今日はアンジュルムのツアーライブツアー 2017秋「Black & White」の浜松公演に行ってきました。
このタイトル、前に推してたつばさFlyというアイドル(他記事参照)の1枚だけリリースしたアルバムタイトルと一緒なので、少なからず因縁めいたものを感じます。
浜松窓枠は有名なハコだけど、何気に入るのは初めて。
そもそもアンジュルムを初めて見たのは、今年8月のロックインジャパンフェス、通称ロッキンでのこと。
目的は欅坂だったのですが、ハロプロ好きの方からアンジュルムも見てねという話を受けて、一緒に行ってたみんなで見に行ったんですね。
その結果がこれ。
この日ロッキンでアンジュルム初めて見たひとは軒並み絶賛していましたが、すごくフェスと親和性があるというか、ロック好きにも響くいいライブだったんです。
それ以来ちょくちょくチェックするようになったんですが、ツアーがあってしかも浜松に来るというので、これは行くしかと思ってチケットを買った次第です。
昼と夜とあったので、なんとなく夜の部を選んでみました。
キャパが450程度とのことだったけど、自分の番号が357番というクソ番なので、とりあえず開場まで様子見。
入場してみると、400人ぐらい入って後ろはもう一杯になってしまいました。バンドと違って圧縮することがないぶん、荷物を持ったままとかサイリウム振ったりとかでスペースができてしまったのではないかなと思います。
自分もてっきりハコにロッカーが用意されているものだと思ったら、ロッカーもクロークも無し。
あ、クロークはあったのかもしれないんですけど、もう預けたところで変わらないだろうというのもあって聞きませんでした。
手提げの荷物を持ちつつ、なんとか前の人たちの頭越しにステージは見えるので、後方の少し高いところで直立不動で見ることに。
ライブの細かいことに関しては、通いなれてる人の何かを読んでいただいたほうがいいと思います。
何せ単独で見るのは初めてなので、アンジュルムそのものに関して思ったことを書いていきます。
とりあえず結論から言うと、こんな感じでした。
普段地下アイドル通ってるせいか色々な感覚がマヒしてしまっているんですが、「本物」に触れるというのは本当に大事なことだなと痛感させられました。
マジもんのプロですわ、彼女たち。
推しは船木結ちゃんです。ロリコンなので。
っていうか、開演前に推しの名前叫んでたヲタクにむすぶちゃんの名前呼ぶヲタク居なかったの何でですか? 次は自分が呼ばせてもらいますけどいいですか?
さて、もともとバンド全盛のころを過ごした世代ということもあってかバンドサウンドの縦ノリ系が好きなんですが、アンジュルムはやはり自分の好みに近しい部類のグループだなと思いました。
でも、単純な縦ノリじゃないんですよね。スマイレージ時代のかわいらしいいかにもハロプロっぽい曲もありアニソンもありで、それらが全部うまく合わさった絶妙なバランスの上に成立している稀有なものだと思うのです。
例えばロックアイドルなんかですと、当然ロックの文化が入ってくるわけですよね。モッシュやダイブ、圧縮とか。でもそういうのはない。
つまり女性や年長の方でも安心して見られる。これは結構大きな要素なわけで。
女性限定エリアもありましたが、そこ以外のフロアにも女性は点在してました。
そして、アイドルなので振りコピ勢やサイリウム勢もたくさんいるわけですが、彼らが決してそれ以外のことをしていないかといえばそうでもない。
それと今回近くにいた若い人たちのグループは、会話を聞いている限りロキノン系のバンドが好きそうな感じでしたが、彼らも声を出してコールしたり合いの手入れたりして、楽しく沸いていました。
そして終演後には大絶賛。
このように、老若男女が楽しめるライブというのはそれだけで貴重だし、価値のあるものなのではと思うのです。
アイドルのライブの理想形を垣間見た気がしました。
このツイートの前者はさておき苦笑、正直もう少し前に詰めてほしかったなと。
ハロ系は基本座席ありのライブが中心だと思うので、その辺の感覚が掴みにくかったのか、あるいは運営or箱スタッフのやり方の問題なのか。
もちろんバンドみたいに圧縮しろとは言いませんが、あと半歩でいいので詰めてくれていれば、だいぶ後ろのほうの人もステージがちゃんと見えたのではないかなと思います。
ライブハウスツアーならではの命題とは思いますが、これからのツアーでは改善されるといいですね。
これは某ひ○キュンフ○ーツ缶さんですねw 2013年ぐらいのヘブンズロックさいたま新都心でのワンマンの話です。
実はこの少し前に、ひ○キュン界隈とガガガSPとガーリックボーイズ(どっちもバンドです)が異色の対バンしたんですけど、この時はひ○キュンでももみくちゃになって、めちゃくちゃ楽しいライブだったんですよ。
バンドと対バンするぐらいのロック色を期待していったのに、いざ始まってみると推しジャン振りコピでどんどん下がってきて、ただでさえ人がいっぱいだったのに圧縮じゃなくて逆圧縮が起こるという珍現象に見舞われて、一緒に行ったヲタクと不満たらたらで帰った記憶が残っています。
閑話休題。
それと個人的に気になったのは、川村文乃ちゃん。
ロッキンでアンジュルム見てねと言っていたハロプロ好きの方から、彼女のことをロッキン後に聞いたのです。
なんと「はちきんガールズ」のメンバーで、ハロプロのファンだったと。
それで思い出したのが、ちょうど3年前ぐらいの2014年の秋、秋葉原のGOODMANというライブハウスに前述のつばさFlyのライブを見に行った時、対バン相手ではちきんガールズが出てたんですよ。
その日は個人的に思い出深い日なので、ライブハウスの名前までよく覚えています。
はちきんについては当時のメンバー個々のことは覚えてないんですが、MCで土佐弁を喋ってたことはすごくよく覚えています。
で、おそらくそこに川村文乃ちゃんもいたはずなんです。
その3年後、ハロプロのメンバーの一人として彼女がステージに立っているのを見に来ている。
これってすごいことだなと。ひとつのサクセスストーリーを、眼前で目撃した気がします。
そんなところで、今回初めて単独のライブを見たアンジュルム。
総合的に言えばめちゃくちゃ良かったですし、ぜひまた見たいと思いますし、年数回でいいから定期的に見たいなと思います。
とりあえずはおはスタのむすぶちゃん見ながらその時を待つことにします。
それにしても、ロッキン行ったからにはバンド見ようと思ったのに、結局アイドルに行っちゃう辺りがヲタクだなと思いましたまる