「 エターナル・サンシャイン 」 (米・2004)
ミシェル・ゴンドリー 監督、
チャーリー・カウフマン 脚本 の ( SF・)ファンタジー・恋愛 作品。
今回で 3回目の鑑賞。
ジョエル は ケンカ別れした 元恋人・クレメンタイン が
「 ジョエルの記憶 」 を消したことを知る。
ジョエル も 自身の 「 クレメンタイン の記憶 」 を消す 施術を 受けるが、施術中 思い出の 大切さ に気づき…。
ジョエル 役、ジム・キャリー。
クレメンタイン 役、ケイト・ウィンスレット。
パトリック 役、イライジャ・ウッド。
スタン 役、マーク・ラファロ。
メアリー 役、キルステン・ダンスト。
M・ゴンドリー の 幻想的で 郷愁を誘う 映像と、
C・カウフマン 独特の設定が 上手く融合した 作品です。
E・ウッド の ゲスっぷりが最高で、
ミステリー風な 構成や、 “記憶” の不条理感 溢れる 映像や 描写が
好みで 好きな作品です。
ネタバレ あり。
ジョエル が 別れても 2人の 大切な記憶( 思い出 )と わかり、
「 記憶の中 」 を 2人で 次々逃げ回る 展開は ロマンチック で
哀愁もあるし、 思いのほか スリリング。
悪夢のような 記憶の描写 も楽しいですね。
サブ・ストーリー かと 思いきや、終盤に 繋がる メアリー の話も
やるせないし、スタン も しっかり 絡んでくるのが 上手い。
しかも メアリー の くだり は、
ジョエル と クレメンタイン の “2回目” の “初めての出会い” の
説得力も 増していました。
終盤、2人が “互いの記憶を 消した” ことが わかり、
互いの 「 不満 テープ 」 の存在も 明らかになる 展開は、
居心地が悪くて いたたまれない。
そして、記憶を 消したのに 再び “同じ場所で出会った” ので、
また “同じ結末” を辿るのでは?という思いと 共に、
今度は “もう少し 上手く やれそう” な希望も 感じられる、
苦くて 微糖?な 結末も 印象に残ります。
あと、「 ミステリー好き 」 としては、ミステリー的な 構成、演出が
面白いです。
冒頭 から “2人の出会い” と “デート” を描いていて、
“17分ほど” 経ったあと 悲しむ ジョエル の場面で
ようやく 「 キャスト 」 と 「 タイトル 」 が 表示 されたり、
( その意図に 初鑑賞時は 気づかなかったけど… )
“破られたノート” や、“車のキズ” などの 伏線も わかりやすく、
素直に ニンマリ できます。
「 記憶消去 」 を “数回行っている人” の情報も ちゃんと ありました。
あと、ミスリード も混ぜてあるのも 良いですね。
この ミステリー的な 構成により、さらに エンタメ性が 増しているので
個人的に 観やすかったです。
俳優陣も 各自見所が ありました。
J・キャリー の 傷心演技 は哀愁があったし、
「 4歳児 」演技 は笑えて、チョット 切ないです。
K・ウィンスレット の エキセントリックな 風貌、性格も良かった。
K・ダンスト は ちょいエロ だったし、ハワード博士への “憧れ” からの
“転落” の演技も見事。
ブリーフで はしゃぐ M・ラファロ も ちょいエロ…なのかな?
なんといっても
E・ウッド の 少し恐怖を 感じるほどの ゲスっぷり が素晴らしく、
薄っぺらさ の表出も 良かったです。
エンタメ度が 高めなので、恋愛映画 が 苦手な人、あまり 観ない人 に ちょうど良い 作品で( 多分 )、再鑑賞も 楽しいです。