
経営支援セミナー2025まであと15日となりました。
開業30周年の記念セミナーです。大きな節目の回となります。
開業当時はバブルが崩壊して、底のしれない不景気に入ったと、
誰もが実感しだしたころでした。
その年のはじめ、地下鉄サリン事件という日本人が指導したテロがありました。
日本中が騒然となり、日本もいよいよお終いかと思われました。
そして3月。衝撃が消えないうちに、今度は阪神淡路大震災が起きました。
前代未聞の人災と天災が重なる年でした。
そんな年の夏にWindows95が発売されました。仕事のOSまで変わったのです。
人心の乱れ、天の怒り、社会システムのリセット…
思えば思うほど、とんでもない年でした。
しかしそれは、失われた30年の入口だったわけです。
そんな年に開業して、よくぞ30年間事業を営んでこれたものだと、
我ながら感心します。見守ってくださった多くの方々のおかげです。
守られて守られて守られ続けたのです。感謝の気持ちで一杯です。
しかしこの30年で、人の価値観はすっかり変わってしまいました。
共同体があって人びとはその中で暮らすというこれまでの価値に対し、
一人の人間が先ずありきで、共同体はその人間の集合体に過ぎない…
そんな価値観が台頭しました。価値観の多様化という言葉も生まれましたが、
人々の脳髄ではそれぞれの価値が混在したため、思考は混乱。
結果として、社会はまとまりがなくなりました。
端的には「普通はこうでしょ」という言葉が使えなくなりました。
日本的な常識が消えてしまったのです。
次元は異なりますが、伝家の宝刀、日本工業規格(JIS)がなくなりました。
本来、申告書はB5版でしたが、A4版に変わりました。
平安時代から続いていたという大蔵省というお役所も消えました。
そこから30年が経ちました。生成AIの時代を迎えています。
工場では、ロボットを身に着けて作業する労働者が誕生しています。
介護の現場も変わります。デフレの30年からインフレの30年に入ります。
インフレといいうのは、過去の価値が陳腐化していく経済です。
デフレは過去の価値が高まる経済ですから、変化の速度が遅いのです。
これからは早くなります。生成AIがその速度をさらに早めていきます。
これまでの30年を逞しく生き抜いてきた者たちにとって、
これからの30年は、その成果をテストする場のようなものでしょう。
わくわくしている人がたくさんいるはずです。
しかし既に年齢は嵩んでいる。ゆえに主役になることはない。
いぶし銀のわき役でドラマを厚く作り上げる役割がこれまでの30年組です。
従って、出番は主役よりたくさんあることでしょう。
準備して積み上げて最後の最後の花を主役に持たせる。
そんなこれからの30年です。つまり、30年を生き抜いてきた老人と、
これからの30年を生きる青年の呼吸があったとき、
日本は、これまでになかった繁栄を遂げることになるのです。
酸化して還元が起る。これまでの30年は酸化です。
30年という長い長い酸化が、とてつもない還元をもたらすのです。
これからの30年。日本は面白くなるでしょう。
その面白さが、世界を包んでいきます。
本当のJAPAN AS NO.1 の時代がやってきます。
職員さんとそんな語らいで盛り上がりました。
すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!
いつもお読みいただきありがとうございます。