時代劇専門チャンネル、1981年度版、大川橋蔵さん主演の数少ない股旅時代劇。
【沓掛時次郎】
画像は、ネット検索でお借りしました🙇
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信州の沓掛時次郎(大川橋蔵さん)は、一宿一鈑の恩義の義理立てで、草鞋を脱いだ貸元が敵対する組の残党である三蔵(林与一さん)を殺す為に 手下の百助、半太郎の助太刀をするという成り行きになった。
三蔵と女房のおきぬ(山本陽子さん)、息子の太郎吉
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時次郎は、三蔵を斬り殺した。百助と半太郎は、おきぬと太郎吉も手に掛けようとしたのに腹をたて、百助と半太郎を追っ払う。三蔵は、死ぬ間際におきぬと太郎吉の事を時次郎に頼んだ。そして、三人は、おきぬの故郷の中津川を目指して旅立った。
しかし、時次郎が酷い熱にうなされて小屋へ隠れる。
おきぬの献身的な介抱で時次郎は、回復するも追っ手がやってくる。
旅の宿では、宿賃が溜まり、おまけにおきぬが倒れる。医者にみせるとおきぬは、亡くなった亭主の子供を宿していた。
おきぬをなんとか無事にお産をさせる為、出産費用を稼がねばと時次郎は職探しに出掛けるもなかなか思うようには見つからない。
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人の良い宿の主人が見つけてきた仕事は、助っ人仕事だった。それも一両という条件つき。
おきぬには、自慢の流しの歌で稼いで来ると言って嘘をつき、助っ人仕事に出掛けるも時次郎が戻って来た時には、おきぬの病状が急変し、帰らぬ人となった。
時次郎は、おきぬの供養をすませた後、太郎吉を連れて又、旅に出る。
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この時、橋蔵さんの年齢は、50代位だと思いますが渋いお顔が凄く素敵でした。
銭形平次の時のこざっぱりしたかっこよさとは一味違い、股旅やくざ役の人生の艱難辛苦を経験した男のうら寂しさが背中に宿っておりました。橋蔵さん良いわぁ😃
おきぬ役の山本陽子さん、亭主を殺されるが旅をするうちに次第に時次郎との情愛が育まれてきて、言葉には出来ないひとことを互いに感じあっていた。
弱くて頼りなげな女の顔を演じてみえました。山本陽子さん、どちらかといえば粋で強気なお姐さんというイメージでしたが こんな演技も新鮮でした。