西川美和監督作品【夢売るふたり】 | べっぴん典ちゃんのブログ

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こんにちは照れ


三連休の中日の日曜日。昨夜は、なかなか寝付け無かったけど、今朝は寝坊が出来て爽快〜〜てへぺろ


さて、久しぶりの邦画を観ました。
2012年製作、西川美和監督、阿部サダヲ、松たか子主演の
【夢売るふたり】





東京の片隅で、繁盛している小料理屋を営む貫也、里子夫婦。

しかし、調理場から出火し店が全焼してしまう。



夫婦は、失意の底に。里子がラーメン屋に勤めだし、貫也は、真面目な里子に対して捻くれた態度を取るようになる。




ある日、常連客の玲子(鈴木砂羽さん)が不倫関係にあった男性が眼の前で事故に遭い男性の妻から、不倫の精算の為の大金を受け取る。

そんな頃、偶然にも貫也と道で会い、互いにその夜、酔った勢いで肉体関係を結び、帰り際に貫也は、封筒に入った大金を受け取る。

里子は、貫也のこの話を聴いて、二人して心の隙のある女性達をターゲットにして結婚詐欺をする。

全ては、店を再開させるのに資金調達の為。



しかし、嘘で塗り固めた二人は、次第に歯車が狂い始めてくる。





貫也が女性を騙す目的で近づきお金をせしめ、借用書を交わし、自宅の壁に何枚も貼り付けてあったけど、返済するつもりがあったのかなぁ。ともとれるが・・・・

店を再開させたら、徐々に返済する?

なかなかそこんとこ、観ていて気持ちが読めなかったけどね。

銀行も貸してくれないなら、クラウドファンディングって、方法もあったのに〜!とふと、思ってみたり。

しかしねぇ。騙されているのに、何人かの女性は、騙されているのを気付かない。というか貫也の憎めない人柄もあるのかな。

人というのは、自分を理解して話を聞いて心を寄せてくれる人に簡単にお金を払うっていう事なんだなぁ。とつくづく思いました。

自分は、どちらかと言うと聞く立場ですけどね。でも、長々と同じ話を1時間以上聞くのは辛い。

いつも愚痴とか言いたい人には、ハイ、15分なら時間があるよ。と言ってみてます。私の時間を奪われたくない気持ちと私は、貴女のゴミ箱とは思われたくないから。


解決するのは、本人自身であり心を整理するために人に話を聞いてもらうだけだと思います。


心の隙間を誰かに埋めてもらうのは、ちゃんと貴女を思っている人かお金を払ってそういう仕事の人に聴いてもらうのが一番いいかと。

搾取するのは、お金ばかりとは限らず、肉体関係を持ち込むという詐欺かも知れません。

結婚詐欺には、くれぐれも御用心下さいませ。

マッチングアプリで結婚した人も昨今は多いと聞いております。

世の中、変わったねニヤリ