O⋂ELUKE 

「一筋の光をもたらす者」という意味なのでしょうか。

生きる希望という願い、感謝が込められた造語かもしれません。

思いを言葉にする。言葉を事業にする。

それにしてもONEではありません。O⋂Eと表現されているところもミソです。

小文字の n ではなく、数学の集合で使うキャップを表しているのかもしれません。
OかつE…どういう心なのでしょう。そんな意味はまったくなく、

単に、LUKEのUを逆さまにして、デザイン性を楽しんでいるのかもしれません。
経営者に直接聞けば答えは直ぐにいただけるでしょうが、

社員さんの立場に立てば、気軽に聞ける話しではありません。

しかしだからこそ、素晴らしいことだなと感じました。

「何でこうなんだろうね?」そんな風に社長さん達が意識してくれたら最高です。

そうやって理念を知らぬ間に共有し、深めさせてくれる可能性のあるロゴ。

来店客にしてもそうでしょう。これってどういう意味なのかな?

通うたびに考えて、考えなくても目に入って、

いつのまにか信頼度が深まり、絶対のファンになってしまう。

それを狙ってこの表記にしたのなら、この経営者は達人です。

こういう妙は、AIにはできないことでしょう。

 

知人の開店祝いに伺ったときのフラグメントでした。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

ご本人からナマで体験と今の心情を伺いました。

成功した人の物語を聞く機会はたくさんありますが、

失敗の体験を伺うことは稀です。

その貴重な体験を今では生業にしているというのですから驚きです。

この方の芯の強さを感じました。

 

内容について具体的に触れることは控えますが、

なるほど、これなら潰れるだろうな…という決断と結果が満載されています。

戦争論では、成功体験からは学ぶものはないと教えます。

それが本当なら、失敗の本質を掴むことこそが、

失敗しないコツだということです。

失敗を学んでも、成功はしないかもしれません。成長もしないかもしれません。

しかし失敗はしない。これは真の強さではないでしょうか。

 

勝ち負けの世界でいえば、勝っていれば気持ちがよいでしょう。

連戦連勝となれば、負ける気がしなくなります。

そうやって有頂天になっていくことが、取り返しのつかない負けを呼び込む。

これは頭では理解できることですが、

実践の場で、連勝の心を制御することは難しいものです。

 

だから、聡明な人は、大きな勝ちを取りに行きません。

まだまだだ、まだまだだ、たまたま運がよかったんだ、私の力ではない…

そんなところに心を置いて、目に見えぬほどの一歩前進を繰り返します。

負けない経営を選択するのです。

先行きの不透明な社会。この時代を生き抜くために、

負けない経営へ、勝ちを取りにいかない経営へ舵を切り替えるときです。

 

その意味でこの本は、素晴らしいテキストになります。

 

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笑運会の会長の古希祝いに参加しました。

灼熱のなかでゴルフ。都心に戻って来て車を置いて宴会場へ集合。

18時乾杯。忙し過ぎます。70代の方の動きではありません。

5組のコンペでしたが、半分は70代。主役だけでなく、皆さまお元気。

そしてスコア。優勝は会長でしたが、39-38-77 準優勝が78 3位が79…

皆さん70歳台の方でした。信じられません。これが団塊の世代のパワーです。

 

あいさつで会長が座右の銘を話してくれました。

明元素感(めいげんそかん)

ご自身で作った言葉だそうです。

「生きててよかった!」そう言える人生を送るために必要な四字熟語。

そのようにご自身に言い聞かせて来たそうです。

・明るく・元気に・素直に・感謝。

さすがです。だからこの方は多くの方に愛されている。

70歳台の仲間から、アニキと呼ばれて親しまれている。

笑運会の会長を担って8年半。

この方が会長になってから笑運会は発展しました。

2年前には、500人を集める大落語会も催しました。

明元素感の日々を過ごすには、エネルギーが必要です。

かなりのエネルギーを必要とします。

どんな場所にいようと、どんな体調であろうと、いつも明るい。

絶えず元気に振る舞う。常に素直でいる。そして感謝を忘れない。

強い精神を持たなければこのようには振る舞えません。

強い精神の基はなんでしょう。そのように伺うと、

「笑いを運ぶんだよ。」と間髪入れず返ってきました。

自分が笑うだけではなく、他人に笑いを運ぶ。極意を授けていただきました。

 

笑運会の一員であれることに、感謝の晩となりました。

 

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『TKC基本講座』第5版』P.91

③問題発見能力を身につける

自分の中に、虚空のように澄み切った、塵一つも対象物がない世界があることを確証してみる必要があるのです。不断に、この境地にいる工夫を積んでいると、事物の真相を洞察する力、問題発見能力が自然に備わってしまうように、人間というものはできているのです。

今回の会議では冒頭、この部分を読み合わせました。

わが心のなかに、虚空の状態を造り出す。

造るというのは、正しい表現ではないかもしれません。

文中では「ある」という言葉が使われています。
いずれにせよそうした世界が、

私の心にもあるんだと確証することがはじまりになります。

確証したら、今度は、不断にこの状態を維持することを実践します。

 

不断というのは、切れ目なくということです。

すると、不思議や不思議、事物の真相を洞察する力、問題発見能力が、

自然に備わってしまうというのです。これは実践しないと損ですね。

しかも驚くべきことは、人間というものは、そのようにできているというのです。

なんとありがたいお言葉でしょう。

 

このありがたいお言葉を、どのように心に入れたか。

それがその後の会議の在り方を決定します。

いいかな?いいかな?ありがたく心に入れたかな?

参加者全員から感想をいただいて、準備万端、本会議に入りました。

 

さてどんな会議になったと思いますか。

実務家は実践することで価値を造り出すプロフェッショナルを目指します。

自覚している人と、自覚が足らない人の差がクッキリと浮かび上がります。

テキストを読んでから会議に入る面白さがここにあります。

ついさっき読んだことを覚えている人と、直ぐに忘れる人。

どっちの人も可愛い仲間です。早稲と晩成の違いです。

最後はどちらも必ず実る。

 

ただいつまでも初期指導状態が続く関与先の場合は、どうしますか。

人の成長は、気長に待つしかありませんが、経営の場合はどうでしょう。

金融機関は追い貸しをしたり、リスケに応じたりと気長になってくれますが、

会計事務所がその態度を模倣してよいのだろうか…

「二期連続で赤字を続けた場合は、顧問契約を解除する」と、

かつて契約書に謳っていた大先輩の事例を紹介し、この問題を深めました。

 

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今回お越しいただいた若き経営者。

金融機関が主催するニューリーダーズクラブへも所属する希望の星。

しかし経営が順調というわけではありません。

先代が全面的に信頼して任せていた経理担当者の横領により、

巨額の負債を背負うことになった企業の後継者です。

 

財務内容を拝見し、後を継ぐのはよした方が良いと率直に申し上げました。

しかし人の好い父を不憫に思うのか、「父を応援したい。」

「父の助けになりたい」を繰り返します。しかし一人では支えきれないと思う…

そこで力を貸してほしい…そんな出会いとなりました。

 

顧問をお受けするにあたり、条件をお示ししました。

まず経理は自分でやる。

将来、他人に任せるために今は自分で覚えることを第一に。

資金繰りも自分でやる。

毎日の収支を紙に書いて、3か月先の収支カレンダーを壁に貼る。

巡回監査を受ける。

巡回監査を受ける日を、半年ごとに前倒しにしていく。

赤字を絶対に出さない。

企業経営において赤字は悪だ、犯罪だという意識を心に植え付ける。

金融機関に毎月試算表を提出する。

巡回監査が終了したら、即座に最新の業績を金融機関に届け信頼を構築する。

 

どれも聴いたことの無い厳しい内容でしたが、

「それが出来たら、立派な経営者になれそうです!」

「ご指導よろしくお願いいたします。」とキッパリ応えてくれました。

 

そしてこの本をお渡ししました。

極意がすべて詰まったテキストです。

負の資産からはじまる2代目の経営。祈りに祈って飛翔していただきます。

 

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『世の先覚者として』

 

「今や、世はまさに複雑混沌の時勢である。

そして、正当の人生自覚をもたぬ人々は些細なことにも心の平静を失い、
憤怒の激情や煩悶や憂鬱の劣情に陥りやすい。

したがって、すなわちこのときこそ、人生真理をよく理解し、
かつ尊重するわれらが人の世の正しい先覚者となって、

できる限り平和に活きる人生のときの長からんことこそ、

真の人生の本来の面目であることを、
事実の行為を模範として明示すべきである。

またそれを われらの最高の理想とすべきである。

 

― 中村天風 ―  思想家 

            1876年7月20日 ‐ 1968年12月1日  

 

あえて自覚を放棄する人が溢れているのが、

この時代の世相かもしれない。

その様を眺め、その空気に浸り、傍観していてはならない。

無関心であってもならない。

経営者は、何時の時代にあっても先覚者である。

 

その偉大な方々に寄り添う会計人が例外であってよいはずがない。

さらなる覚悟が求められる。

 

― 経営マインド 310  ―

 

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地元の税理士仲間と、久しぶりに懇親を深めました。

同じ志を持った資格者と、飲んで食べて、語らえるというのは本当にありがたい。

心強くなることができます。TKC全国会では、入会3年未満の会員を特に、

「ニューメンバーズ」と位置付け、手厚くフォローする仕組みを備えています。

そのおかげで、業界のこと、実務のことがまったくわからなかったとしても、

3年後には、見違えるほどの実務家になってしまいます。

残念ながら、税理士会にその仕組みはありません。

税理士会は入り口から市場原理優先の競争社会。

TKC全国会は自利利他の世界。

同じ職業の選択といっても、入口が違えば出口はまるで異なります。

「発心、正しかざれば万業も虚し」まことに恐ろしい言葉です。

ニューメンバーズがいくら手厚い支援をいただけるとしても、

中には元気がなくなってしまったり、脱落してしまう人もいます。

そうした人の共通点で、目に着くのは、文句好きだということです。

誰かの発言に対しすぐに反論してしまう。自分の主張をして終わり。
正に対し反を返す。これはよいのですが、合に向かわないのです。

合を創造出来た人が、生き残る…

これがニューメンバーズ時代に、実際に見て学んだ法則でした。

正→反→正の人による合。

正→反→反の人による合。

正→反→正反の人による合。

このように、合の過程に3通りがあるとしたら、6人のうち2人は落ちていきます。

政治の世界では、この手続きを合意形成などと呼んだりします。

TKC理念と事務所経営。TKCシステムと事務所経営。税務当局と事務所経営。

提携協定企業と事務所経営。関与先企業と事務所経営。職員と事務所経営。

金融機関と事務所経営…

事務所経営と一口に言えど、さまざまなチャンネルの合意形成先があります。

つまりニューメンバーズ時代とは、合意形成能力を高める時代だといえるのです。

その大本は、TKC理念です。自分の心を理念に合わせられるかが、

成否のポイントになります。「二元相対的発想法を取らない」ことなのですが、

これが分からないと、苦労をします。

仲間と会うことで、当時の訓練を懐かしく思い出しました。

 

今回の懇親会で、感動した一コマを残しておきます。

ちょっと年上の仲間が「おい、Aちゃん、幸福そうな顔をしていないね。」と、

いきなり切り込んだこと。「ニューメンバーズ時代はかわいい顔していたけど、」

「ぜんぜん違う顔になっちゃったね。」

言われた本人だけでなく、周囲の仲間も驚いたことでしょうが、

何の悪びれもなく、そのように相手の心に飛び込めるもの同志だからです。

 

切り出した仲間は、きっと関与先にも同じように切り込んでいくのでしょう。

この勢いがなければ、巡回監査もシステムも現場に落とすことなどできません。

生ぬるい姿勢を正していただいた瞬間となりました。

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

最近、94歳にお会いする機会が続いています。

頭は冴えているが、体が効かなくなっていきて要介護3になった94歳。

足がまったく動かなくなったが、はってでもトイレいくという自律の94歳。

このほどようやくボケがはじまりましたと笑って話す94歳。

みなさんお元気です。

ゴルフに人生を捧げると、小説まで書けるようになるのですね。

しかも700編!ゴルフを素材にするだけで700もの小説が書けるものでしょうか。

愛するということと、集中するということは同じことなのかなと思わされます。

 

トーナメントプロではなく、レッスンプロでもない。

ゴルフに熱狂している作家の言葉。説得力ありますね。

正しいか、正しくないかではなく、納得させる力。

この人の仕事量こそが信頼性なのです。

 

中小企業が700回くらい巡回監査を受けたらどうなるでしょう。

58.333…年後の姿です。山下事務所はまだ開業30年。

これから28年後に700回を達成します。さらに参ぜよ30年…

教えの重みを感じます。まだまだ道半ば。まさにこれからなのですね。

 

幸い監査担当者は所長より若い人ばかり。

一緒に700回目を迎える大いなる楽しみがあります。

すばらしい未来に乾杯!

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

「今年も無事に決算を迎えることができました。」

感謝の晩餐会を催してくださる関与先さま。

本来は、社員と祝うことでしょう。ファミリーとも祝うはずです。

しかし真っ先に会計事務所に声をかけてくださる。

職業冥利につきる機会をいただいています。

担当の職員さんが、立派に巡回監査を遂行うしてくれている証です。

これまで意見聴取を3回受けましたが、いづれも調査への以降はありません。

そのように社会からの絶対的な信頼をいただいている自信と誇り。

創業100年企業の貫禄。謙虚に振る舞っても風格が漂います。

「さあ、食べましょう!飲みましょう!」

この一期に感謝して、来期への活力をここで養う。

この儀式を通して、会計事務所に誓っているようにも思えます。

襟が正される場面でもあります。

食べるにしても、飲むにしても、こうしたときの会食は勢いが大事です。

主催者の意向をすべて受け入れる。そして弾みをお返しする。

どこまで盛り上げるかが、来期を造る!そんな思いで臨みます。

今回は、心に刺さった監査担当者の言葉も教えていただきました。

もう何十年も前の言葉です。その言葉は経営者の心で生きていました。

心の中で種が芽生え、根を張り、枝になり葉を茂らせていたのです。

巡回監査が老舗企業の経営とともに育っていくあり様を感じました。

これなんですね。これが極意です!

 

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仲間がピッチの決勝戦に出場するというので、応援に行きました。

優勝したら賞金100万円です。登壇する本人はもちろん、

スタッフも緊張感一杯。臨戦態勢で臨みました。

 

いつも通りののびやかな声。圧倒的な熱量。

前後のプレゼンターがかすむほどの存在感。本人としては大成功でした。

しかし結果は、残念ながら優勝とはなりませんでした。

全力を出し切っての結果です。満足したことと思います。

何より、大きな気づきをもらうことができました。

知る人ぞ知る有名な審査員からでてきたストレートのフィードバック。


「あなたの応援への熱量やお人柄というのは
伝わってきますが、ビジネスピッチ的には全然ダメですね」
(グサッ)


太字は本人の記事からの抜粋です。

なるほどなと思いました。

ピッチとは、短時間でアイデアや事業内容を投資家や顧客に、

説明するプレゼンテーションのことです。

存在の圧倒的な凄さは伝わったが、

あなたに投資したい!という共鳴は起きなかったということです。

本人の感想を追っていくと、糸口が見えてきます。


私はこれまで「講演」は沢山してきましたが
「ピッチ」は初めてでした。

構成の仕方が全然違う!

講演は、ストーリーを大切にしながら
丁寧に感情を紡いでいき、
緩急を使い分けわけながら
ドラマチックに仕上げていく。

ピッチは、まず結論。
結論→なぜならば。
わかりやすさと、説得力が必要。


本人の独白によると、つまりこの人の話しは体験談だということです。

本人が経験してきた事実に基づくお話しの折り重ねですから、、

ものすごく聴きごたえがあるのです。聞いた人は必ず感動します。

しかしこれは過去から今という時間の流れなのですね。

こうして今、私はここにいます!という姿を見せて終わるのが、

この方の講演スタイルなのです。

 

ところがピッチは、今の姿から未来を創造させるもの。

これから何処へ行くのか。これならヒト・カネ・モノが動きそうだ。

それも急速に成長していきそうな気配がする。

こうした共鳴をおこさなければならないわけです。

巡回監査の父、飯塚毅先生は喝破されました。

「未来を創造するとは、現状を否定し、現状を踏み越えることである!」と。

 

このテキストに従えば、プレゼンターの現状は肯定されていました。

ですから未来を創造する方向には動かないわけです。これは悩ましい。

中小企業経営者が未来を創造できない理由の一つを垣間見ました。

今回のピッチで一番刺激をもらったのは私かもしれません。

これからカラオケに通ってピッチを合わせる練習をはじめます。

 

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