ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録 -11ページ目

ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録

MBA受験、MBA授業、英語勉強法、米国での暮らしなどを色々アップデートしていければと思っております。

投資をする際に注意する点を、未経験者およびそれほど資産が無い方を想定して書こうと思う。

まず口座を作る。
手数料が安いネット証券口座を開くか、ネット銀行でも投信が買えるものも多い。
ただネット銀行の投信販売は手数料が証券会社対比高めなので、証券口座を推奨。
大体書類等をそろえて、準備ができるのに2週間くらいかかる。
基本日本では口座の維持は無料。持っていて損は無い。

①勝ち負けの基準を決める。
基本的に日本人のアセットは預金か住宅。今回は資産が少ない方向けなので預金が主なアセット。
機会コスト(つまり投資をしなかったときのコストは)は0%。預金でほっておいても一円も増えない。ならば投資少しでも収益が出れば基本勝ち。
ここが他国とは大きく異なるところ。

(正確には物価と連動させて考えなければ行けませんがCPIもゼロ近辺なので今回は無視。)

②自分の将来必要になりそうな資金を考える。
例1 留学をしたいという思いがあるならば、いずれドルが必要になる。
→大きな円安になることはリスク。ドルに関連する商品がヘッジになる。

例2 毎月の暮らしを考えると細かな支出は多いが、高額の支出は可能性が少ない。
→値上がり益を狙うよりも、毎月収入があるような商品がいい。

例3 家を将来買いたいと思っている。
→不動産の値上がりがリスク。
不動産が値上がりしたときに上昇する商品を買うことがヘッジになる。

③手数料を見る。
投資で負けないためには本当に重要。
5万円で年間5%しっかり貰える投資をすれば年間2,500円。
と思って投資をしても手数料が3.15%かかると1,000円も残らなくなる。
手数料は超重要。個人的には3%も払うならば20%くらいリターンがでる可能性のあるものを狙うべきだと思う。

④買った資産が半分になったときの世の中の状況を考える。
例えば日経平均を買い、その資産(=日経平均)が半分になった世の中を想像する。
恐らく日本に関係のある会社は厳しい状況にあるだろう。
日系企業に勤めている場合、給料もどうなっているかわからない。
逆に日経平均をショートしていたらどうだろうか。
下がったときに収益を得られるので、会社が立ち行かなくなったときに少し心の余裕がもてるかもしれない。

⑤分散効果を考える、が期待しすぎない。
途上国に旅行行くときにスリを用心してお金をいろんなところに入れておく。
それと同様に投資に置いても、お金を色々なアセットに分散して投資するのはリスク対比リターンを良くする。
ただ分散しているつもりでも、ブラジルレアル投信が実はアメリカ株をレアル建てで買っていたり、ゴールド投信が実際はゴールド関連企業の株の投信だったりする。きちんと調べればわかるのだが、そのきちんと調べるのには慣れがかなり必要。
大雑把だが、
「それぞれがあんまり関係ないように見えて、気に入った3-5個くらいの商品」
に投資するのがいいかなと思う。

⑥貯金の5%-10%程度で買ってみる。
これが一番大事。10,000円でも、1,000円でもいい。痛手にならない量をまずは買うこと。
投信なら1ヶ月で配当が出るものもある。その後売ってみてもいい。
手数料や色々なことが(もしかしたら利益を出しながら)分かる。

投資はお金儲けの側面もあるが、

自分のやりたいことのヘッジ

として始めることを強く勧めたい。

特に少し預金が出来てきて、大体100万円くらいはいつも口座に眠っているという人。
個人的な考え方のまとめ。

日本経済を立て直す方法としては
①プライマリーバランスを黒字化する。
a)支出を減らす→すっごい論理の飛躍だが、若い人の投票率を上げる(選挙権を高校生に上げても率が今だと大きく上がらない気がする)。
b)税収を上げる
②成長率を上げる

税金による財政支出を抑えて、成長率を上げ税収を上げるというのは難しいというのが歴史上ほとんどのケース。

ではそうならないためには?

税金がほとんどかかっていないお金=預金を動かし、投資を行うような方向に持っていく。
人々が投資したくなる、収益があがる、なおかつ応援したくなるビジネスを生み出す。また一般的な投資(投資信託とか株とかでOK)を促す。

a)の仮説と、プライマリーバランスの黒字化への具体的な動きを除くと、今の経済政策の方向性はアグリー。







毎年行っているJapan Trek。
今年もチケットが24秒で売り切れ、大人気。
スポンサーも募り、予算総額およそ1000万円にもなる大プロジェクトである。

今年のテーマは
「おもてなしでみんなを圧倒する」
となっている。

そのTrekのプレイベントを行った。

Takara Sake Berkeley(宝酒造)さんのテイスティングルームを貸切、
•料理紹介
•去年の振返り
•今年の旅行日程
•日本クイズ大会
がコンテンツ。

色々と準備不足だったのに、
かなり盛り上がった。
これだけ色々なことをやっていると、完璧な準備は無理なので、その中でどう結果をマキシマイズするかという思考になってくる。

次はもう本番。

来てくれた学生みんなを日本のファンにするべく頑張ろうと思う。
今日もアントレのケース。
この先生に習っていることが凄いことなんじゃないかと思える位、毎回感動する。

今日の授業は細かな数値の計算が中心となった。
数字の裏に隠れている、当事者のUtilizationの期待値を紐解いていくのは、非常に興味深かった。最初に何か作るにはもちろん勢いが必要だが、その裏に一人や一日という具体的な単位での数字の動きを把握していくことの必要性を今日も感じた。

印象的だったのは、
「その数字自体が正しいのか、そしてそもそも正しい方法で導かれているのか、それすら分からないものをベースに決断を下していかなければいけないのがスタートアップだ。」
という発言。

またZipcarを前日に解雇されたCEOが教室に話しにきたのを録画だがみることができた。
最初に交わした契約の握手を最後まで悔いていた彼女の姿が印象的だった。

New Venture Financeというケース中心の授業も、来学期は確実に取ろうと既に決意している。
最近授業中に感じるのは、

アメリカ人も発言で間違えるのを、かなり恐れているということ。

クラスで問題を与えられ、
「誰かわかる人?」
と教授が聞いた瞬間みんながやや日和っている感じを受ける。もっとガンガンくるのかなと思っていたが、意外とそうでもない。結構簡単な質問でも、間を感じる。ハースだけなのかもしれないが。

間違えるのが怖いのは万国共通なんだなと、今更ながら思う。その「間」に突っ込んで、手を上げて発言を狙っている。
どの学校でもやるのではないかと思うトヨタのケースを今日やった。

その中で非常に興味深かったのが、Geroge Townの工場の生産性が日本国内の生産性よりも、高くなったということ。色々な点が絡み合うので一概には当然言えないが、トヨタの工場の仕組は、工員のコミットメントが必要な工場の運営ではあると思う。

トヨタは日本的な終身雇用に支えられた従業員のコミットが支えたのだけでは無くて(もちろんそれも大事だったと思うが)、逆に生み出したそのプロセスそのものが従業員のコミットを引き出すようなものだったのではないか。つまり、人間は目の前で行程がストップし、迫りくるプレッシャーの中で必死に議論し、解法が採用されていくというステップには場所を問わず感動するのではないか。

その結果、世界一になった。

最近プロセスの重要性に関してよく考えているが、考える題材がまたでてきた。
ケース自体も非常に興味深く、マッキンゼー出身のTerry Taylorの授業は2時間があっという間だ。
Uberに投資しているVCは、
「多くの人がエキサイトしながらその使用感を語った。だから会社に直接電話して話を聞き、そのまま投資させてもらった。」
と語った。

なんとなくその気持ち=エキサイトは分かるかなと思う。
使っていてかっこいい。そして分かりやすい。
こちらだと日本と比べて非常にタクシーが捕まえづらいため、さらに助かるサービスだ。

Uberのドライバーのインセンティブは実は非常に高く、自動車の管理などはドライバーがする代わりに5%-10%程度(これは地域、タイミングによっても異なる)をUberが徴収するだけで、あとはドライバーの取り分になる模様。

①見た目クール
②スマホで非常に使いやすい予約システム
③お客さんが酔っぱらって乗っても通った道がでるのでごまかされることのない安心感

上記を与えるプラットホームを使わせてもらう代わりに10%程度を支払う(予想、実情はしりません)のは自分はそれほど高く無いのではと思うにいたった。日本のタクシー会社が採用したのも、うまくいくのではないだろうか。東京帰ったらクーポンで乗ってみたい。
なかなか良くならない。
そんな中で学校が提供するアクセントコースに参加してきた。

非常に目からウロコが多かったので記録。

英語で一番大事なのはストレス。一単語の中でも、文章の中でも日本人にとっては少し大げさなくらいアクセントを付けるとそれらしく聞こえる。

ラジオなどもこのアクセントを拾うようにして聞くと大体の内容がつかめる。

これ、本当に効果てきめん!
是非意識してやってみて欲しい。リスニング、スピーキングともに効果大。

あとRの発音。
日本人として、とても苦しい。
まず強調ができていればそれほど気にしなくていい。その上で、Lは口の前の方で、Rは口の中の後ろで発音する。

私にとってはこれも革命。
非常に有意義だった。


TEDがBerkeleyにやってきた。

こちらの授業でも出てきたが、TEDを予習に使う授業も多く、定着しているなという印象をいつも受ける。

色々な人にスポットライトを当てるというこの試みは、とても面白い。
世界には色々なことを考えて、道を切り拓いている人がいるんだなと。
途中ヨガや音楽を交えたショーも行われている。
刺激的な一日。




ここもとアントレの授業の記事だけになっている。
前回の記事で書いた授業ではトピックが教授のVCとしての体験談にとんだせいで、きちんとした収益見込みの計算がされていなかった。

そのフォローとして教授から一通のメールが届く。

その内容の生々しさに驚いた。
•まず顧客一人がウェブサイトに来るのにいくらかかるか。
•何人の顧客が無料サービスに実際に登録するか。
•有料サービスを使うコンバージョンレート
•有料顧客獲得のコスト
•在庫管理の指標
等々等々。。。。

ありとあらゆる数値をみて、「一体何人の人が何回サービスを使えばいいんだと」いうのを精緻に抑えにいっている。またビジネスが偶然成功したのか、そもそもしっかりとしたビジネスモデルだったのかの検証も案件が終了すると必ずするという。

金利動きを予想するときも、まずは無担保オーバーナイト翌日物が基本になり、それを延ばしていくのを思い出した。一人からの粗利を精緻に理解することで、投資のリスクを出来る限り理解しやすいものにしている。

強烈なメールでした。
もしかしたらこのメールだけでも一学期の授業料の価値はあったかもしれない。