「私は、先代のような経営はしません。しかし指導はあなたから受けたい。」
先日、後継社長から、突然そんな過分なお言葉をいただきました。
最高に震える言葉です。
プロフェッショナル冥利に尽きるとは、まさにこのこと。
この二代目経営者の方は、先代への敬意と、
それとは別の「自分自身の足で立つ」という独立宣言を、
何かが触媒となって、突然、表意したのです。
続く会話の中で、山下事務所は、
二つの大きな信頼をいただいていたことを感じました。
1. 「違い」を認めてくれるという信頼
「先代とは違うやり方をする」という言葉は、裏を返せば、これまでの成功体験に縛られない新しい形を模索する苦しさを孕んでいます。それを伝えたのは、「この人なら、今の自分にしかできない経営の形を、フラットな目で見極めてくれる」という安心感を見出してくれたということでしょう。
2. 「不変の原理原則」への渇望
経営のスタイルは時代とともに変わりますが、ビジネスを存続させるための**「原理原則(例えば自己資本の重要性など)」**は変わりません。
「山下事務所から受けたい」という言葉には、やり方は変えても、外してはいけない経営の本質や規律だけは、厳しく、かつ「逃げずに」教え続けてほしいという切実な願いが見えます。これは社長就任の当初に口にした志です。まだ就任して2年ですが、志は、現在も変わっていません。
※地方の中堅企業において、先代のカリスマ性や「空気」を継承しつつ、自分の色を出していくのは並大抵のことではありません。その孤独な戦いの中で、**「とことん」「ひざずめ」**で向き合うことを宣言している山下事務所の存在は、二代目にとって、動いてはならない「座標軸」のようなもの。
天体でいえば、「北極星」のような存在にならななければならない。
それが、これからの会計事務所の使命だと直観しました。
すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!
いつもお読みいただきありがとうございます。









