【古畑任三郎シリーズ一挙放送】動く死体 | べっぴん典ちゃんのブログ

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こんばんは😃🌃



日本映画専門チャンネルにて、ゴールデンウィーク、三谷幸喜脚本【古畑任三郎ドラマシリーズ】の一挙放送をしておりました。









しなやかな立ち振舞い、理知的な推理力で、犯人を追い詰めていく刑事・古畑任三郎役の田村正和さん主演のミステリードラマ。




堺正章さんをゲスト主役に迎えての
【動く死体】




堺正章さんが六代目中村右近役、歌舞伎役者さながらの素晴らしい演技力で、目を見張りました😃



画像は、全てネット検索でお借りしました🙇



菊谷での義経千本桜の舞台。堺正章さんの白塗り化粧姿からドラマは始まります😃







事の発端は、楽屋に来た警備員の野崎(きたろうさん)が中村右近が仕出かしたお婆さんのひき逃げ事故の口止め料を返しに来た件だった。野崎が警察に行くと言い、右近と揉み合ううちに机の角に後頭部を強打し死んでしまった。



右近は、舞台がはねてから、一旦 買い物に出て、そっと自分の楽屋に忍び込み、お茶漬けをすすってから、死体の後始末をする。




楽屋から野崎の体を引きずったり、背負ったりしながら舞台の奈落へと運ぶ。



舞台装置のすっぽんを使い奈落から舞台へとせり上げ、あたかも天井のすのこからの転落死に偽装工作し、野崎の腕時計を叩いて破壊した。




全ての偽装を終え帰ろうとするも捜査に来ていた古畑にばったり出会ってしまう。






古畑刑事、右近と真っ向勝負。警備員が持っている懐中電灯が行方不明だと言う。



そして、楽屋に入り、わざと古畑が持ってきた懐中電灯を椅子の横に置き右近の慌てる反応をみる。



茶菓子を出そうとして慌ててひっくり返し畳にばら蒔いてしまうがついでに懐中電灯を後ろ手に隠したものの落として電池が抜け落ちる。其れを瞬時に拾い上げ台所の引き出しに隠した。




古畑は、その行為を見て十中八九 右近が犯人に違いないと推理。



しかし、決め手は、右近がすっぽんを使い死体を舞台までせり上げたまではいいがすっぽんの降ろし方の操作を知らなかった為に せりあげたままの状態にしたせいだった。



古畑が舞台関係者なら誰でもすっぽんの操作が出来ると知り、古畑自身が教えて貰う。



そして、右近に操作をやらせてみるという追い詰め方をする。



右近は、せりあげる事を知ってはいたが本番では右近自身が舞台に上がってしまえば役者は其のまま舞台上に居るので、下げる事はスタッフの仕事。なので本人は知らなくても問題はない。




皮肉にもこのすっぽんを設置するようにしたのは、右近本人だった。




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田村正和さんと堺正章さん、芸達者なお二人の心理戦が見応え充分でした。



堺正章さんのマルチな魅力を堪能出来る第2話【動く死体】でした。




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閑話休題



もう、紫陽花の小さな顎が少しずつ開いておりました。







夕飯は、久しぶりにハンバーグ😍
茄子の生姜煮、烏賊リング、サラダ、野菜と卵スープ





いただきます🍴🙏