シード確保で崖っぷちの石川遼、予選落ちに弱気の虫、今まで何をしてきたのか… | ゴルフ大好き どらちゃんブログ

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世界ランキング上位選手のみが出場できる世界ゴルフ選手権、
ブリヂストン招待で、世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)が
通算79勝目を挙げて賑わった傍らで、米ツアーのリノタホ・オープンが
8月4日まで米ネバダ州のモントリー・クラブで開催された。
レギュラーツアーが残り少なくなる中で、来季の優先出場権を懸けて
大事な試合と位置づけられた。

 前週の世界ランキング158位(最新では163位)と精彩を欠く石川遼は
リノタホに回った。
有力選手が留守の合間に稼げる賞金、フェデックスポイントは稼ぎたいところだったが、
あえなく予選落ちした。
標高1600メートルの高地で、第2ラウンドはショットの距離感が合わず
「修正が途中から利かなかった」
うえに、パッティングも
「距離感が合わずに自信を持てなくなってしまった」
とすっかり弱気。
これであと2試合になったレギュラーツアーの出場で来季のシー ド権を掌中にできるのか。

 今大会は通常のストローク方式ではなく、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、
ボギーはマイナス1点など決められた得点で争われる。

 石川は第1ラウンド、5バーディー、4ボギーを奪い、6ポイントで27位につけた。
「バーディーをたくさん取れてポイントを稼げたので良かった」
と喜んだ。
ただ、バーディーを量産したのは前半で、後半の9ホールは1バーディー、3ボギー。
「風はしっかり読めていたが、どんどんグリーンが硬くなってピン手前に落ちたのが
奥にこぼれたこともあったし、最後の5ホールくらいは難しかった」
と話していた。

 この言葉が第2ラウンドで崩れる前兆だったと思えば、納得できる。
「高地ということを計算に入れて打ったが、それでも奥め、奥めに行った」
と石川は振り返った。
つまり、通常の番手の距離感では頭に思い描いたマネジメントで
ゴルフがしきれなかったのだ。
となれば、イライラは募る。
355ヤードの4番で第1 打にドライバーを持ち、
残り30ヤードの第2打を2メートルにつけながら、バーディーパットを外すと、
「チッ」と大きく舌打ちした。

 修正しきれない自らのゴルフに、あきらかに冷静さを失っていた。
1バーディー、4ボギーで迎えた13番(パー5)ではセミラフからの第2打を木に当てて
ロストボールとし、9メートルのボギーパットを決めきれずにギブアップ
(ダブルボギー扱い)。
緊張感の糸が切れたか、その後は4連続ボギーとずるずると後退するのみだった。
「できることは今まで最大限やってきた。それでこれなので…」
と自信も喪失状態になってしまったのも無理からぬところ。

 捨てる神あれば、拾う神あり。
落ち込む石川に、救いの手が差し伸べられた。
今季メジャー最終戦である全米プロ選手権に特別推薦で出場できるようになったのだ。
本人は
「正直、驚いている。
出られないと思っていたし、ここまで(出場資格が)下がってくるとは思わなかった」
と話すのも無理はない。
それはそうだろう。
今の石川はフェデックスポイントランキング158位で、
賞金ランキングも153位なのだから…。

 ただ、全米プロは厳しいのが現実だろう。
平均スコアは71・875の163位。
今季不振の最大要因であるパッティングでは、
スコアへの貢献を示すストローク・ゲンイド・パットはマイナス0・661で183位である。
最近は本人も認めるほどドライバーの調子は良い。
ショットの正確性を示すパーオン率も 66・13%で75位と決して悪くはない。
「チャンスをもらったと思って頑張りたい」
のが正直なところだろう。全盛期には数々の奇跡を演じてきた石川だけに…
と期待したい。


【産経新聞】