「 クリスティーン 」 (米・1983)
ジョン・カーペンター 監督、
スティーブン・キング 原作の ホラー作品。
原作は読んでません。
ちょっと前に スターチャンネル 無料放送で やっていたので…。
( ホラー系作品は 観てしまう )
初鑑賞は 深夜映画 です。
タイトルが 面白そうじゃなかったけど 一応 録画したんだよな~。
今回で 3、4 回目の鑑賞かな?
気弱な青年 アーニー は、「 クリスティーン 」 と名付けられた
ボロボロの車( 58年型プリウス ) を 手に入れ、修理することに。
車の影響で(?)自信がつき、彼女も出来た アーニー だったが、
その車は 意思 を持っていた…。
アーニー 役、キース・ゴードン。
デニス 役、ジョン・ストックウェル。
リー 役、アレクサンドラ・ポール。
ジャンキンス刑事 役、ハリー・ディーン・スタントン。
アーニー 役の K・ゴードン は 『 殺しのドレス 』(80年) の
カメラ・オタク、ピーター を演じてました。
この作品でも、気弱な性格と、背伸びしたワル風 の
演じ分けが 良かったですね。
“エンジン音” が流れる オープニング の後、
1958年・デトロイト の工場 場面。
「 クリスティーン 」 “完成 間近” で 流れる歌は
ジョージ・サラグッド 『 BAD TO THE BONE 』( “骨の髄までワル”)。
歌詞を 調べてみると 「 オレが生まれた日 」 で始まるんですね。
( エンジン音 は 産声なのだ )
前半は アーニー の親友、デニス の出番が 思いのほか 多く、
アーニー の 性格、外見の変化の 描写が 物足りない 感じですね。
まあ、デニス の描写も 後半に活かすためには 必要なんだけど。
それでも 終始、アーニー が 「 クリスティーン 」 に ハマっている様子は 上手く描けているように 感じました。
主人公?の 「 クリスティーン 」 は、
ラジオの曲での 意思表示?は 不気味 だけど、
アーニー の彼女、リー への嫉妬は 微笑ましいですね。
不良達に ボコボコ にされた 「 クリスティーン 」 が、自己修復 する
場面が 見所で、
ヘコんだ 車体が 元に戻る描写が 気持ちイイ~。
( 特殊効果は ロイ・アーボギャスト )
不良の1人、ムーチー が 「 クリスティーン 」 に襲われる場面の
緊張感は さすが で、
車幅より 少し せまい窪みに 逃げこんだ ムーチー を追い、
「 クリスティーン 」 が 車体を 無理やり ねじ込み進む 描写は、
迫力が ありました。
ガソリン・スタンド では、不良1人を 他の車ごと 押しつぶし、
スタンドを 爆発させ、
その中から 炎に包まれながら 出てくる 「 クリスティーン 」 の姿にも
執念深さを 感じます。
それに 比べると、最後の戦いは 個人的には 緊迫感 不足かな?
それでも、アーリー を殺され(?)てからの 「 クリスティーン 」 の
“エンジン・再始動” や、
ブルドーザー で 押さえつけられながらも リー に 向っていったり、
その後の “自己修復” から感じる
「 強い情念 」 が “怪物的” で良かったけど。
ラスト・カットは “四角形 スクラップ” にされた 「 クリスティーン 」。
しかし、フロント部 が チョットだけ 動く…。
エンディング で 流れる歌は またしても 『 BAD TO THE BONE 』 で、
“「 クリスティーン 」復活” を暗示しているようです。
結局、アーニー と クリスティーン の 「 愛 」 は成就しなかったけど、
それは あまりにも クリスティーン が “執念深く”、“嫉妬深かった”
から なんだよな~。
( それで 刑事にも 目をつけられたし )
そうじゃなければ 上手くいっていたかも?