南インドの風をお届け、ミールス会。 | 副調理係の生き様    

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インズヤンズ梟城、オーガニック料理教室「白崎茶会」の副調理係によるブログ

現在鋭意開催中の、

白崎茶会・南インドベジタリアンミールスの会

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どのような内容なのか、少しご紹介しようと思います。

茶会式の南インド料理のコンセプトは、

何と言っても、

普段茶会で使用しているオーガニック食材+αで作る事ができる

という事です。

そして、いつもの日本の伝統調味料を使っているので、

日本のごはんにとっても合います。

入手困難な食材や、普段の料理には使えない調味料は使用しません。



そうは言っても、南インド料理に仕上げたい!

そこで、南インドの風を感じさせてくれるアイテムを、ご紹介しています。


南インド風香味油(テンパリングオイル)

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この香味油を使えば、どんなシンプルな料理も、南インド風に!

厳選した数種のオーガニックスパイスで作る南インド風香味油は、

いつもの料理に風味を加えてくれる便利なストックアイテムです。


使用するオイルは、もちろん「圧搾絞り油洗いの菜種油」

シンプルなカレーや野菜炒めも、

このオイルで作れば、どこか異国を感じさせるワンランク上の仕上がりに。


実はとってもお薦めなのが、

もやし炒め!

香味油でもやしを炒め、仕上げに醤油をサッとまわして完成!

なんと醤油との相性もバツグンで、あたたかいご飯に合うのです♪




インド料理というと、

数々のスパイスを揃えて細かい配合で作らなくてはいけない、、

そんなイメージがあると思います。

が、実はとーってもシンプルで、自由なんです。

今回登場するスパイスは、たった3種類

難しいスパイス使いはありません。

使い方と特徴さえ知っていれば、とても気軽に自由に使いこなせます。





こちらは、キャベツのポリヤル

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ポリヤルとは、蒸し炒めのこと。

色んな野菜で作れるのですが、今回はキャベツです。

実は、1クラスに有機キャベツを約3玉も使って山盛り作っています!

こんなに食べられるのか?と一瞬思うのですが、

毎クラス、真っ先に完売するのがこのポリヤルです。

プレートの中に、ひとつフレッシュで優しい味のものがあると、良いんですよね。

キャベツの甘味とマッチするスパイスと共に蒸し上げます。




そして、今回のミールス会は、食堂スタイルで、

自由に取り分けていただきます!

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南インドの定食屋さんが本当に好きで、よくその情景を思い出します。

どのお店もおかわり自由で、

減ったそばから頼んでもいないのに次々とお代わりを盛りつけてくれるのです。笑

お腹いっぱい食べて、もう食べられない!という位食べるのですが、

さすが豆と米と野菜の料理

ぜんぜんもたれず、身体が重くならないんです。


そんなインドの雰囲気を少しでも取り入れたくて、

食べたいだけよそって、お代わりしていただくスタイルにしました。


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茶会式南インドミールスです。

ミールスとは定食のことです。

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ステンレスの器には、南インドの味噌汁「サンバル」を。

このサンバルも、「にっぽんのサンバル」と名付けて、

日本の食材で作る方法をご紹介しています。

サンバルは、表現のしがたい味なのですが、とにかく美味しい!です。

私は、このサンバルをごはんにかけて食べるのが大好きです。

サンバルに、ワダ(豆ドーナツ)を浸して食べるのも最高です。

奥にあるのは、ココナッツチャツネ。これもとってもお薦めです。


全体的にオイル少なめヘルシーで、辛すぎないので、

するすると食べられます。

代謝が良くなり、食べた後には何だかスッキリします。



プレートに全て盛りつけて、

混ぜながら食べるのが南インドスタイル。

一緒に食べることで、新たな美味しさが生まれるから、とても楽しいのです。




今週末に、最後の追加クラスを3クラス開催します!

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。





※おまけの写真

南インド、カンニャクマリのとある食堂で食べたミールス。

バナナの葉っぱに盛りつけられた、料理!

最高です。

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ケーララ州アムリタプリーの風景。

ケーララとは「ココナッツの地」の意味というだけあって、

どこまでも続くヤシの木。

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