ” 役、オルウェン・ケリー。
とりあえず 冒頭の 「 一家惨殺 現場 」 で 気分が上がります。
前半の 「 通路の カーブ・ミラー 」 や、「 猫 」、
彼女・エマ を使った 「 死体見せ ( あと ベル )」 は、
雰囲気 作りと 共に、その後の 恐怖演出に 繋がる 良い描写でした。
その後の 「 検死 」場面 では、死体に 外傷がないのに、
手首や 足首が 粉々に折れていたり、“舌” が 切り取られていたりと、
興味を 惹かれますし、
「 解剖 」 ( Y字切開 開胸 や 開頭 ) も 普通に 楽しく、
「 解剖 」 が進むにつれ 徐々に 増していく “死体の異常さ” と、
“オカルト展開” と、その “謎解き” も なかなか良かったです。
「 ラジオ 」 で流れる 曲、『 Open Up Your Heart 』 も 印象深く、
不穏を 醸し出していました。
後半の展開は それほど ノレなかったけど、それは好みの問題ですね。
あと、“幻覚系”? なので、
ちょっと 前に観た 『 バイバイマン 』 と 少し 被っているのも 要因
かな~。
どうでもいい事 だけど、
最後、エマ の死体が 映っていなかったので、エマ の生死が 気になります。
( 運ばれた 「 死体袋 」 も 2体だけだったし… )
“ジェーン・ドウ” については、「 魔女 説 」 の他に、
拷問の 恨み により、
「 魔女になった 説 」 ( “誰” が “魔女” を生んだのか ) が あるのが 新しくて、イイ設定 でした。
私は 後者の説 が好きなので、分類は ( 強引 だけど )
『 パトリック 』(78年) や、『 エニグマ 』(88年) 系 にしてます。
B・コックス と E・ハーシュ の親子のやり取りが シンプルながら 良かったです。
オルウェン・ケリー も 死体?を 名演 (?)してましたね。