ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録 -12ページ目

ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録

MBA受験、MBA授業、英語勉強法、米国での暮らしなどを色々アップデートしていければと思っております。

以前の記事にも書いたが、衛生要因と動機要因に関してこの頃よく考えている。
日本人は衛生要因は満たされている人が多いと思う。
医療は相対的に他の国や地域対比、いきわたっている。
失業率も低く、一般的には食べるのに困らない。



このようにセグメント分けすると、日本はBに属する人が相対的に多い国なのだろう。たとえDでも明日暮らしが良くなるというCへの過渡期は、動機要因は満たされているので幸せそうに映る。
Bの人をAに少しでも動かす、そんなビジネスを試行錯誤中。
今日の授業も面白かった。
(以前の授業内容はこちらこちらまで。)
興奮覚めやらぬまま書く。
完全な備忘録で、授業のエッセンス。

学び。
①小さな規模で実験する。そのなかで、上手くいったものをスケールする。
②Building product is not difficult, selling product is difficult.
③Founderの傾向として自分の不得意なことを軽視する。
Computer scienceの学生はビジネスモデルを軽視する。
MBAはWebのテクノロジーを軽んじる。
④Web serviceの基本的な見方はCuster Acquisition Cost = $300。
CMでどうやってこの$300を埋めるのかという戦略が大切。ざっくりとした目安だが、百戦錬磨のVCが使っているRule of thumbということでメモ。
⑤TEST THEN INVEST
①と被る。美しい言葉の響きと自戒を込めて。
多分初めて自分がプロダクト作ったら愛してしまって、捨てるの難しくなるだろうから。仮説をコストをかけずにいかに実験するか。
朝八時から夜の九時半まで授業。

しかも一発目の朝のクラスが一番楽しみなアントレ。長い一日ですが頑張りやす。
引き続き継続中。

授業時間が残り15分位になるとかなり無理矢理な発言。

ただ無理矢理にでも発言を作り出せるのでそれはそれでよくなっている。
マニアックな復習ノート継続。

Intuitという個人や中小企業の会計ソフト会社がインドで新ビジネスを立ち上げる。
そのビジネスとはインドで搾取されやすい仕組みとなっている農家とMiddlemanの関係に注目し一般農家にプライスの情報を提供する手段をSMSにて与えるというもの。
まず実験
①小規模/無料
②大規模/無料
③中規模/有料→大失敗(仮説と全く違う)
④中規模/入会をencourageするためプレミアム付き→大失敗(嘘を付く人続出)
⑤入会金方式ではなく宣伝を収益にしてマネタイズ
こんな流れでデータに基づいて実験をしている。

VCの観点からは3年半で1.8Millionのユーザーは少ないと言っていたが正直Intuitの資本コストがVCほど高いとは思えないし、なんらかのきっかけで急激にのびるポイントが来そうな気がするので私は素晴らしいビジネスなんではないかと思った。

Freemiumの考え方
Free User:Pay User= 40:1
CM for Pay User=$80
Cost for Free user*40 = 0.1*40*12=$48
この場合はOK $80-$48>0
アントレの授業2回目。
火曜日8時から夜21時半まで学校で正直頭が破裂しそうです。

ケースの中で一番のテーマはビジネスモデルとバリュープロポジション(VP)。

Drop BOX
VP
同一性 
シェア 
バックアップ
Technology
S3
Firewall
ファイルの変化した部分だけをアップデート
Profit
Freemium
Marketing
Viral中心(SEM はお金かかかりすぎる)

他社
VPは同じでも
Technology
Internal server
Profit
Paying
Marketing
Advertisement
という感じでお客さんに与える価値は近くても、ビジネスモデルの差で決定的な違いが生まれる。
当たり前なんだがアイディア自体では差がつかないけど、革新的なやり方で先日Black Rockからも出資を受ける会社になった。会社は10bnの評価。
個人的に印象的だったのは、Drop BOXが本当に硬派な会社だったこと。
It just works.とか技術的に複雑なプロダクトを、職人的に作り上げていく姿。
中途半端にいい商品よりも、2つか3つ圧倒的な機能を作ろうとするシーンなども印象的だった。

最後に超一流のVCで(Drop BOX株もいっぱい持っている)もある教授が一言。
「VCにおけるファイナンスの見方で大切なのは、最初の18ヶ月で資金を回収できるかどうか。
いい投資だと6ヶ月以内だ。」

Twitterは最初何年も収益出なかったじゃないかとか突っ込んだが、投資家からみたら上記のストーリーが描けるものは強いんだろう。

アントレ系の授業が面白すぎる。
記事の内容をアップデートしました。

いきなり12%って。。
トルコ債券市場全く詳しくないですがクラスのトルコ人に教えてもらいました。

•アルゼンチンのように外貨準備の水準が強烈に下がってしまうと通貨危機とかになるのでとりあえず国内にお金を縛るためにも金利を上げる(たとえUSTがQEの緩和で値段下がってもさすがに10%も金利が付いたらトルコに残るでしょ)。
•経常収支のところをきちんとしておけば、国内の通過は安定。
•トルコは経常赤字国。
•発行されているトルコ国債は平均約6年残存でデュレーションは4年程度(クーポンが低い日本とは違いますねこのあたり)
•国債の保有バランスは国内金融機関50%、海外25%、金融機関以外25%程度
こんな感じの模様(きちんと元の情報ソースみてないです、間違いあったらご指摘ください)。
•金融機関の平均保有年限は2年程度。つまり8%程度の債券資産が吹っ飛んだ。
•ただそれよりも通貨の引き出しの方を民間の金融機関も圧倒的に恐れているのでポイントは債券への心配ではないとのこと(トルコ人の同期談)

こんな感じみたいです。
同期がこんなところにいるとすごい助かるなと痛感してます。
読んで、自分を投影していき、考えると興奮して寝れなくなる変態ぶり。
最近は恐らくどの学校でもそうだが、アントレ=力の入ったコース。
Haasの当該コースもコロンビア、ハーバードでアントレの授業を担当したToby Stuartによって行われる。
ほぼ全ての授業がケースを用いて行われる。

第一回は1984年頃のゲームの立ち上げの話。

非常に面白かった。

主人公Aはゲーム会社の経営経験がある。
その中で他国でヒットしたゲームを自国に持ち込む。
ゲーム業界は流行り廃りが非常に早く、1年程度のサイクルで商品がかわる。
競合も多く、代替品となる娯楽もたくさんある。

その中で彼がどうやったのか?

①ベンチャーの機動力で一年のサイクルすら長いものにした。
一年って短いと思うが、企画からローンチまで3ヶ月という時間軸で彼は行った。
ベンチャーならではの機動力。最短距離を行くために、誰が必要なパートナーになるかを考えて、普通なら日和ってしまう相手にいきなり連絡している。経験や人脈があることも当然生きているが、力強く目的へと突き進んでいる。

②固定費の変動化
実際に顧客からオーダーを受けてからゲーム制作会社にオーダーを出すことで、初期の開発にかかる以外のコストを、固定費ではなく変動費化する努力をしている。もちろん信頼がないベンチャーの場合難しいのだろうが、クラウドアウトソースをいかにうまく使うかなどを今の時代になぞらえて考えさせられた。

③Term is Money
途中で利益を50:50でわける約束で重要な仲間を巻き込んでいる。ただよくよく契約をみるとSales Costという名目で、実際に売るAにお金がおちることになっている。Termに全て金銭は帰結する。VCとの関係などを考えると、どの部分の契約に気を配るべきなのか考えさせられた(引っかからないためにも)。

④Break Even
大手が達するべきBreak Evenと、ベンチャーのそれではポイントが全く異なる。
②とも関連するのだがベンチャー=リスクが高いというのはある意味正しくない。いまだ答えの出ていない不確実な部分のリスクは取るが(その部分のリスクはめちゃくちゃ高い)、それ以外の予想できる部分はできるだけ小さくしていく方法を考えている。固定費を落として、売らなければいけない個数を落とす。そういわれるとその通りだけど、リスクの考え方が変わった。

優秀なトレーダーほど持っているリスクは小さいという同期の言葉を思い出す。

次も二個も予習しないといけないけど楽しみです。
毎授業一言、言えるように頑張ってます。
なにも言えずに残り授業が30分になってからのあの緊張感。
まじはんぱなし。まだ4コマしか終わってないけど。