何故、独りで歩いているのか 


かつては友人たちが溢れていたではないか


何故、独りになってしまったのか 


その人間性は多くの人の憧れではなかったか


多くの若者がその人間性を目指していた 


だが破壊され 朽ちてしまった人間性


涙が頬を流れる その人間性を愛した人の誰も 


これを慰めようとしない


愛することを貫くことは難しい 


愛は欺きを隠し いともたやすく敵になる


そこでは憩いは得られず 一層 苦しみに追い込まれる


集まってくる人が途切れても 荒廃は止められない 


人は呻(うめ)き 苦しみ悲しむ


苦しみ呻く人生を 引かれて行くしかない



写真:富士通株式会社サンプル



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人は独りでは 生きて行けない


独りで頑張ろうとしても 出来るものではない


だから共に生きようとする


でも なんて難しいことなんだろう 共に生きることは


気持ちが噛み合わなくなる


こうしたほうが良いのだろうと思ったことが 全く逆だったりする


相手のためにしたことが 裏目に出てしまい


全く 誤解されることもある 嗚呼 やっぱり独りが良かったのかと思う


でも 人は誰かに愛されなければ 誰かを愛さなければ


生きて行けない


愛することも 愛されることも 痛みを伴う


しかし こんな自分でも誰かに必要とされるから 生きようとする


必要とされない人は 決して誰もいない



写真:富士通株式会社サンプル 落日



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恋は わがままだ


恋すると 盲目になるとは 昔の人は良く言ったものだ


恋すると 隣りへの配慮が見えなくなる


「二人のため 世界はあるの」という昔の歌があった


ふざけるな これほど迷惑なことはない


とは言え 恋も必要だ 人間的な成長のために 熱く燃えろ


愛は 遠慮深い


隣りを配慮し 自分ではなく 隣りの人が中心になる


恋(エロス)も犠牲を伴う 自分のために 相手を


愛(アガペ)も犠牲を伴う 他者のために 自分を


他者のために 死に逝く人々のために生きたマザーよ あなたは大きい



写真:富士通株式会社サンプル すいれん



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共に生きることは 難しそうだ


やがてつい我侭も出る 本音も出てくる


それらを聞いて 平気ではいられなくなる


でも 共に生きているから 助け合えることもある


片方が立てなくなれば 肩を貸せば歩ける


そうだこういうのもあった




 ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い



倒れれば、ひとりがその友を助け起こす。倒れても起こしてくれる友のない人は不幸だ。



更に、ふたりで寝れば暖かいが/ひとりでどうして暖まれようか。



ひとりが攻められれば、ふたりでこれに対する。三つよりの糸は切れにくい。」(コヘレトの言葉)



写真:富士通株式会社サンプル 冬



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枯れかけた紫陽花の花を切っていたら


大きなカタツムリが動いていた 今年は雨が多いから快適かな


でも 人間という危険が迫っているのに 急いで逃げない


他の昆虫なら 飛んで逃げる 急ぎ足で逃げる


でも 何も迫ってはいないかのように 悠々とゆっくりと進んでいる


つまんで別の場所に移してあげた


逃げようとするものには 急いでつかまえようとするのが


人間にも本能として残っているようだ


だが 開き直ってじっとしているものには


じっくりと観察して そのあとは もう何もしない


困ったときには じたばたしないことだね



写真:富士通株式会社09.07.29




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朝、外で体操をしていると 「ヤブカ」が腕に留まった


人の血を吸って生きようとしている


悪いが とっさにはたき潰した 皮膚に死骸がくっついた


シュヴァィツアー博士は アフリカの地で 「カ」にその血を


プレゼントして吸わせたと 子どもの頃 偉人伝で読んだことがある


「カ」は人の血をすって生きようとしている


生きるって そんなに綺麗なことでないかも知れぬ



綺麗に生きようとすれば 多分 人は生きては行けぬ


わたしたちは 誰かの生き血を吸って生きているのだ


誰かの生き血がなければ 実は生きては行けぬ


誰かを犠牲にし 誰かの犠牲となり 生き血を吸い吸われ


人前では 口に滴(したた)る生き血を拭いて 綺麗に向き直り


綺麗に生きているかのように振舞う それで良いのだ


人間は何者なのか知っている それほど期待はしてない


それほど期待はしていないが 何とか生きる力はある

愛することは 自分を低くすること


愛することは 自分が損をすること


愛することは 相手をほめること


愛することは 相手が豊かになること


恋することは 自分が幸福になる


愛することは 相手が幸福になる


恋することと 愛することとは違う


愛することと恋することの区別が出来ない人は不幸だ



写真:T.I



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貧し過ぎて食べるものにも事欠くと 人は卑屈になる


豊過ぎてものがあふれると 人は傲慢になる


弱過ぎると 人は臆病になる


強過ぎると 人は他人の痛みがわからなくなる


食べ過ぎると 人は病気になる


飲み過ぎると 人は狂う


過ぎては 何事もよくない


そこで人は普通を願うが なんと難しいことか



写真:T.I



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信じられることによって 人はまっすぐに歩こうとする


信じられることによって 人は強くなろうとする


信じられることによって 人は明るく希望に生きようとする


信じられることによって 人は苦しい壁を乗り越えようとする


信じられることによって 人はあの人を裏切ってはならないと思う


信じられることによって 人は生きようとする


だから わたしは人を信じる 何度だまされても


友を裏切ったことがあるから一層のこと そう思う


その傷は 忘れかけた頃 うずく



写真:T.I



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